Ryzen 5 2600X
画像引用元:https://www.amazon.co.jp/(Amazon.co.jp)

管理人管理人

当記事では、「Ryzen 5 2600Xの性能スペックと搭載BTOパソコン」を紹介しています。IntelのCoffee Lakeに対抗するCPUとして登場しました。CPUベンダーがこうやって競ってくれるおかげでユーザーは高性能なCPUをより安価に入手できるようになります。このRyzen 5 2600Xは新しい12nmプロセスを採用しよりパワーアップしています。

(+) コスパの高いセグメントに位置するCPU
(+) CPUクーラーが標準で付いてくる
(-) ゲームプレイではi5-8600Kに劣ることがある

Ryzen 5 2600Xの性能スペック

 5 2600X7 2700X5 1600X
世代第二世代第二世代第一世代
コア/スレッド6/128/166/12
ベースクロック3.6Ghz3.7Ghz3.6Ghz
ターボクロック4.2Ghz4.3Ghz4.0Ghz
TDP95W105W95W
価格$230$330$200
第二世代のRyzen 5 2600Xのスペックを見ていきましょう。第一世代のRyzen 5 1600Xと比べるとターボクロックが5%アップしています。また、価格も$30安くなっているのも嬉しいですね。スペックでは見えない部分でも進化しています。Zen+アーキテクチャでは、キャッシュレイテンシの最大34%の軽減、DRAMレイテンシの11%軽減、そしておよそ3%のIPC改善など実は目に見えない部分で確実に改良されています。結果的にクロック数以上の性能差があると言えます。

AMDはXシリーズのフラグシップモデルとしてRyzen 7 2700Xをリリースしています。コア数及びスレッド数は33%アップ、クロック周波数は3%アップとなっています。$100アップでより高い性能を手に入れることができます。消費電力は高くなりますが、負荷の高い作業をより快適に行なえます。ただし、ゲームプレイにおいてはRyzen 5 2600Xとそれほど性能差を体感できないかもしれません。それはやはりゲーム側の問題でコア数の多さをうまく活用できないからでしょう。

Intel Core i5-8600Kと比較

 5 2600Xi5-8600K
世代Zen+Coffee Lake
コア/スレッド6/126/6
ベースクロック3.6Ghz3.6Ghz
ターボクロック4.2Ghz4.3Ghz
TDP95W95W
価格$230$250
競合のi5-8600Kと比較します。ターボクロック数が1GHz低くなっています。また、価格も$20安いのは嬉しいですね。Ryzenは、マルチスレッド性能が高いため動画編集、動画エンコード、RAW現像など一般的なアプリケーションの使用では優位性があります。ゲームパフォーマンスにおいてはi5-8600Kに匹敵する性能を持っていますが、ゲームの最適化がIntelになっているためi5に比べると数値は出ないことがあります。

Ryzen 5 2600XってどんなCPUなの?

CPUとしての総合性能が高い

ryzen52600xtointel画像引用元:https://www.amd.com/

参考までにAMDの公式サイトからデータを引用しています。比較対象となっているのはCore i5-8600Kですが、ゲームのみ-1%となっているもののファイル変換、メディアエンコード、アプリケーション、ファイル暗号化などほとんどの領域で優位に立っています。ファイルの暗号化についてはおよそ50%性能が高いということです。

Ryzen 5 2600Xは30,000円以下のモデルとしては非常に高性能です。6コア12スレッドはライバルと比較しても優れています。総合性能ではCore i5-8600Kを上回っています。その上、グラフィックボード単体なら国内価格で3,000円程度安く購入できますので、選択するメリットがあると言えます。

得意分野がはっきりしていることは理解しておく必要があります。Ryzenはマルチスレッド性能が高いためクリエイター向けの作業が得意で、Core iシリーズはゲームプレイが得意です。もちろん、どちらの作業も高いレベルで行うことは可能です。そのためRyzenでゲーム、Core iシリーズでクリエイター向けアプリも快適に行うことができるのは間違いありません。

XFR2とPrecision Boost 2でパフォーマンスアップ(中上級者向け)

型番の末尾に”X”を冠したこのモデルは、高いクロック周波数を持つだけではなくXFR2(Extended frequency range)という機能を持っています。これは、水冷クーラーなどを搭載していてCPUが最適な温度下にある場合は最大のターボクロック周波数をさらに引き上げることができる機能です。

Xモデルは負荷の高い状況において高いパフォーマンスを引き出すことができるということです。例えば、ゲームなどCPUの周波数が重要な場合に本領を発揮します。これまでゲームの分野では圧倒的にIntelが優勢でしたが、その差を縮めることに成功したと言えます。

なお、Precision Boost 2は負荷の掛かっているコアに応じてクロック周波数をブーストする機能のことです。XFR2の基本となっている部分だと言えます。先代のPrecision Boostではすべてのコアに負荷がかかっている場合はブーストに制限が掛かっていました。今回の改良によって全コアの負荷が高まってもブーストをすることが可能となっています。

オーバークロックをするならCPUクーラー必須(中上級者向け)

The AMD Wraith Spire Cooler画像引用元:https://www.amd.com/

Ryzen 5 2600Xには標準でCPUクーラーが搭載されています。これはIntel製のライバルに比べて優れている点の一つだと言えます。通常の使用であれば十分な性能です。しかし、オーバークロックを前提に考えるのであれば社外製のCPUクーラーを別途購入して利用する必要があります。発熱をコントロールするためにも必須です。クロック周波数が大きいXシリーズにはハイエンドのCPUクーラーを搭載してほしかったですね。

ベンチマークでわかるRyzen 5 2600Xの性能!

