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当記事では、「Core i7-9700の性能スペックと搭載BTOパソコン」を紹介しています。このモデルの登場で第九世代のCPUが揃う形になりました。8コア8スレッドと前世代のCore i7シリーズよりも物理コアが増えたことでCPU性能は向上しています。
前世代からでも性能差を体感しやすいと思います。高性能なCPUを探している方は必見です。スペック的に違いはありませんが、末尾に”F”を冠したオンボードGPU非搭載モデルもあります。
Core i7-9700のおすすめ用途
RAW現像 | 動画編集 | デザイン | DTM | CAD | マンガ | ゲーム |
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☆ | ◎ | ☆ | ◎ | ◎ | ☆ | ☆ |
Core i7-9700の基本スペック
i7-9700 | i7-9700K | i7-8700 | |
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コードネーム | Coffee Lake-R | Coffee Lake-R | Coffee Lake |
コア/スレッド | 8/8 | 8/8 | 6/12 |
ベースクロック | 3.0 GHz | 3.6 GHz | 3.2 GHz |
ターボクロック | 4.7 GHz | 4.9 GHz | 4.6 GHz |
内蔵GPU | UHD Graphics 630 | UHD Graphics 630 | UHD Graphics 630 |
L3キャッシュ | 12MB | 12MB | 12MB |
TDP | 65W | 95W | 65W |
単体価格 | $323 | $374 | $303 |
搭載PC価格 | 82,800円~ | 99,980円~ | 82,980円~ |
前世代のCore i7-8700と比較するとコア数が33%アップとなっています。スレッド数は33%ダウンの8スレッドとなっているもののやはり物理コアが多いことでCPUパフォーマンス的には有利だと言えます。ベースクロック0.2GHzダウン、ターボクロック0.1GHzアップとなっています。ベースクロックが下がっても物理コアが上がっているため性能面の不安はありません。
Core i7-9700ってどんなCPUなの?
高性能でバランスの良いCPU
Core i7-9700は、非常に高性能で長く使用できるCPUです。性能不足の不安がありません。一つ上のCore i7-9700Kになるとオーバースペックになりがちです。一方、Core i7-9700は多くのユーザーにとってちょうど良い性能を持っていると言えます。極端に性能が高すぎるということもなく使い勝手が良いです。
これは第八世代で売れ筋だったCore i7-8700の後継モデルであることからもわかります。どのCPUがいいのかわからなければこのCore i7-9700が第一の候補になります。それほど性能が必要ないと思うならコスパの高いCore i5-9400Fも人気があります。
OC非対応モデルでコスパが高い
i7-9700は、オーバークロック(CPU性能を極限まで引き上げること)には対応していません。初心者の方にとってオーバークロック自体身近なものではなく、故障リスクもあるためおすすめできるわけではありません。
その分CPU単体価格及びマザーボードの価格が抑えられていることを考えるとメリットだと考えて良いでしょう。中上級者の方でなければコスパ重視で選ばれることが多いです。
Fシリーズもラインナップにある
第九世代からはオンボードGPUが非搭載となっている”F”シリーズもラインナップに入っています。外付けのグラフィックボードを選択する場合オンボードGPUは不要です。
つまり、グラフィックボードを搭載しているクリエイター向けPCやゲーミングPCではメリットがある選択肢となります。オンボードGPUが搭載されていない分だけ価格が安く、少しだけベンチマークスコアが高くなる傾向にあります。
ベンチマークでわかるCore i7-9700の性能!
一般アプリケーションベンチマーク一覧
Cinebench R15
Handbrake
Core i7-9700搭載のおすすめBTOパソコン
CSシリーズおすすめ構成C(フロンティア)
価格:84,800円
CPU:Core i7-9700
GPU:非搭載
メモリ:DDR4 8GB
SSD:480GB
HDD:非搭載
LUV MACHINES iH700X3N-S2(マウスコンピューター)
価格:94,800円
CPU:Core i7-9700
GPU:UHD グラフィックス 630
メモリ:DDR4 8GB
SSD:240GB 256GB NVMe対応
HDD:非搭載
NEXTGEAR i690SA2-e-sports(G-Tune)
価格:139,800円
CPU:Core i7-9700
GPU:GeForce GTX 1660
メモリ:DDR4 8GB
SSD:256GB NVMe対応
HDD:非搭載
当記事のまとめ

当ページでは、Core i7-9700Kの性能スペックについてレビューをまとめました。第八世代で売れ筋CPUだったCore i7-8700の後継モデルとなっています。6コア12スレッドから8コア8スレッドとスレッド数は減少したものの物理コアが33%アップしたことで性能面はパワーアップしています。消費電力も同等なのは嬉しいですね。
現在Core i7-9700F/Core i7-9700搭載BTOパソコンのラインナップも増えてきています。今後さらに”Fシリーズ”を含めてラインナップが増えてくれば主力のCPUとなるでしょう。フロンティアの「CSシリーズおすすめ構成C」、マウスコンピューターの「LUV MACHINES iH700X3N-S2」、G-Tuneの「NEXTGEAR i690SA2-e-sports」が有力候補です。
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当ページのベンチマーク計測のテスト環境
マザーボード | ASRock Z370 |
メモリ | 16GB DDR4-3200 |
SSD | Crucial MX300 750 GB |
電源ユニット | Seasonic SS-860XP |
冷却システム | Noctua NH-U14S |
ソフトウェア | Windows 10 64-bit |