
当記事では、マウスコンピューターの「mouse DT7-G-MGZN」についてレビューをまとめています。BTOパソコンマガジンとマウスコンピューターのコラボモデルです。低価格&高コスパを実現した一台となっています。
旧世代であるIntel第十一世代のCore i7-11700Fを搭載することで価格を抑えています。最新のモデルと比べても価格が安くなる分見劣りしません。ビジネスから趣味までオールラウンドに対応できます。
目次
mouse DT7-G-MGZNのスペック
価格 | 129,800円(税込) |
サイズ | ミニタワー |
CPU | Core i7-11700F |
グラフィックボード | GTX 1650 GDDR6版 |
メモリ | DDR4-3200 16GB |
SSD | 256GB NVMe |
HDD | 1TB |
電源 | 500W BRONZE |
光学ドライブ | オプション |
おすすめ度 | ★★★★★★★★★☆ |
mouse DT7-G-MGZNのカスタマイズ項目まとめ
当該モデルのカスタマイズ項目について解説しています。各項目についておすすめ度をまとめていますのでぜひ参考にしてくださいね。すべてを選ぶというよりは使用環境などに合わせて必要なものを選択していくイメージです。
光学ドライブ ★★★☆☆
+4,180円で光学ドライブを追加することができます。最近は光学ドライブ非搭載モデルが増えています。CDを聴いたり、DVDを観たりしたい方は追加しても良いと思います。内蔵型ではなく外付けのドライブでも対応可能です。Blu-rayディスクドライブになると一気に高くなります。
カードリーダー ★★★☆☆
+1,980円でカードリーダーを搭載することができます。micro SDやSDカードの読み込みにも対応しています。最近話題になることの多いドラレコの映像確認にも最適です。
mouse DT7-G-MGZNのおすすめ用途
デュアル | 動画視聴 | 動画編集 | 動画投稿 | RAW現像 | マンガ | ゲーム |
![]() ☆ | ![]() ☆ | ![]() ◎ | ![]() ◎ | ![]() ◎ | ![]() ◎ | ![]() ◯ |
デイトレ | 実況 | デザイン | DTM | Skype | CAD | ビジネス |
![]() ☆ | ![]() △ | ![]() ◎ | ![]() ◎ | ![]() ☆ | ![]() ◯ | ![]() ◎ |
特に動画編集やWEBデザインなどGPUアクセラレーションに対応しているソフトウェアを使用する場合GPUの力を借りてより高速に作業を行えます。設定を下げればゲームプレイにも対応できます。グラフィックス処理性能はそれほど高いわけではありませんので、ゲーム実況はそれほど得意ではありません。3D CADも同様です。3D CADをメインに考えているならNVIDIA Tシリーズなどプロフェッショナル向けのグラフィックボードを搭載したモデルを選択しましょう。
mouse DT7-G-MGZNの性能
Core i7-11700F
次世代モデルのCore i7-12700では12コア20スレッドとマルチスレッド性能が飛躍的に向上していることもあって性能差は40%以上とやや大きいです。価格差もそれなりにあるためコストパフォーマンスが低いわけではありません。従来モデルのCore i7-10700よりも15%程度パフォーマンスが高くなっています。このクラスになればCPUの性能不足に悩むことは少なくなるでしょう。
GeForce GTX 1650 GDDR6
CPU内蔵グラフィックスのUHD Graphics 630やUHD Graphics 750と比べても性能差は大きいです。WEBデザインや動画編集を考えていたり、ゲームプレイを考えていたりする方にとっては魅力的なモデルとなります。ただし、ゲームプレイにおいては性能的に妥協が必要であることは理解しておきましょう。設定調整を行わないと安定しないことがあります。
mouse DT7-G-MGZNを選ぶ3つの理由
通常ラインナップよりお得なコラボモデルだから
mouse DT7-G-MGZNは、BTOパソコンマガジンとマウスコンピューターのコラボモデルとなっています。コラボモデルということもあって通常モデルよりも優遇されています。マウスコンピューターが提供するコラボモデルは、通常モデルである「G-Tune DT7-G」よりも7,480円安い価格設定となっています。
マウスコンピューターでのパソコン購入を考えている方は要チェックです。特に通常モデルの購入を考えている方であればコラボモデルの方がお得なことがほとんどですのでチェックしない手はありません。通常ラインナップのセール時などは逆転することもあります。常時価格をチェックして購入してから後悔しないようにしたいですね。
利便性の高いダブルストレージを採用しているから
当該モデルではダブルストレージを採用していて利便性が高いです。SSD 256GB NVMe+HDD 1TBという構成です。最近はシングルストレージ採用モデルばかりになっていますので、ダブルストレージを採用しているだけで強みになります。ストレージ容量的にも納得できる範囲だと思います。もちろん容量が足りない場合はカスタマイズで増設することも可能です。
