CPU性能比較表を作りました【2023年最新】

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管理人管理人

当記事では、最新のCPU性能比較表を紹介しています。新旧合わせて軽く100種類を超えるCPUが存在しています。当ページではその中からBTOパソコンに搭載されている主流モデルを厳選して紹介しているのが特徴です。古いCPUの性能についても網羅しています。

Intel製CPUは第十三世代まで、AMD製CPUは第五世代までそれぞれ最新のモデルを掲載しています。基本的にBTOパソコンで搭載されているCPU=最新のモデルという形で考えても良いでしょう。これから新しいパソコンを購入する上でCPU性能をしっかり確認しておきたいという方やCPUを基準にBTOパソコンを決めたいという方向けのコンテンツです。

また、自作でCPU性能を把握しておきたいという方にも最適です。CPU全体で見るともっと数はあるのですが、売れているBTOパソコンに搭載されているCPUに絞ると限定されていますので、選びやすいと思います。デスクトップ向けCPUノートパソコン向けCPUに分けてまとめています。

CPU性能比較表(Intelデスクトップ編)

各項目の詳細はページ下部にて解説しています。わからない項目がある方は是非参考にしてくださいね。性能の項目などソートで並び替えることが可能です。リセットしたい場合はF5で更新していただくと初期の並びに戻ります。

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価格は2023年04月01日時点の最安値価格を掲載しています。性能はi9>i7>i5>i3>Celeronとなります。Ryzenシリーズは9>7>5>3>Athlonです。Ryzenの場合はL3キャッシュ大容量モデルなど特殊なCPUもあります。ゲーム用途においてはIntel製CPUが人気です。基本的には世代が新しいCPUの方が高性能です。ときに型番を超えて性能が上がることがあります。

例えば、Core i7シリーズとCore i5シリーズでも第七世代のCore i7-7700よりも第九世代のCore i5-9400Fの方が性能が高いといったことが起こり得ます。ただし、Celeronなど低性能のCPUの場合世代ごとの性能差が少ない傾向があります。この辺りは明らかにCore iシリーズと明確な壁があります。

Ryzenシリーズは、第四世代(Ryzen 5000番台)になってさらに人気が出てきました。コストパフォーマンスの高さに定評があるCPUとなっています。第五世代Ryzenシリーズ(Ryzen 7000)もリリースされてパソコン業界は盛り上がっています。最近はコスパよりも性能を重視した戦略に変わってきているようです。ゲームプレイ時などはパフォーマンスを発揮できないことがあります。初心者向けではない側面があります。

それでも第五世代Ryzenシリーズになって弱点は克服されたように思います。AMD製CPUを搭載したBTOパソコンの数も増えてきています。こだわりがある方やコストにこだわりたい方は選択肢に入るでしょう。Ryzen 9 7950X3D・Ryzen 9 7900X3D・Ryzen 7 7800X3Dはやや特殊なモデルでゲームプレイに特化したCPUです。L3キャッシュ容量が多くより高いフレームレートが実現可能です。動画編集などの用途ではややパフォーマンスが劣ります。

Ryzenの特性としてはマルチスレッド性能が高いことです。より負荷の高いアプリケーションを快適に行うことが可能です。Ryzen 9 7950XやRyzen 9 5900Xは非常に高いマルチスレッド性能を持っていてIntel製CPUと比べた際の強みになっています。メインストリームのCPUで最大16コア32スレッドというのは脅威です。それでいて価格が控え目なことから人気があります。その後Intel第十二世代Core iシリーズが登場したことでマルチスレッド性能でも強みがなくなってしまいました。その後継モデルであるIntel第十三世代Core iシリーズはより高い性能を発揮します。IntelとAMDのライバル関係はこれからも続くでしょう。

CPU性能比較表(ノートパソコン編)

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ノートパソコンを選ぶ際の注意点を一つ挙げておきます。それはデスクトップパソコン向けのCore i7とノートパソコン向けのCore i7ではスペックが異なるということです。ノート向けモデルはクロック周波数が低くTDPも抑えられています。同世代で比較するとデスクトップパソコンの方が圧倒的に性能が高いです。それは発熱や大きさの制限を受けずに最大限アーキテクチャの性能を引き出せるからです。

意外とこの点を勘違いしている方が多いですね。例えば、Core i7-13700KとCore i7-13700Hを比較すると前者の方が性能が高いです。50%程度の性能差があります。消費電力を上げてクロック周波数が高いことからもわかると思います。Core i7-13700Hは、Core i5-13600Kよりも20%程度劣ります。

ノートパソコンの場合Core i7だからといって過信をしていはいけません。それほど発熱というのは大きな課題なのです。グラフィックボードでもデスクとノート差は大きいですが、CPUはまだまだ追いついていないのが現状です。今後の伸びしろがあるところですね。

用途別おすすめCPU

パソコンの用途別におすすめのCPUを紹介しています。CPUは、パソコンにおいて最も大切なパーツの一つです。3Dゲームや3Dデザインなど特殊な用途を除けば、ほぼCPUの性能で全てが決まると言っても過言ではありません。安いからと言って妥協してしまうと満足のいく作業が行えなくなる可能性がありますので、慎重に決める必要があります。

Youtube視聴・ネット閲覧など

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Youtube、ニコニコ動画、Gyao!、Hulu、Netflixなどの動画視聴を行いたい方向けにおすすめのCPUをまとめています。また、動画視聴と同時にブラウザでネット閲覧をしたい方にもぴったりです。これらの使用ではそれほど高いCPU性能を必要としませんので、コストを抑えることができます。CeleronやCore i3シリーズでも対応できます。メモリは8GB以上ある方が安心して使用できると思います。

