corei7-9700review画像引用元:https://www.amazon.co.jp/

管理人管理人

当記事では、「Core i7-9700の性能スペックとベンチマーク」を紹介しています。Core i7-8700の後継モデルです。Core i7-9700の登場で第九世代のCPUが揃う形になりました。8コア8スレッドと前世代のCore i7シリーズよりも物理コアが増えたことでCPU性能は向上しています。

前世代からでも性能差を体感しやすいと思います。高性能なCPUを探している方は必見です。スペック的に違いはありませんが、末尾に”F”を冠したオンボードGPU非搭載モデルもあります。後継モデルは、Comet Lake世代の「Core i7-10700」です。ハイパースレッディングに対応となりより他界パフォーマンスを発揮します。

目次

Core i7-9700のおすすめ用途

デュアル動画視聴動画編集動画投稿RAW現像マンガ ゲーム 
dulamonitor
dougahaisin

video_hensyu
youtubervirtual


gamedeveloper
デイトレ実況デザインDTM SkypeCAD ビジネス
kabufx
gamejikkyouwomen
webdesign

tvdenwa
cad
businessperson
Core i7シリーズとなると仕事・趣味からゲームまであらゆる用途で活用することができます。人気のRAW現像や動画編集にも適しています。苦手な作業はほとんどないと考えて良いでしょう。特定の作業で重く感じている方は買い替えを検討しても良いと思います。

Core i7-9700の基本スペック

i7-9700i7-9700Ki7-8700
コードネームCoffee Lake-RCoffee Lake-RCoffee Lake
プロセス14nm14nm14nm
コア/スレッド8/88/86/12
ベースクロック3.0 GHz3.6 GHz3.2 GHz
ターボクロック4.7 GHz4.9 GHz4.6 GHz
L3キャッシュ12MB12MB12MB
対応メモリDDR4-2666DDR4-2666DDR4-2666
内蔵GPUUHD Graphics 630UHD Graphics 630UHD Graphics 630
TDP65W95W65W
単体価格$323$374$303
搭載PC価格82,800円~99,980円~82,980円~
発売価格2019/04/232018/10/192018/01/01
前世代のCore i7-8700と比較するとコア数が33%アップとなっています。スレッド数は33%ダウンの8スレッドとなっているもののやはり物理コアが多いことでCPUパフォーマンス的には有利だと言えます。ベースクロック0.2GHzダウン、ターボクロック0.1GHzアップとなっています。ベースクロックが下がっても物理コアが上がっているため性能面の不安はありません。

L3キャッシュ容量は12MBと共通です。内蔵GPUも変わっていませんね。TDPは65Wです。価格については$20安くなっています。搭載PCの価格はほぼ同じだと考えて良いですね。同じ価格でより性能の高いモデルを購入できるということです。

先に登場していたCore i7-9700Kの下位モデルということになります。$51安く設定されているのは嬉しいですね。コア数及びスレッド数は同じ8コア8スレッドとなっています。ベースクロックが3.6GHz→3.0GHz、ブーストクロックが4.9GHz→4.7GHzへと引き下げられています。クロック周波数が抑えられている分消費電力も65Wと30%省電力となっています。

Core i7-9700ってどんなCPUなの?

高性能でバランスの良いCPU

Core i7-9700は、非常に高性能で長く使用できるCPUです。性能不足の不安がありません。一つ上のCore i7-9700Kになるとオーバースペックになりがちです。一方、Core i7-9700は多くのユーザーにとってちょうど良い性能を持っていると言えます。極端に性能が高すぎるということもなく使い勝手が良いです。

これは第八世代で売れ筋だったCore i7-8700の後継モデルであることからもわかります。どのCPUがいいのかわからなければこのCore i7-9700が第一の候補になります。それほど性能が必要ないと思うならコスパの高いCore i5-9400Fも人気があります。6コア6スレッドとスペックは落ちますが、最低限必要なゲーム適性を持っています。

OC非対応モデルでコスパが高い

Core i7-9700は、オーバークロック(CPU性能を極限まで引き上げること)には対応していません。より高みを目指したい方はCore i7-9700Kが候補に入りますね。ただし、初心者の方にとってオーバークロック自体身近なものではなく、故障リスクもあるためおすすめできるわけではありません。

オーバークロックに対応していないということもあってCPU単体価格及びマザーボードの価格が抑えられていることを考えるとメリットだと考えて良いでしょう。中上級者の方でなければコスパ重視で選ばれることが多いです。

Fシリーズもラインナップにある

第九世代からはオンボードGPUが非搭載となっている”F”シリーズもラインナップに入っています。外付けのグラフィックボードを選択する場合オンボードGPUは不要です。つまり、グラフィックボードを搭載しているクリエイター向けPCやゲーミングPCではメリットがある選択肢となります。オンボードGPUが搭載されていない分だけ価格が安く、少しだけベンチマークスコアが高くなる傾向にあります。BTOパソコンでもFシリーズがリリースされていますが、予算を抑えたい自作ユーザーの方にもおすすめです。

ベンチマークでわかるCore i7-9700の性能!