SSDの価格が下がっていること及び起動が速いなどのメリットがあることからSSDのみとなるのは仕方がないかもしれません。しかし、SSDのみの場合ストレージ容量がどうしても少なくなってしまうため動画や画像を保存することの多い方にとってはHDDは必須だと言えるかもしれません。
エントリークラスながらGPUを搭載しているから
50番台とは言ってもグラフィックボードを搭載しているのは強みになります。特に価格が高いゲーミングPCやクリエイターPCではなく一般モデルでグラフィックボードが搭載されているのは希少です。グラフィックボードが搭載されているだけでできることの幅が大きく広がります。
ゲームプレイや動画編集にも対応することが可能です。動画編集ソフトなどの使用でもGPUを活用できるものも増えてきました。本来CPUが担う役割をGPUが手助けしてくれますのでより快適にPC作業を行えます。負荷掛かる作業をメインに考えているならグラフィックボード搭載は魅力的でしょう。
mouse DT7-G-MGZNの弱み
CPUは旧世代のCore i7-11700Fを搭載している
mouse DT7-G-MGZNは、一世代前のCore i7-11700Fを搭載しています。最新モデルではないことに注意してください。最新のCore i7-12700よりは性能は劣ります。Core i7-12700になると12コア20スレッドとと大幅にスペックアップが図られています。CPUコアの改良もあって性能差は大きいです。
一方で、Core i7-11700Fは旧モデルになって価格が下がっているので、コスパを重視するために選択しています。もっともマウスコンピューターでは最新の第十二世代CPUを搭載したモデルがほとんどないので気にならないかもしれませんね。価格を重視したい方はぜひチェックしてくださいね。
優等生的存在でずば抜けている何かがあるわけではない
mouse DT7-G-MGZNは、どこか一つがずば抜けているモデルというよりは優等生的な存在だと言えます。CPUには人気の高いCore i7-11700Fを搭載していて、グラフィックボードも搭載しています。構成もメモリ16GB、SSD 256GB、HDD 1TBとダブルストレージを採用している以外は平凡だと言えるかもしれません。できる限り多くの方にとって選びやすいモデルとなる工夫をしています。意外とこういったモデルはラインナップが多くないため逆に目立つ存在になり得ます。
通常ラインナップのmouse DT7-Gと比較
ブランド | マウスコンピューター | マウスコンピューター |
---|---|---|
画像 | ![]() | ![]() |
製品名 | DT7-G-MGZN | DT7-G |
価格 | 129,800円(税込) | 137,280円(税込) |
CPU | Core i7-11700F | Core i7-11700F |
GPU | GTX 1650 GDDR6 | GTX 1650 GDDR6 |
メモリ | DDR4-3200 16GB | DDR4-3200 16GB |
SSD | 256GB NVMe | 512GB NVMe |
HDD | 1TB | 非搭載 |
電源 | 500W BRONZE | 500W BRONZE |
公式 | 公式 | 公式 |
256GB NVMe→512GB NVMeへのアップグレードは+8,690円、HDD 1TB追加は+5,390円です。つまり、構成的を揃えるとmouse DT7-Gの方が3,300円お得な構成ということになります。価格差が7,480円ありますので、差し引くとmouse DT7-G-MGZNの方が4,180円お得です。特にダブルストレージに魅力を感じる方におすすめです。
mouse DT7-G-MGZNのケースデザイン
正面
オーソドックスなデザインです。ミニタワーケースなのでそれほど大きさを感じることはないでしょう。オフィスで使うにも最適だと思います。
メッシュパネル
オプションで前面をメッシュパネルにすることも可能です。エアフローの改善及びメンテナンス性の向上に効果的です。デスクの下にパソコンを設置するとホコリまみれになってしまうので検討しても良いと思います。
I/Oパネル
本体の前面にI/Oパネルが配置されています。イヤフォン、マイク入力、USB 2.0×2、電源ボタンがあります。カスタマイズでカードリーダーを選択することも可能です。
背面
背面からも熱を排出します。USB 3.0×4、USB 3.1×2、マイク入力と端子も豊富です。コンパクトにすっきり収まっています。
光学ドライブ
標準では非搭載です。オプションで光学ドライブを搭載することもできます。DVDを観るなど目的がある方であればカスタマイズを推奨します。
当記事のまとめ

当記事では、「mouse DT7-G-MGZN」の性能スペック及び口コミについて紹介しています。マウスコンピューターとBTOパソコンマガジンとのコラボモデルで通常ラインナップのmouse DT7-Gよりも4,180円もお得に購入できます。コストパフォーマンスの高いモデルを探している方は必見です。
CPUにはIntel第十一世代のCore i7-11700Fを搭載していて動画編集・画像編集など幅広く対応できます。グラフィックボードにはGTX 1650を搭載しています。ゲームプレイや動画編集にも対応可能です。ダブルストレージを採用しているのもポイントです。趣味でも仕事でも通用する一台です。
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