>>>>>動画視聴向けのおすすめPCを見る

ピックアップCPU

  • Core i5-13400
  • Core i3-13100
  • Ryzen 5 4500
  • Pentium Gold G7400
  • Celeron N4100

動画編集

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動画編集で使用するソフトウェアでは高いCPU性能を求められます。性能が高ければ高いほど効率的に作業を行えますので、予算が許す限り高い性能を持っていると良いですね。ノート向けモデルならCore i7シリーズを選択しておきたいです。メモリ容量が多い方が有利です。

>>>>>動画編集向けのおすすめPCを見る

ピックアップCPU

  • Core i9-13900K
  • Core i7-13700K
  • Core i8-13700
  • Ryzen 9 7950X
  • Core i7-13700H

ゲーム

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最新のタイトルを快適に、高解像度でプレイしたいのであれば性能の高いCPUが必須です。ゲームでは高性能なグラフィックボードを搭載しますので、ボトルネックが起きないようにバランスを考えることも大切です。最低でもCore i5シリーズ以上を選択すると良いと思います。Ryzenシリーズでは3D V-Cacheテクノロジーを採用したRyzen 7000X3Dがおすすめです。ノート向けモデルならCore i7-13700H/Core i7-12700Hが人気です。

>>>>>ゲーム向けのおすすめPCを見る

ピックアップCPU

  • Core i9-13900K
  • Core i7-13700
  • Core i5-13400
  • Ryzen 7 7800X3D
  • Core i7-13700H

各項目の詳細

テーブルの各項目について詳しく見ていきましょう。ある程度わかっている方は飛ばしていただいても問題ありません。もっと詳しくCPUについて知りたいという方は是非参考にしてくださいね。特に重要な項目については色を付けて強調しています。

型番

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CPUの型番を表示しています。型番の見方は上記五つの項目を押さえておくと良いですね。①ブランド名、②シリーズ名、③世代、④製品番号、⑤規格となっています。③について、現在最新なのは第8世代で、Core i7-8700やCore i5-8400などがあります。④について製品番号につて数字が大きいほど性能が高くなります。例えば、Core i5-8400よりもCore i5-8600Kの方が性能が高いです。⑤について、Kはオーバークロック対応、Uは省電力など様々な規格があります。

性能

対象CPUの総合性能を数値化しています。実はCPUの性能はコア(スレッド)やクロック周波数などである程度把握することができます。ただし、初心者の方が具体的な性能を理解することは難しいです。グラフを活用することで直感的に性能を把握することが可能です。

価格

2022/11/12時点での価格.comやAmazon.co.jpでの価格を計算しています。ノートパソコンに関してはIntelのHP記載の参考価格を引用しています。価格は常に変動しています。単体で購入検討中の方は購入前に最新の価格をチェックしてみてくださいね。

コードネーム

開発コードネームはプロジェクトの開始時に付与される名称です。基本的には世代を表しています。「Coffee Lake-R」は第九世代CPUのことで2018年10月に登場したアーキテクチャーです。「Coffee Lake」は2017年10月に発売されました。「Kaby Lake」は、第七世代CPUのことで 2016年8月に発売されていました。今はIntel第十二世代の「Alder Lake」と第十三世代の「Raptor Lake」の二つが主流です。

コア(スレッド)

これがCPUの性能と言える部分です。コア数とは、簡単に言うとCPU内部にある演算処理を担う回路のことです。今は4コアや6コアなどコア数が多くなっています。コア数が多ければ各コアが様々な処理を同時に行えるということです。また、スレッド数は1つのコアが行える作業の数となります。空いているコアを無駄なく使用できますので、効率的にパソコンが使用できる仕組みになっているのです。

Intelは、Alder Lake世代から二つのコアを組み合わせたハイブリッドコアアーキテクチャを採用しています。これまでのコアに相当するPコア(パフォーマンス)と効率性を重視したEコア(エフィシエント)です。ハイブリッドコアアーキテクチャを採用したことで競合モデルであるRyzenシリーズと比べても見劣りしないパフォーマンスを発揮するほどになりました。

クロック周波数

定格クロック周波数及び最大クロック周波数をまとめています。クロック周波数、CPUの性能を表す一つの指標です。クロック周波数が何を表しているかというと、1秒間の振動数(ONとOFFの切替)を表しています。クロック周波数が高い方がより速く処理を行えます。定格クロックは全てのコアが稼働している時のクロック周波数です。

最大クロック周波数は条件次第で実現できるもっとも高いクロック周波数となります。最近はクロック周波数を引き上げることで性能を高くすることが多いです。消費電力が上がってしまうのがデメリットです。各メーカーは、プロセスの微細化などによって省電力性を高めて対応していますね。

TDP

TDPとは、消費電力のことを示しています。英語では、Thermal Design Powerと言います。性能が高くなるほど消費電力が高くなる傾向にあります。ノートパソコン向けモデルでは省電力が魅力の規格「U」が人気です。消費電力が少なければバッテリー駆動時間が長くなります。

なお、Intel製CPUではTDPという概念を使わなくなっています。代わりにPBP(Processor Base Power)とMTP(Maximum Turbo Power)という言葉が使われています。前者はプロセッサーのベースパワーで従来モデルのTDPに該当します。後者は最大ターボパワーでいわゆるPL2(Power Limit)です。

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