
当記事では、HPの「Pavilion Aero 13-beスタンダードモデル」についてレビューと口コミをまとめています。13.3インチとあまり最近見かけなくなったモバイルノートパソコンです。本体重量が1kg以下で非常に軽いため持ち運びをメインに考えている方におすすめです。
Zen 3アーキテクチャを採用した最新のRyzen 5 5600Uは省電力性が高くこういったモバイルノートに適したCPUだと言えます。なお、実機を見てみたいという方はビックカメラなどの店舗で展示されているのでチェックしてみると良いと思います。
目次
HP Pavilion Aero 13-beのスペック
価格 | 93,000円(税込) |
液晶サイズ | 13.3インチ |
重量 | 約957kg |
バッテリー駆動時間 | 最大10時間30分 |
CPU | Ryzen 5 5600U |
グラフィックス | Radeon Graphics 7 |
メモリ | DDR4-3200 8GB |
SSD | 256GB NVMe |
HDD | 非搭載 |
おすすめ度 | ★★★★★★★★★★ |
HP Pavilion Aero 13-beのおすすめ用途
デュアル | 動画視聴 | 動画編集 | 動画投稿 | RAW現像 | マンガ | ゲーム |
![]() ◎ | ![]() ◎ | ![]() ◯ | ![]() ○ | ![]() ◎ | ![]() ◎ | ![]() × |
デイトレ | 実況 | デザイン | DTM | Skype | CAD | ビジネス |
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HP Pavilion Aero 13-beの性能
Ryzen 5 5600U
予算的に選べるのであればRyzen 5 5600Uを選択する方が満足度が高いと思います。競合モデルであるCore i5-1135G7と比べても50%近くもパフォーマンスが高いです。負荷の掛かる作業を考えているならRyzen 5 5600Uはおすすめです。それだけZen 3アーキテクチャが優秀だということですね。
Radeon Graphics
HP Pavilion Aero 13-beを選ぶ3つの理由
Zen 3アーキテクチャのRyzen 5 5600Uを搭載しているから
最新のRyzen 5 5600Uを搭載しているのは魅力的なポイントだと思います。6コア12スレッドとマルチスレッド性能が高く動画編集・画像編集などの用途にも対応できます。Zen 3アーキテクチャを採用したこのRyzen 5 5600Uを搭載したモデルはまだまだ少ないです。それだけでも選ぶ理由になりますね。Zen 2アーキテクチャを採用したRyzen 5 5500Uを搭載したモデルはラインナップが豊富です。
Ryzen 5シリーズは性能と価格のバランスがよく人気が高いCPUとなっています。Ryzen 3シリーズやCore i3シリーズと比べてワンランク以上性能が上がるので性能不足に悩みづらいです。価格差も性能差ほど大きいわけではなくこのRyzen 5シリーズを最低基準に考えても良いぐらいだと思います。
13.3インチで本体重量約957gととても軽くて持ち運びしやすいから
HP Pavilion Aero 13-beは、13.3インチノートで本体重量がわずか957gとかなり軽いモバイルノートパソコンです。13.3インチモデルの中では最軽量クラスだと言えますね。価格を考慮すればこれ以上のモデルはありません。1kgを切る本体なら持ち運びが億劫になることもなくどこでも持ち運びができます。鞄にも入れやすい大きさだと言えます。女性の方にもおすすめです。
Wi-Fi 6対応やUSB Type-C搭載で実用性が高いから
最新の規格あるいは機能を搭載しているのは強みになります。最新の通信規格であるWi-Fi 6に対応していてより快適な通信環境でのPC作業が可能となります。Wi-Fi 6になるとカフェなどでの使用でも回線が安定したり、速くなったりとメリットが大きいです。今後は標準になる規格だと言えます。
USB Type-Cを搭載しているのも嬉しいポイントですね。USB Power Delivery対応で高速充電が可能となります。大きいケーブルを持ち運ぶ必要がなく外出時も安心です。DisplayPort対応でモニター出力が可能です。マルチモニター環境の構築が容易で作業効率アップに繋がります。また、電源オフチャージ機能対応でPC本体の電源がオフの状態でもスマホの充電などに活用することができます。
HP Pavilion Aero 13-beの弱み
基本的にはカスタマイズに対応していない
当該モデルについては基本的にはカスタマイズができないということを理解しておきましょう。最近の傾向としてノートパソコンはカスタマイズ前提ではなくその分様々な構成を持つラインナップを増やしているように思います。初心者の方にも選びやすくなっていると言えますね。
HP Pavilion Aero 13-beの購入時に選択できるのは、ボディカラーやマイクロソフトオフィス・セキュリティソフトなどのアプリケーション、各種周辺機器・サポートのみです。メモリやストレージを強化したいのであれば一つ上のHP Pavilion Aero 13-beスタンダードプラスモデルを検討すると良いですね。
シンプルなデザインで個性が強いわけではない
HP Pavilion Aero 13-beはシンプルなデザインを採用しています。高級感があるというよりもスタイリッシュなデザインです。他のメーカーのモデルと比較して個性があるわけではないのです。良くも悪くも万人受けするデザインだと言えます。10万円以下のモデルであることを考えると十分納得できる水準にあることは間違いありません。
