当記事では、DTM・DAW向けのおすすめBTOパソコンを紹介しています。作曲・編曲、レコーディング、ミックス・マスタリングなど音楽製作から編集までトータルで活躍するモデルを厳選。プロの音楽制作者だけではなく、歌い手なども使用しています。
DTMの現場で使用されることの多い、Cubase・Ability・SONARなどのDAWソフトの使用を想定しています。どのソフトを使用しているとしてもDTMという括りでは同じです。そのため、ここで紹介しているパソコンであれば快適に動作しますので、安心してくださいね。

DTMで必要なパソコンのスペックは高めです。グラフィックボードは必要ありませんが、CPUやメモリには力を入れておきたいですね。ソフトシンセ・プラグイン・エフェクトの使用などを考えると余裕を持たせておくと良いと思います。これらの使用はパソコンに多大な負荷が掛かってしまいます。もちろんここで紹介しているPCはボーカロイドでの使用も可能です。
DTM・DAWにおすすめのパソコン三選
Magnate IM(ドスパラ)
価格:54,500円
CPU:Core i5-10400
GPU:HDグラフィックス630
メモリ:8GB
SSD:250GB
HDD:非搭載
mouse SL7(マウスコンピューター)
価格:104,800円
CPU:Core i7-10700
GPU:UHD グラフィックス 630
メモリ:8GB
SSD:256GB
HDD:非搭載
m-Book K700SN-M2SH5-MGZN(マウスコンピューター)
価格:99,800円
CPU:Core i7-9750H
GPU:GeForce MX250
メモリ:32GB
SSD:512GB NVMe対応
HDD:1TB
DTM・DAWを快適に使用するのに必要なスペック
パーツ | 要求スペック |
---|---|
CPU | i5シリーズ以上 |
メモリ | 8GB以上推奨 |
SSD | 120GB以上推奨 |
HDD | 1TB以上 |
CPU
CPUは非常に重要なパーツです。あらゆるソフトウェアの使用において快適性に大きく影響を与えます。性能不足によって音ズレや音飛びが発生してしまう可能性があります。また、他の作業をしながらの場合負担が大きくなります。
できればCore i5シリーズ以上を選択すると良いですね。ノートパソコンなら省電力モデルではなくハイパフォーマンスモデル(Core i7-10750Hなど)が好ましいです。ここにはたっぷりお金を掛けるべきだと思います。性能が高ければ高いほど作業に余裕が生まれます。
メモリ
メモリについては最低8GB、予算に余裕があれば16GB以上を選択しましょう。音楽制作において快適性に直結するパーツです。CPUの次に重視するべきだと思います。DAWで多くのプラグインを使用したり、様々なアプリを起動したりするとき一時的にデータを保存することになります。今話題のハイレゾオーディオにすると消費量も半端ないです。
作業中にメモリ容量が不足してしまうと動作が重くなってしまったり、最悪の場合固まってしまいます。ただし、CPUと比べると後から増設することも容易なので予算的に厳しければ後回しにしてもオッケーです。
SSD
CPUとメモリにお金を掛けたけど、まだ余裕があるという方はSSDにお金を掛けてくださいね。最近はSSDの価格も下がってきたので搭載しやすくなっています。OSやDAWソフトをSSDにインストールしておけば操作が軽くなります。これだけであれば120GBで十分です。
ソフト音源のデータ保存用に256GB以上のSSDを搭載しておくのもおすすめです。データの抽出が高速になり、より快適に作業を行えます。CPUやメモリほど重要性は高くありませんが、是非検討してみてください。後から追加することも容易です。
HDD
大量のプラグインをインストールする可能性のある方は大容量HDDが必須です。1TB以上あれば十分でしょう。また、音楽制作以外で動画をダウンロードしたり、写真を多く保存したりする予定のある方は2TB以上あっても良いと思います。予算がある方はHDDに掛ける予算を全てSSDに割り振るとより快適になります。最近はHDD非搭載モデルが増えてきているため優先度は下げても良いと思います。
当記事のまとめ

当記事ではDTM・DAW向けのBTOパソコンをご紹介しました。音楽制作の場では非常に高性能なパソコンが必要です。プロの製作者だけではなく、歌い手など趣味で音楽制作をしている方にも必須です。性能が高いパソコンを使えばそれだけサクサク作業を行えますので、ストレスを感じることがありません。CPU性能に余裕を持たせるのがポイントです。
初心者の方はエントリーモデルとして定評のある「Magnate IM」がおすすめです。最新のi5を搭載し性能も十分です。難しいことは何も考えたくないという方には「mouse SL7」が良いですね。カスタマイズなしですぐに使うことが可能です。ノートパソコンで作業を行いたいという方は、「m-Book K700SN-M2SH5-MGZN」がおすすめです。第九世代のノート向け最高峰のi7-9750Hを搭載し万全です。是非検討してみてくださいね。
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