
当記事では、ドスパラの「THIRDWAVE DX-T5」についてレビューと口コミをまとめています。CPUには高コスパなCore i5-1135G7を搭載しているのが特徴です。4コア8スレッドというスペックでノート向けモデルとしては高いパフォーマンスを発揮します。
最短翌日出荷に対応しているためすぐにパソコンが必要だという方にもおすすめです。2022年7月になって6,000円の値下げが適用となっています。合わせて+11,000円アップの上位モデルである「THIRDWAVE DX-T7」もチェックしておきましょう。価格差が広がっているためTHIRDWAVE DX-T5の方がコスパが高いです。
目次
THIRDWAVE DX-T5のスペック
価格 | 88,980円(税込) |
液晶サイズ | 15.6インチ |
重量 | 約1.60kg |
バッテリー駆動時間 | 約8.7時間 |
CPU | Core i5-1135G7 |
グラフィックボード | Intel Iris Xeグラフィックス |
メモリ | DDR4-3200 16GB |
SSD | 500GB NVMe |
HDD | 非搭載 |
おすすめ度 | ★★★★★★★★☆☆ |
グラフィックスはCPU内蔵のIntel Iris Xeとなっています。メモリ16GB、SSD 500GBという構成です。おすすめ度は★七つです。6,000円の値下げによって上位モデルとの差が広がりより選びやすくなっています。
THIRDWAVE DX-T5のカスタマイズ
THIRDWAVE DX-T5のカスタマイズ項目について解説しています。★の数が多いほうがおすすめ度が高いということになります。
HDD ★★★★☆
ストレージ容量が必要な方はHDDの追加がおすすめです。+7,700円で1TBのHDDを追加可能です。動画や画像の保存であればHDDでも問題ないでしょう。2TBへのカスタマイズは12,100円と割高なので推奨しません。デスクトップパソコンの場合2TBへのカスタマイズでも+8,470円なので、ノートパソコンは選びづらいですね。
THIRDWAVE DX-T5のおすすめ用途
デュアル | 動画視聴 | 動画編集 | 動画投稿 | RAW現像 | マンガ | ゲーム |
![]() ☆ | ![]() ☆ | ![]() ◯ | ![]() ◯ | ![]() ◯ | ![]() ◯ | ![]() × |
デイトレ | 実況 | デザイン | DTM | Skype | CAD | ビジネス |
![]() ◎ | ![]() × | ![]() 〇 | ![]() ◯ | ![]() ☆ | ![]() × | ![]() ◎ |
デイトレやビジネスに適した性能を持っていると言えます。また、動画編集・RAW現像・マンガ制作・WEBデザイン・DTMにもある程度対応できるのが魅力です。メインでこれらの作業を考えているならCore i7-1165G7搭載モデルの方が良いでしょう。クロック周波数が高く有利に作業を行えるからです。
THIRDWAVE DX-T5の性能
Core i5-1135G7
従来モデルのCore i7-1065G7よりも11%性能が高く、10nmプロセスがより洗練された形となっています。6コア12スレッドのCore i7-10710Uに匹敵する性能です。上位モデルのCore i7-1165G7との性能差は6%です。どちらも4コア8スレッドというスペックなので性能差が大きいわけではありません。
インテル Iris Xeグラフィックス
THIRDWAVE DX-T5を選ぶ3つの理由
価格が安く同価格帯にはライバルがいないから
THIRDWAVE DX-T5は、税込8万円台と非常に価格が抑えられたノートパソコンです。登場時よりも少し高くなりましたが、ストレージが倍増となり実用性が向上しています。ただし、上位モデルとの価格差が11,000円へと広がりおすすめ度が★七個から★八個へと引き上げられています。絶対的な価格が安いので選ぶ理由になりますね。
Core i5-1135G7搭載モデルの中ではコストパフォーマンスが高い一台です。海外メーカーを含めてもこの価格で提供しているところはありません。他社メーカーだと10万円台や11万円台が一般的です。価格重視で選びたいならTHIRDWAVE DX-T5が候補になると思います。
口コミ数も50件近くあって人気度合いがわかります。ドスパラのノートパソコンの中でもトップクラスの売れ筋モデルとなっています。やはり選びやすい価格設定は魅力的ですね。
本体が軽くて持ち運びがしやすいから
15.6インチモデルとして非常に軽量化されているのも特徴の一つです。本体重量が約1.6kgと軽い点は評価できると思います。2.0kgを大きく下回るこの重量であれば持ち運ぶ機会が多い方でも苦労はしないでしょう。
さらに、本体も薄くわずか19.5mmです。カバンにも入れやすく女性の方でも問題ないですね。標準以上の性能を持ち本体重量も抑えられているまさに理想的なモデルだと言えますね。バッテリー駆動時間も約8.7時間と長めに設定されています。
翌日出荷に対応しているから
当該モデルは翌日出荷に対応しています。うまくいけば購入して3日後に受け取ることが可能です。ドスパラの中でも特に人気モデルの場合納期が短くなる傾向にあります。他のメーカーでドスパラほど納期が早いところはないですね。
なお、モデルのカスタマイズをしても納期は変わらずすぐに受け取ることができます。ドスパラのロジスティクスは優秀ですね。ただし、カスタマイズができる幅はそれほど広くなく、決められた項目の中から少し選べるぐらいです。