一般アプリケーションベンチマーク一覧

Cinebench R15

cpucinebench

前世代の上位CPUであるCore i7-8700Kよりも高い性能を持っています。Core i7-8700と比較すると6-7%程度スコアがアップしています。コア数が上がったことで確実にパフォーマンスは上がっていますね。上位モデルのCore i7-9700Kとの差は10%程度です。オーバークロックができるのでポテンシャルも高いです。シングルスレッド性能は3%程度違いますね。

Handbrake

dougahensyuucorei7-97000-encoding

x265、x264のエンコードに掛かった時間を一覧にしています。数値が少ない方が高性能ということになります。従来モデルのCore i7-8700よりも10-15%高速化されています。Core i7-8700Kと比べても3%-5%速いです。上位モデルのCore i7-9700Kよりも8%程度劣ります。HandbrakeではRyzen 7 2700Xが圧倒しています。

Core i7-9700搭載のおすすめBTOパソコン

CSシリーズおすすめ構成C(フロンティア)

csfrontier
価格:84,800円
CPU:Core i7-9700
GPU:非搭載
メモリ:DDR4 8GB
SSD:480GB
HDD:非搭載

フロンティアのi7-9700搭載モデルは8万円台とリーズナブルです。メモリ8GB、SSD 480GBの構成となっています。SSDが標準搭載で快適なPC作業が実現します。光学ドライブも搭載となっています。

LUV MACHINES iH700X3N-S2(マウスコンピューター)

LUV MACHINES iG700X6N-S2
価格:94,800円
CPU:Core i7-9700
GPU:UHD グラフィックス 630
メモリ:DDR4 8GB
SSD:240GB 256GB NVMe対応
HDD:非搭載

フロンティアのCSシリーズに比べるとやや価格は上がってしまいます。ただ、マウスコンピューターのサポートは魅力的です。24時間365日対応のサポートや72時間での修理など他のBTOメーカーにはない強みがあります。

NEXTGEAR i690SA2-e-sports(G-Tune)

nextgearnew
価格:139,800円
CPU:Core i7-9700
GPU:GeForce GTX 1660
メモリ:DDR4 8GB
SSD:256GB NVMe対応
HDD:非搭載

G-TuneのゲーミングPCです。139,800円(税抜)となっています。CPUにはオンボードGPU非搭載のCore i7-9700Fを採用。グラフィックボードにはGTX 1660を搭載。FULL HD環境でのゲームプレイ、PhotoshopやIllustratorなどのクリエイター向けモデルとしてもおすすめです。HDDが非搭載となっています。ストレージが足りないと考える方はカスタマイズで対応すると良いでしょう。

当記事のまとめ

管理人管理人

当ページでは、Core i7-9700Kの性能スペックについてレビューをまとめました。第八世代で売れ筋CPUだったCore i7-8700の後継モデルとなっています。6コア12スレッドから8コア8スレッドとスレッド数は減少したものの物理コアが33%アップしたことで性能面はパワーアップしています。消費電力も同等なのは嬉しいですね。

売れ筋BTOパソコンをチェック

btoosusume

当サイトの人気記事一覧

あなたに合うBTOパソコンを探す

用途などでBTOパソコンを選ぶ

セール使用用途
sale

GWセール、年末セール等
business

ビジネス、動画編集等
即納サイズ・形状
haitasu

ドスパラの即納モデル等
webdesign

15.6インチノート、スリムタワー等

BTOパソコン特徴やショップを比較

価格ショップ
kakaku

5万円以下、5万円-10万円等
omise

ドスパラ、パソコン工房等
CPUグラフィックボード
cpu

Core i7-12700、Core i5-1240P等
gpu

RTX 3070、RTX 3060等

当ページのベンチマーク計測のテスト環境

マザーボードASRock Z370
メモリ16GB DDR4-3200
SSDCrucial MX300 750 GB
電源ユニットSeasonic SS-860XP
冷却システムNoctua NH-U14S
ソフトウェアWindows 10 64-bit
参照サイト:Intel Core i7-9700K Review (TECHPOWERUP)