IdeaPad Flex 550

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当記事では、「Core i5-1135G7の性能スペックと搭載BTOノートパソコン」を紹介しています。2020年10月に発売開始となったIntel第十一世代のCPUです。供給が間に合っておらず国内メーカーからはなかなか搭載モデルが販売されていない貴重なモデルとなっています。Ice Lake世代から改良された10nm+プロセスを採用しているのが特徴です。クロック周波数が引き上げられ性能が向上しています。

ベンチマークを見ていただけるとわかるのですが、実はこのCore i5-1135G7は$117高い上位モデルであるCore i7-1165G7を超えるパフォーマンスを発揮することがあるのです。そういった点についても詳しく見ていきましょう。どのような方におすすめなのかについてもまとめています。

Core i5-1135G7の基本スペック

世代第11世代
開発コードTiger Lake
コア/スレッド数4 / 8
クロック周波数2.40 GHz
ブーストクロック4.20 GHz
内蔵グラフィックスIris Xe Graphics
キャッシュ9MB
Operatin Range12W-28W
発売日2020年10月
価格$309
Tiger Lake世代のCPUです。4コア8スレッドと省電力モデルの中では高いマルチコア性能を持っています。クロック周波数は2.4GHz、ブーストクロックは4.2GHzです。内蔵グラフィックスはIris Xe Graphicsを搭載しています。Ice Lake世代のグラフィックスよりも強化されています。L3キャッシュは9MB、消費電力は12W-28Wです。

Core i5-1135G7のおすすめ用途

デュアル動画視聴動画編集動画投稿RAW現像マンガ ゲーム 
dulamonitor
dougahaisin

video_hensyu
youtubervirtual


gamedeveloper
デイトレ実況デザインDTM SkypeCAD ビジネス
kabufx
gamejikkyouwomen
webdesign

tvdenwa
cad
businessperson
Core i5-1135G7は幅広い用途に対応できるCPUとなっています。前世代のモデルと比べてクロック周波数が引き上げられたこともその要因です。デュアルモニター・動画視聴・デイトレ・Skype・ビジネスなど「☆」を付けた項目については心配は不要です。ビジネスとはオンライン会議やオフィスソフトなどの使用を想定しています。

動画編集・RAW現像・マンガ制作・WEBデザイン・動画投稿など人気の作業にも対応できます。負荷が掛かると本体が熱を持ちパフォーマンスが低下してしまうことがありますので、作業環境はしっかりと考えておきましょう。ノート用クーラーの導入も効果的です。ゲームプレイ・ゲーム実況・3D CADなどはそれほど得意ではありません。設定を調整したり、負荷を軽くしたりといった手順を踏む必要があります。

Core i5-1135G7のスペック比較

Core i5-1035G7と比較

 i5-1135G7i7-1165G7i5-1035G1
コードネームTiger LakeTiger LakeIce Lake
プロセス10nm SuperFin10nm SuperFin10nm
コア/スレッド4/84/84/8
ベースクロック2.4Ghz2.8Ghz1.2Ghz
ターボクロック4.2Ghz4.7Ghz3.7Ghz
内蔵GPUIris Xe GraphicsIris Xe GraphicsIntel UHD Graphics
キャッシュ9MB12MB6MB
GPU EUs809632
グラフィックス周波数1.3 GHz1.3 GHz1.05 GHz
メモリ規格LPDDR4x-4267
DDR4-3200
LPDDR4x-4267
DDR4-3200
LPDDR4-3733
DDR4-3200
Operating Range12W-28W12W-28W15W-25W
発売日Q3'20Q3'20Q3'19
単体価格$309$426$297
搭載PC価格70,000円~102,980円~64,000円~
Core i5-1135G7のスペックを見ていきましょう。Ice Lake世代のCore i5-1035G1と同じ10nmプロセスを採用していますが、Core i5-1135G7では改良された10nm+(SuperFin)を採用しています。Ice Lake世代の10nmプロセスはパフォーマンス面及び生産面(供給不足)で納得ができていませんでした。このTiger LakeはIntelが希望していたものに近いと考えて良いでしょう。

Core i5-1135G7は、Core i5-1035G1と同じ4コア8スレッドを採用しています。ベースクロックが100%アップの2.4GHz、ターボクロックが15%アップの4.2GHzとなっています。Core i7-1165G7になるCore i5-1135G7よりもベースクロックが20%アップ、ターボクロックが12%アップしています。4.7GHzに到達しているのは驚くべきことです。プロセスが改良されたことでパワー効率が高くなりクロック周波数を上げる余裕が生まれました。Core i5-1035G1などIce Lake世代ではクロック周波数を下げざるを得なくてパフォーマンス面で不満を持たれがちでした。それがTiger Lake世代で改善されたことになります。