THIRDWAVE DX-T5の弱み
同じドスパラの上位モデルにコスパで劣る
ブランド | ドスパラ | ドスパラ |
---|---|---|
画像 | ![]() | ![]() |
製品名 | DX-T5 | DX-T7 |
価格 | 88,980円(税込) | 99,980円(税込) |
送料 | 3,300円(税込) | 3,300円(税込) |
納期 | 最短翌日 | 最短翌日 |
液晶サイズ | 15.6インチ | 15.6インチ |
重量 | 約1.60kg | 約1.58kg |
バッテリー駆動時間 | 約8.7時間 | 約8.8時間 |
CPU | Core i5-1135G7 | Core i7-1165G7 |
GPU | Intel Iris Xeグラフィックス | Intel Iris Xeグラフィックス |
メモリ | DDR4-3200 16GB | DDR4-3200 16GB |
SSD | 500GB NVMe | 500GB NVMe |
HDD | 非搭載 | 非搭載 |
Wi-Fi 6 | ◯ | ◯ |
光学ドライブ | 搭載不可 | 搭載不可 |
公式 | 公式 | 公式 |
競合となるのは同じドスパラの上位モデルであるTHIRDWAVE DX-T7です。価格差は5,000円となっています。+5,000円でCPUが上位モデルのCore i7-1165G7になります。少しでも予算を抑えたいという方であればTHIRDWAVE DX-T5で良いと思いますが、よりコスパを追求したい方はTHIRDWAVE DX-T7を選択しても良いと思います。
特に動画編集や画像編集を本格的に行っていきたいと考えている方はCore i7シリーズは魅力的な選択肢になるでしょう。ただし、いずれにしても省電力モデルかつ4コア8スレッドというスペックなので飛躍的にパフォーマンスが向上するわけではありません。5,000円の価格差は妥当と言えるかもしれませんね
その後THIRDWAVE DX-T5は6,000円安くなって価格差が11,000円まで広がっています。これによって歪みが解消されてTHIRDWAVE DX-T5を選ぶ理由が生まれていると言えます。より高い性能を求めるならTHIRDWAVE DX-T7を、コスパを追求するならTHIRDWAVE DX-T5が良いと思います。
機能面は価格相応となっている
機能面などは価格相応だということは理解しておきましょう。例えば、USB 3.2 Gen2はPower Deliveryや画面出力には対応していません。Power Delivery対応ならACアダプタがコンパクトになるというメリットもありますね。
画面出力に対応していないということはHDMIポートのみで最大画面出力は2画面ということになります。デザイン的にもやや古さを感じてしまうかもしれません。それでもWi-Fi 6に対応しているなど最低限の機能は備わっています。
Inspiron 15 3000 Intel プレミアムと比較
ブランド | ドスパラ | Dell |
---|---|---|
画像 | ![]() | ![]() |
製品名 | DX-T5 | Inspiron 15 3000 Intel プレミアム (大容量SSD搭載) |
価格 | 88,980円(税込) | 85,473円(税込) |
送料 | 3,300円(税込) | 価格に含む |
納期 | 最短翌日 | 3~4週間 |
液晶サイズ | 15.6インチ | 15.6インチ |
重量 | 約1.60kg | 約1.85kg |
バッテリー駆動時間 | 約8.7時間 | 非公開 |
CPU | Core i5-1135G7 | Core i5-1135G7 |
GPU | Intel Iris Xeグラフィックス | Intel Iris Xeグラフィックス |
メモリ | DDR4-3200 16GB | DDR4-2666 8GB (カスタマイズ不可) |
SSD | 500GB NVMe | 512GB NVMe |
HDD | 非搭載 | 非搭載 |
Wi-Fi 6 | ◯ | × |
光学ドライブ | 搭載不可 | 搭載不可 |
公式 | 公式 | 公式 |
液晶サイズはどちらも15.6インチです。本体重量についてはInspiron 15 3000 Intel プレミアムの方が15%程度重くなっています。CPU・GPUは共通です。メモリ容量についてはInspiron 15 3000 Intel プレミアムは8GBとTHIRDWAVE DX-T5の半分に留まります。メモリ16GBへのカスタマイズはできませんが、費用換算すると8,000円前後でしょう。ストレージは同じですね。これで価格差は1,193円で逆転します。
また、Inspiron 15 3000 Intel プレミアムはWi-Fi 6には対応していません。コストパフォーマンスはInspiron 15 3000 Intel プレミアム(大容量SSD搭載)の方が高いですが、納期が長かったり、Wi-Fi 6に対応していなかったりとデメリットが大きいです。基本的にはTHIRDWAVE DX-T5の方がコスパが高いです。
THIRDWAVE DX-T5の口コミ
ドスパラのノートパソコンもコスパがいい
あと1万円安ければな・・・ノートパソコンTHIRDWAVE DX-T5【カスタマイズしても最短2日で出荷!】 #ドスパラ #dptw https://t.co/XI6z9S7HV5
— code tylar (@code_tylar) June 8, 2022