Dell Inspiron 13 7000 プレミアムと比較
ブランド | HP | Dell |
---|---|---|
画像 | ![]() | ![]() |
価格 | 93,000円(税込) | 95,022円(税込) |
製品名 | Pavilion Aero 13-be | Inspiron 13 7000 プレミアム |
納期 | 最短5営業日 | 最短1ヶ月 |
液晶サイズ | 13.3インチ | 13.3インチ |
重量 | 約957g | 約999g |
バッテリー駆動時間 | 約10.5時間 | 非公開 |
CPU | Ryzen 5 5600U | Core i5-1135G7 |
GPU | Radeon Graphics | Iris Xe Graphics |
メモリ | DDR4-3200 8GB | LPDDR4X-4266 8GB |
SSD | 256GB NVMe | 256GB NVMe |
HDD | 非搭載 | 非搭載 |
Wi-Fi 6 | ○ | ○ |
USB Type-C | Power delivery DisplayPort 電源オフUSBチャージ | Power delivery DisplayPort |
光学ドライブ | 搭載不可 | 搭載不可 |
公式 | 公式 | 公式 |
Inspiron 13 7000 プレミアムではCPUにCore i5-1135G7を搭載しています。Ryzen 5 5600Uと同じ価格帯ですが、CPUの性能性能自体はRyzen 5 5600Uに劣ります。これはアーキテクチャ的にまだAMDが一歩先を進んでいるということでしょう。GPU性能についてはIris Xe Graphicsの方が高くなっています。グラフィックス性能を重視したいなら候補に入れても良いですね。メモリについてはLPDDR4X-4266 8GBを搭載しているDellの方がワンランク上です。ストレージについては共通です。
いずれのモデルもWi-Fi 6に対応しています。USB Type-CではPower DeliveryやDisplayPortに対応しています。さらに、Pavilion Aero 13-beでは電源をオフにしていてもUSBでスマホなどの充電を行うことができます。光学ドライブは搭載できません。本体がコンパクトなため物理的に不可能だということです。
HP Pavilion Aero 13-beの口コミ
HP Pavilion Aero 13-beが気になるけど、唯一頭を抱えてるのがEnterキーが右端じゃないのが…。キーボード配列大事だよね…しかもEnterキーだし…。あとCntlキーもうちょい大きくしてほしい。軽くてスペック的にも値段的にもありだけど…😥
— あんさ (@an3er_8) September 6, 2021
キーボードは少しだけ癖がありますね。ノートパソコンを購入する際にはキーボードの配置に注意しなければいけません。
hp pavilion aero 13-be、最高。自分にとって必要十分。
— ム ク ド リ (@mukuuu16) September 9, 2021
本当に完成度の高いノートパソコンだと思います。
やっぱPavilion Aero 13-be良いよな。これのx360版が出たら即買うのに。
今のところASUSのアレか富士通のアレでほぼ決まりって所。— SAKURA87🌸多摩丁督 💉💉 (@Sakura87_net) September 11, 2021
x360は高級志向のモデルですね。比較対象はASUSのZenBook 14 Ultralihgtか富士通のLIFEBOOK WU2/E3ではないかと思います。価格はかなり上がりますが、人気のあるモデルであることに間違いありません。
HP Pavilion Aero 13-beのケースデザイン
正面
シンプルなデザインだと思います。マウスパッドはキーボードの真ん中に配置されていますね。上記画像は米国仕様です。実際の製品には日本語キーボードが搭載されています。一般的なキーボードと少し配置が異なりますが、慣れれば十分対応できるレベルだと思います。
天板
天板にはhpのロゴが刻印されています。本体カラーはピンクベージュとセラミックホワイトの2色から選択することができます。好みで選べるのは嬉しいポイントです。
左側面
左側面にはHDMI×1、USB Type-A×1、USB Type-C×1、ヘッドフォン出力/マイク入力端子が配置されています。USB Type-CはUSB Power Delivery及びDisplayPortに対応しています。さらに、電源オフUSBチャージ機能対応で実用性に優れています。
右側面
左側面にはスピーカー、USB Type-A×1、電源コネクタが配置されています。右側面にあるUSB Type-Cを使って本体を充電することもできます。
当記事のまとめ

当記事では、HPのモバイルノートパソコンである「Pavilion Aero 13-beスタンダードモデル」の性能スペック及び口コミについて紹介しました。最新のZen 3アーキテクチャのRyzen 5 5600Uを搭載しているのが強みです。6コア12スレッドというスペックで省電力モデルの中でも特に高いパフォーマンスを発揮します。WEBデザイン・動画編集・画像編集などの作業にも対応できるポテンシャルを持っています。本体重量が約957gととても軽く持ち運びに適しているのも嬉しいポイントです。それでいてバッテリー駆動時間も約10.5時間と長めなのでケーブルを持ち運ぶ必要もありませんね。
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