一般アプリケーションベンチマーク一覧

Cinebench R15

cpuryzen52600xcinebench

レンダリングをすることでCPUの性能を計測しています。マルチスレッドとシングルスレッドそれぞれの性能を計ることができます。数値を見るとマルチスレッド性能については、5 2600XはIntel i7のフラグシップモデルに匹敵するスコアとなっています。16スレッドとi7を上回っていることによる恩恵ですね。シングルスレッドだとi5-8600Kよりも3%劣る結果です。

Handbrake

dougahensyuuryzen52600xhandbrake

動画のエンコード速度を計測しています。i5-8600Kと均衡しています。オーバークロックをすることでわずかに上回ることが可能です。価格を考慮すれば十分な性能だと言えます。

7-zip

zipryzen52600x7zip

zipファイルの圧縮及び解凍速度を計測。圧縮は及び解凍いずれのケースでもRyzen 5 2600Xが一回り上の性能となっています。マルチスレッド性能の高さが現れています。

PCゲームのベンチマーク一覧

Assassin’s Creed Origins

asassinscreedryzen52600assasin

ゲームでのフレームレートを計測します。やはりCore i5-8600Kが優勢となっています。公式の発表によると1%劣るだけだということでしたが、9%劣る結果となっています。タイトルによるので一概には言えませんが、ゲームプレイだけを考えるのであればi5に軍配が上がります。i5-8400に劣ることもあります。オーバークロックをしてもそれほど恩恵を得られません。これはXFR2などがうまく機能しているからだと言えるでしょう。

Battlefield 1

battlefieldgtx1050tiryzen52600xbattlefiled

i5の方が10%パフォーマンスが高くなっています。i7-8700Kに匹敵するパフォーマンスを持っていることからクロック周波数が重要な要素になっていると考えられます。また、ゲーム側でIntelに最適化されているのも大きな要因だと思います。オーバークロックをしても1%弱しか数値に変わりはありません。

Ryzen 5 2600X搭載のおすすめBTOパソコン

Thunderstorm AC5(ドスパラ)

Monarch-X ZK
価格:87,980円
CPU:AMD Ryzen 5 2600→カスタマイズ可能
GPU:GeForce GT 1030
SSD:非搭載
HDD:1TB



GT1030を搭載した格安モデルです。+7,300円でRyzen 5 2600Xにアップグレードをすることができます。GT1030は主にクリエイター向けのグラフィックボードです。比較的軽い3Dアプリケーションを実行したい方向けです。SSDの追加カスタマイズを検討するとより快適になります。

AeroStream RM5A-C181/T(TSUKUMO)

AeroStream RA5JG180T
価格:75,800円
CPU:AMD Ryzen 5 2600→カスタマイズ可能
GPU:GeForce GT 1030
SSD:非搭載
HDD:1TB



+4,000円でRyzen 5 2600Xにアップグレードをすることができます。Thunderstorm AC5よりも価格が安くお得ですね。また、グラフィックボードも自由にカスタマイズできるのも魅力的です。より複雑な3Dアプリケーションを利用したり、ゲームをしたりしたい方はGTX1060 3GB以上のグラフィックボードの搭載を検討すると良いでしょう。

GALLERIA RT5(ガレリア)

Monarch-X ZK
価格:114,980円
CPU:AMD Ryzen 5 2600→カスタマイズ可能
GPU:GeForce GTX1660Ti
SSD:240GB
HDD:1TB



ドスパラのゲーミングPCブランドのBTOパソコンです。GTX1660Tiを搭載したモデルです。3Dグラフィックス処理もこなせる高い性能を持っています。SSDとHDDのダブルストレージが標準搭載なので、カスタマイズをしなてくも快適なパソコンライフを送ることができます。

当記事のまとめ

管理人管理人

当記事では、Ryzen 5 2600Xの性能及びおすすめのBTOパソコンについて紹介しました。Ryzen 5 2600Xは8コア16スレッドを搭載し、クロック周波数も高く設定されているのが強みです。XFR2など最新の機能を活用することで様々なアプリケーションにおいて強みを発揮します。これまでIntelが圧倒的に優勢だったゲームにおいてもその差を縮めていると言えます。

TSUKUMOの「AeroStream RM5A-C181/T」は非常に価格を抑えられているのが特徴です。カスタマイズの幅も広くグラフィックボードも自由に選択できるのが嬉しいですね。似た構成のモデルとしてドスパラの「Thunderstorm AC5」が挙げられます。趣味や仕事で3Dアプリケーションを使用している方におすすめの一台です。

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当ページのベンチマーク計測のテスト環境

CPUCore i7-7700K
マザーボードASUS Z270
メモリ16GB
SSDPatriot Ignite 960GB
電源ユニットAntec HCP-1200 1200W
冷却システムCryorig R1 Universal 2x 140 mm fan
ソフトウェアWindows 10 64-bit
ディスプレイAcer CB240HYKbmjdpr 24インチ