当記事では、動画編集におすすめのBTOパソコンを紹介しています。動画編集を快適に行うにはハイパフォーマンスなパソコンが必要です。特にCPU性能が重要でマルチコア性能が高いモデルが好ましいです。レンダリングやエンコードなど作業時間を効率化するためにもある程度のスペックのパソコンを用意しましょう。

動画編集をサクサクしたいのであれば高性能なパソコンが必須です。これだ!というBTOパソコンをピックアップしましたので、購入検討中の方は参考にしてくださいね。
Adobe Premiere、Sony Vegas、Final Cut Proなどのソフトウェアの使用を想定しています。予算的には10万円~15万円程度です。ページの最下部でおすすめの構成もまとめています。合わせて参考にしていただけると嬉しいです。
動画編集におすすめのパソコン三選
DAIV A5(マウスコンピューター)
価格:119,800円
CPU:Ryzen 7 3700X
GPU:GeForce GTX 1650 Super
SSD:256GB
HDD:1TB
raytrek XT(ドスパラ)
価格:114,980円
CPU:Core i7-10700
GPU:GeForce GTX 1660 Super
SSD:512GB NVMe
HDD:2TB
STYLE-17FH055-i7-UHSX(パソコン工房)
価格:92,980円
CPU:Core i7-9750H
GPU:オンボードGPU
SSD:500GB NVMe対応
HDD:非搭載
動画編集に必要なスペックとパーツ
パーツ | 要求スペック |
---|---|
CPU | Intel Core i5-9400、 Ryzen 5 3600以上 |
メモリ | 8GB以上 |
ストレージ | HDD 1TB以上 |
電源 | 80PLUS |
メモリも8GBが最低です。それ以下になると快適な動作からかけ離れてしまう可能性があります。ストレージに関しては予算に余裕があればSSDを搭載するとより良いと思います。
CPU
CPUは、動画編集において最も重要なパーツだと言えます。プロセッサーのコア数と定格クロック数によって、どのぐらい早く編集作業を行えるかが決まります。Adobe Premiere、Sony Vegas、Final Cut Proなど多くの動画編集ソフトがCPU依存になっています。
Intel製CPUならCore i7-10700やCore i5-10400搭載モデルが良いでしょう。ハイパースレッディングに対応となりパフォーマンスが高いです。AMD製Ryzenシリーズも評価が高いです。例えば、Ryzen 7 3700Xは8コア16スレッドとマルチコア性能が高く人気があります。動画編集などクリエイター向け作業に最適です。
なお、DaVinci ResolveにおいてもCPU性能は重要ですが、同様にグラフィックボードの性能も求められます。他のパーツがどんなに高性能でもCPU性能が低ければ快適な動画編集を行うことはできません。エフェクト処理など負荷の高い作業に影響を与えます。
メモリ
十分な容量のメモリを搭載することは動画編集を行う上で大切です。動画編集に使用するソフトのほとんどがメモリをたくさん使用します。そのためメモリが不足しているともっさりとした挙動になってしまいます。1080pの動画編集をするのであれば最低でも8GBが必要です。
4Kの動画編集なら16GB以上は欲しいところです。両方のケースにおいてメモリ容量が多ければ多いほど良いといえますが、重要度でいうとCPUに軍配が上がります。予算があるのであれば32GBや64GB搭載モデルを選択してもおもしろいかもしれません。
ストレージ
動画編集においてストレージもしっかりと考えるべきです。まず、様々な動画を保存するのにある程度の容量が必要になります。最低でも1TBの容量があると良いでしょう。これはコストの安いHDDで対応すると良いでしょう。
次に、動画編集ソフトやOSはSSDに保存しておくとより快適に動画編集を行えます。最低の120GBを用意しておくと完璧ですね。予算に余裕がない方は全てHDDで対応しても問題ありません。SSDが必須というわけではなく、1080Pなど一般的な環境での編集であればそれほど影響を与えることはありません。
電源ユニット
高性能なCPUにも安定した電気を供給するために品質の高い電源ユニットを利用するのがベストです。高い品質の証明である80PLUSの電源を選ぶのが良いでしょう。多くのBTOパソコンではデフォルトで必要な電源ユニットが採用されています。
動画編集ソフトウェアの必要スペック
Adobe Premiere Pro CC | VEGAS Pro 15 Edit | |
---|---|---|
CPU | 64ビット対応 マルチコアプロセッサー | マルチコアまたは マルチプロセッサ推奨 |
メモリ | 16GB以上を推奨 | 8GB以上推奨 |
必要ストレージ | 8GB以上 | 1.5GB以上 |
グラフィックボード | 特になし | 512MB以上のメモリ搭載 |
当記事のまとめ

当ページでは動画編集におすすめのBTOパソコン&必要スペックの紹介を行いました。動画編集ではCPU性能及びメモリを重視すると良いですね。マルチスレッド性能が高いCore i7が有利です。メモリも最低8GB、推奨は16GBです。性能が高ければ高いほど処理が早くなるので予算を掛ければ恩恵を受けやすいです。
それなりに予算を掛けられるのであればi7搭載の「raytrek XT」がおすすめです。ドスパラのクリエイター向けブランドであるraytrekは信頼性が高く多くのユーザーに支持されています。もう少し予算を抑えたいならRyzen 7 3700Xを搭載したマウスコンピューターの「DAIV A5」が良いでしょう。DAIVは最近勢いが出てきたクリエイター向けブランドです。オシャレなケースデザインが目立ちますね。外出先でも作業を行いたいというのであればパソコン工房の「STYLE-17FH055-i7-UHSX」が選択肢に入ります。スペックだけを比較するとMACより高コスパです。
よくある質問
- 動画編集においてグラフィックボードの選択はそれほど重要ではありませんか?
- 基本的なソフトウェアではグラフィックボードの搭載は必須ではないと考えます。CPU一体型のグラフィックスでも対応できます。ただし、一つだけ例外があります。それはDaVinci Resolveを使用する方は、グラフィックボードの性能が重要になります。もちろんグラフィックボードが高性能であればエンコードやレンダリングのスピードに影響を与えることがあります。しかし、恩恵はCPUに比べると小さいです。
- グラフィックボードを搭載するならNVIDIAとAMDのどちら良いですか?
- 基本的にはどちらでも問題ありません。ただ、AdobeはNVIDIAのCUDAに最適化されているようです。Premiere ProやDavinci Resolveは両者違いがありません。
- Xeon製のCPUは動画編集向きですか?
- XeonのCPUはでデュアルCPUにも対応していて費用を掛ければより高性能なパソコンを組み立てることができます。しかし、動画編集においてはそれほど多くのコア数があっても意味がないことがわかっています。多くても14コア28スレッドのIntel i9-7940X以上の性能は必要ないと考えます。この性能ですればほとんどのユーザーには必要ありません。
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