内蔵グラフィックスについてはIris Xe Graphicsとなっています。Core i5-1035G1では長年採用されているIntel UHD Graphicsですが、上位モデルであるCore i5-1035G7ではIris Plus Graphicsが採用されています。Iris Xe Graphicsになって処理性能が向上しています。グラフィックス周波数は1.3GHzとCore i5-1035G1よりも24%アップしています。EUsは80です。さらに、現行の上位もモデルであるCore i7-1165G7になると96と20%引き上げられます。

L3キャッシュが6MBから9MBへと50%引き上げられています。Core i7になるとさらに33%アップして12MBとなります。メモリ規格はLPDDR4-3733・DDR4-3200からLPDDR4x-4267・DDR4-3200に変更されました。消費電力(Operatin Range)の幅も少し異なりますね。Core i7-1165G7との価格差は$117となります。本体価格の差は構成の差も反映されています。Core i5-1035G1との差は$12です。CPU内蔵グラフィックス性能の差を考えると同等の価格設定だと言えます。

Ryzen 5 4500Uと比較

 i5-1135G77 4700U5 4500U
コードネームTiger LakeZen 2Zen 2
プロセス10nm7nm7nm
コア/スレッド4/88/86/6
ベースクロック2.4Ghz2.0Ghz2.3Ghz
ターボクロック4.2Ghz4.1Ghz4.0Ghz
内蔵GPUIris Xe GraphicsRadeon GraphicsRadeon Graphics
GPU EUs80--
Graphics Coreカウント-76
グラフィックス周波数1.3 GHz1.6 GHz1.5 GHz
メモリ規格LPDDR4x-4267
DDR4-3200
LPDDR4x-4266
DDR4-3200
LPDDR4x-4266
DDR4-3200
キャッシュ9MB8MB8MB
TDP12W-28W15W-25W15W-25W
発売日Q3'20Q2'20Q2'20
単体価格$309--
搭載PC価格70,000円~94,000円~52,592円~
比較対象となることの多いAMD製CPUと比較しています。価格帯的にはRyzen 5 4500Uが直接の競合となります。第三世代RyzenシリーズであるZen 2アーキテクチャを採用しています。Zen +アーキテクチャから大幅に進化しています。これまではスペック通りのままのパフォーマンスを発揮できないことがありました。Zen 2アーキテクチャからは信頼性も向上しています。

Ryzen 5 4500Uは、6コア6スレッドとマルチコア性能が高いCPUです。Core i5-1135G7が4コア8スレッドであることを考えるとマルチコア性能ではRyzen 5 4500Uが有利です。ベースクロックは0.1GHz、ターボクロックは0.2GHzと僅かながらCore i5-1135G7の方が高いです。Ryzen 7 4700Uになると8コア8スレッドと圧巻のスペックです。スレッドはあくまでも仮想的なものなので物理コアには勝てません。Ryzen 7 4700Uと比べるとCore i5-1135G7の方がベースクロック・ターボクロック共に高いです。

Ryzen 5 4500UではRadeon Graphicsが搭載されています。Graphics Coreカウントは6です。上位のRyzen 7 4700Uになると7となります。グラフィック周波数もRyzen 7 4700Uの方が高いです。メモリ規格は同等です。L3キャッシュについては1MBだけCore i5-1135G7の方が多いです。TDPはRyzen 5 4500Uが15W-25Wと最大消費量は小さいです。Ryzenシリーズでは単体価格が公開されていません。Core i5=Ryzen 5、Core i7=Ryzen 7 4700Uだと考えて良いと思います。

Core i5-1135G7ってどんなCPUなの?