価格が下がったことでより選びやすくなりました。ここからの値下げは難しいかもしれません。シンプルなデザインは万人受けするのではないかと思います。
ドスパラってとこで
THIRDWAVE DX-T5
ってやつ買った☺️ pic.twitter.com/wRJ5v3byd4— うさだひでお (@po_ba_hid) August 29, 2021

いくつかこういったツイートを見つけました。ある程度の知名度を獲得しているのでしょう。
買うならTHIRDWAVE DX-T5、THIRDWAVE DX-T7 、THIRDWAVE DX-C5の3つのモデルが良いかなと。
スペック的なのも含めてね。 https://t.co/p2oCWRgBSt
— ギャロ (@gallo1192) September 10, 2021

価格改定で一気に購入しやすくなりましたね。DX-T5あるいはDX-T7がおすすめです。DX-C5は旧モデルに当たりますので今はあえて選択しなくても良いのではないかと思います。
ちなみに3つ目?のURLのTHIRDWAVE DX-T5、お買い得。
構成を変えるみたいなとこで、SSDを500GBにすると良い。値段の割にスペックが高い。
サブPCに欲しいくらい。— 煉月878 (@T_Rengetsu) September 29, 2021

本当にサブパソコンにも適していると思います。普段は高スペックなパソコンを使用しつつ、外出時に軽めのモデルが欲しいという方は必見です。もちろん性能的には十分過ぎるほどだと思います。
公式HP
パフォーマンスと価格の最高のバランスです。これからも期待しています。

ドスパラのノートパソコンは総じてコストパフォーマンスが高いです。海外メーカーを含めても競合はほとんどいないのではないかと思えるほどです。
他サイトでは、見目が古臭いと評価がありましたが、実物を見て私は「メタリックでとってもカッコいい」…と思いました。 性能も自分が求めていた内容で、値段も手の届く範囲。 とても良い買い物をさせていただきました。有難うございます。

デザインは賛否両論ありますね。シンプルで使う場所を選ばないというのは強みになると思います。
自宅で講義を受ける為にカメラ付きで性能もそこそこの物を探していたら、このPCを発見し購入。 ssdのおかげで起動も早いし、テンキーとLANポート付きが地味に嬉しい。 コスパ最高だと思われます。

必要最低限の機能は備わっているのは嬉しいですよね。何よりもこの価格帯で考えるとこれ以上のモデルを見つけるのが難しいです。
THIRDWAVE DX-T5のケースデザイン
正面
とにかくシンプルなデザインですね。シルバーで落ち着いた印象を受けます。狭額縁デザインというわけでもなくチープさからやや古さを感じてしまうかもしれません。価格を考えると仕方がないですね。
天板
天板もシンプルです。やや厚さを感じますが、キレイなシルバーが映えます。あえてロゴレスにしているのは通好みです。
左側面
左側面にはHDMI×1、USB3.2 Gen2 (Type-C)x1、USB 3.2 gen1 (Type-A)x1、マイク入力・ヘッドフォン出力共用端子が配置されています。
右側面
右側面にはカードリーダー、USB 3.2 gen1 (Type-A)x1、LANポートが配置されています。オーソドックスなI/Oパネルです。
キーボード
キーボードは価格相応です。テンキーは3列になっていますので、「+」や「-」などが上部に配置されています。利用頻度が高い方は慣れるに時間が掛かってしまうのではないかと思います。
当記事のまとめ

当記事では、ドスパラの人気モデルである「THIRDWAVE DX-T5」の性能レビュー&口コミをまとめました。最新のCore i5-1135G7を搭載していてノートパソコンとしては高いパフォーマンスを発揮します。動画編集・画像編集・DTM・WEBデザインなどにも対応することができます。価格が抑えられていることからサブPCとしても注目されています。
ストレージ容量が倍増となり実用性が向上しています。価格が1.2万円上がってしまったもののCore i5-1135G7搭載モデルとしては十分でしょう。その後6,000円の値下げが適用となり実質安くなったと言えますね。上位モデルとの価格差が広がったのは朗報です。動画編集などを本格的に行いたいなら予算を増やしてTHIRDWAVE DX-T7を選択した方が良いでしょう。
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