4コア8スレッドの高パフォーマンスモデル

Core i5-1135G7は、4コア8スレッドの高パフォーマンスモデルです。Ice Lake世代のCore i5-1035G1よりもクロック周波数が引き上げられてCPU性能の底上げが行われています。熱のコントロールさえできればポテンシャルは高いです。L3キャッシュが9MBへと増設されたのもポイントです。ここ最近では世代間の伸びはトップクラスに大きいです。

このモデルの凄いところはいくつかのベンチマークにおいて上位モデルであるCore i7-1165G7と同等以上のスコアが出ているところです。マルチスレッド性能が要求される用途において顕著です。$100以上高価なCPUと同等以上の性能が手に入るのは魅力的ですね。動画編集・RAW現像などを考えている方におすすめです。もちろんCPUのパフォーマンスはケースの排熱性能などノートパソコンの個体に依存します。

Iris Xe Graphicsの性能はそこそこ高い

Core i5-1135G7では高性能なCPU内蔵グラフィックスであるIris Xe Graphicsが搭載されています。GPU EUsこそ上位のCore i7-1165G7の96基には及ばないものの80基となっています。前世代のIris Plus Graphicsよりも性能が高いです。現行モデルのCore i3-1115G4に搭載されているUHD Graphicsよりも性能が高いです。

極端な3Dグラフィックス処理は対応できないですが、CPU内蔵グラフィックスとしては十分です。前世代のCore i5-1035G1よりも70%-100%程度のパフォーマンス向上が見込めます。ただし、外付けのグラフィックボードであるGeForce MX350やGTX 1650と比べると差は歴然です。パフォーマンスが高いというのはあくまでもCPU内蔵グラフィックス範囲内での話です。

構成を落としたBTOノートパソコンが多い

Core i5-1135G7搭載BTOノートパソコンは、Core i7-1165G7搭載モデルと比べて構成を落としたモデルが多くなっています。メモリ8GBやSSD 256GBなど構成を落としているため価格が抑えられているのが特徴です。構成が充実したCore i7-1165G7よりも購入しやすいです。

もちろんカスタマイズをして構成を上げてもCore i7-1165G7搭載モデルより安価です。より幅広い価格帯をカバーできるCPUだと言えます。Core i7-1165G7と同等のCPU性能を発揮することがありコストパフォーマンスは高いです。Tiger Lake世代CPUで最も注目したいモデルだと言えるかもしれません。

Core i5-1135G7のベンチマーク(CPU)

具体的な性能を測るために各種ベンチマークを見ていきます。ここでは前モデルであるCore i5-1035G1や上位モデルであるCore i7-1165G7との差に注目してください。

Cinebench R20

cpucorei5-1135g7cinebench

Cinebench R20ではレンダリング性能をスコア化することができます。最大の注目はやはりCore i5-1135G7が、Core i7-1165G7を上回っている点です。マルチスレッド性能でおおよそ10%高いスコアが出ています。シングルスレッド性能では13%低いスコアとなっています。

コア数の多いRyzen 5 4500Uになると10%高いマルチスレッド性能を持っています。シングルスレッド性能ではCore i5-1135G7の方が15%高いです。前世代のCore i5-1035G1と比べると68%もスコアが高いです。10nm+プロセスの凄さが垣間見えます。

7-zip

zipcorei5-1135g7zipfile

Zipファイルの解凍及び圧縮速度でも上位モデルであるCore i7-1165G7よりも高くなっています。おおよそ2%と僅かだが下剋上を果たしたことは間違いありません。6コア6スレッドとスペックで上回るRyzen 5 4500Uよりも速いです。4コア8スレッドのCPUとしては十分健闘していますね。前世代のCore i5-1035G1よりも28%高く大幅なパフォーマンス向上が見込めます。未完成だった10nmプロセスが完成形に近付いたと言えます。

Handbrake

dougahensyuui51135g7handbrake

Handbrakeでは28W時及び12Wの消費電力でのパフォーマンスの差を示しています。Ryzenシリーズに関しては25W時のみです。Core i5-1135G7は28W時前世代のCore i5-1035G1よりも31%エンコードに掛かる時間が短縮されています。12W時ですでにCore i5-1035G1 28Wに迫る勢いです。上位モデルのCore i7-1165G7との差は4%程度となっています。コア数の多いRyzen 7 4700U及びRyzen 5 4500Uが優勢です。コア数及びスレッド数が有利に働く用途だと考えて良いでしょう。

Core i5-1135G7のベンチマーク(グラフィックス)

CPU内蔵グラフィックスの処理性能についてもベンチマークで見ていきます。MX350搭載モデル以外では全て最大消費電力時のフレームレートを計測しています。

Grand Theft Auto V(低設定)

gtagtx1050tiCore i5-1135G7gta5

Core i5-1135G7は、前世代のCore i5-1035G1よりも100%以上フレームレートが高いです。これはCore i5-1035G1が「G1」だからでしょう。ただ、万が一G7だったとしてもそれなりに性能は伸びているはずです。それはCore i7-1065G7とCore i7-1165G7の差が40%程度差があることから予測できます。設定を下げさえすればゲームプレイ自体は問題なさそうです。フレームレートが安定しないこともありますので快適なわけではありません。

Civilization Ⅵ(低設定)

civ6gtxCore i5-1135G7civ6

グラフィックス性能ではCore i7-1165G7が高いパフォーマンスを発揮しています。Core i7-1135G7とCore i7-1165G7のフレームレートの差は30%とかなり大きくなっています。Core i7ではMX350搭載モデルをも上回っています。Ryzenシリーズが健闘する結果となっています。前世代のCore i5-1035G1と比べると2倍以上の伸びを見せています。10nmプロセスが本領発揮となりました。

フォートナイト(中設定)

fortnitehttps://gyazo.com/3bb020a625379d6cefb9fa500b90eaa8

フォートナイトの場合低設定だと余裕があるので中設定にしています。Core i5-1135G7は中設定で50.6fpsとなっています。快適とは言えないかもしれませんが、十分ゲームプレイに対応することができます。上位のCore i7-1165G7になると5%程度パフォーマンスが向上します。Ryzen 5 4500Uは、Core i5-1135G7よりも20%高く60fpsを超えます。この辺りまで来ると余裕が出てきますね。グラフィックス性能はRyzenシリーズの方が高そうです。

Core i5-1135G7搭載のおすすめBTOノートパソコン

Inspiron 14 5000 (5406) 2-in-1 プレミアム(DELL)

New Inspiron 14 5406価格:121,670円(税込) 77,976円(税込)
液晶:14.0インチ
CPU:Core i5-1135G7
GPU:Iris Xe Graphics
メモリ:DDR4 8GB
SSD:256GB NVMe
HDD:非搭載

公式

型番はNew Inspiron 14 2-in-1 Intel 【即納】プレミアム(アクティブペン付)です。税込7万円台と最安値モデルとなっています。カラーはプラチナシルバー及びデューン(クリーム色)から選択することが可能です。Dellが販売する2 in 1タイプのノートパソコンです。4つのモードを切り替えることができますので、環境に合わせてパソコンを使用することができます。メモリ8GB、SSD 256GBと構成は必要最低限となっています。

FRNS511/A(FRONTIER)

FRNS711A価格:99,800円(税込)
液晶:14.0インチ
CPU:Core i5-1135G7
GPU:Iris Xe Graphics
メモリ:DDR4 8GB
SSD:256GB NVMe
HDD:非搭載

公式

「Inspiron 14 5000 (5406) 2-in-1 プレミアム」と同じ構成です。価格差が30,000円もあるので選びにくいかもしれません。もう少し時間が経てば価格が落ち着くかもしれませんが、海外メーカーが強いですね。国内での供給不足も価格に影響を与えているのかもしれません。国内メーカーでは貴重なことに変わりありません。本体重量が約922gと軽量化されているのは強みになるでしょう。価格よりも実用性を取る方におすすめです。

ThinkPad L13 Gen2:パフォーマンス(Lenovo)

ThinkPad L13 Gen2価格:111,287円(税込)
液晶:13.3インチ
CPU:Core i5-1135G7
GPU:Iris Xe Graphics
メモリ:DDR4 8GB
SSD:256GB NVMe
HDD:非搭載

公式

最近あまり見かけなくなった13.3インチノートです。本体重量約1.38kgと持ち運びに適しています。バッテリー駆動時間は最大約10.3時間と性能を考えるとかなり長めになっていると思います。メモリ8GB、SSD 256GBと構成は控え目ですね。Core i5-1135G7では標準的だと言えます。

当記事のまとめ

管理人管理人

当記事では、Core i5-1135G7の性能スペック及び搭載BTOノートパソコンについて紹介しました。4コア8スレッドと省電力モデルとしては標準的なスペックです。前世代のCore i5-1035G1(4)よりもクロック周波数が高くなり比例してパフォーマンスは向上しています。実は上位モデルであるCore i7-1165G7とCinebench R20などベンチマークのスコアが変わらないことがあるぐらいです。

Core i5-1165G7との差はCPU性能ではなくグラフィックス性能にあると考えても良いかもしれません。ゲームプレイ時のフレームレートに差が出ています。WEBデザインなどで3Dグラフィックス処理を行う予定のある方であればCore i7-1165G7を選択肢に入れるべきだと思います。一方で、動画編集やRAW現像など純粋なCPU性能を追求したいのであればCore i5-1135G7搭載モデルが良いでしょう。

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