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当記事では、「Core i7-9700の性能スペックとベンチマーク」を紹介しています。Core i7-8700の後継モデルです。Core i7-9700の登場で第九世代のCPUが揃う形になりました。8コア8スレッドと前世代のCore i7シリーズよりも物理コアが増えたことでCPU性能は向上しています。
前世代からでも性能差を体感しやすいと思います。高性能なCPUを探している方は必見です。スペック的に違いはありませんが、末尾に”F”を冠したオンボードGPU非搭載モデルもあります。後継モデルは、Comet Lake世代の「Core i7-10700」です。ハイパースレッディングに対応となりより他界パフォーマンスを発揮します。
目次
Core i7-9700のおすすめ用途
デュアル | 動画視聴 | 動画編集 | 動画投稿 | RAW現像 | マンガ | ゲーム |
◎ | ☆ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
デイトレ | 実況 | デザイン | DTM | Skype | CAD | ビジネス |
◯ | ◯ | ◎ | ◎ | ☆ | ◯ | ◎ |
Core i7-9700の基本スペック
i7-9700 | i7-9700K | i7-8700 | |
---|---|---|---|
コードネーム | Coffee Lake-R | Coffee Lake-R | Coffee Lake |
プロセス | 14nm | 14nm | 14nm |
コア/スレッド | 8/8 | 8/8 | 6/12 |
ベースクロック | 3.0 GHz | 3.6 GHz | 3.2 GHz |
ターボクロック | 4.7 GHz | 4.9 GHz | 4.6 GHz |
L3キャッシュ | 12MB | 12MB | 12MB |
対応メモリ | DDR4-2666 | DDR4-2666 | DDR4-2666 |
内蔵GPU | UHD Graphics 630 | UHD Graphics 630 | UHD Graphics 630 |
TDP | 65W | 95W | 65W |
単体価格 | $323 | $374 | $303 |
搭載PC価格 | 82,800円~ | 99,980円~ | 82,980円~ |
発売価格 | 2019/04/23 | 2018/10/19 | 2018/01/01 |
L3キャッシュ容量は12MBと共通です。内蔵GPUも変わっていませんね。TDPは65Wです。価格については$20安くなっています。搭載PCの価格はほぼ同じだと考えて良いですね。同じ価格でより性能の高いモデルを購入できるということです。
先に登場していたCore i7-9700Kの下位モデルということになります。$51安く設定されているのは嬉しいですね。コア数及びスレッド数は同じ8コア8スレッドとなっています。ベースクロックが3.6GHz→3.0GHz、ブーストクロックが4.9GHz→4.7GHzへと引き下げられています。クロック周波数が抑えられている分消費電力も65Wと30%省電力となっています。
Core i7-9700ってどんなCPUなの?
高性能でバランスの良いCPU
Core i7-9700は、非常に高性能で長く使用できるCPUです。性能不足の不安がありません。一つ上のCore i7-9700Kになるとオーバースペックになりがちです。一方、Core i7-9700は多くのユーザーにとってちょうど良い性能を持っていると言えます。極端に性能が高すぎるということもなく使い勝手が良いです。
これは第八世代で売れ筋だったCore i7-8700の後継モデルであることからもわかります。どのCPUがいいのかわからなければこのCore i7-9700が第一の候補になります。それほど性能が必要ないと思うならコスパの高いCore i5-9400Fも人気があります。6コア6スレッドとスペックは落ちますが、最低限必要なゲーム適性を持っています。
OC非対応モデルでコスパが高い
Core i7-9700は、オーバークロック(CPU性能を極限まで引き上げること)には対応していません。より高みを目指したい方はCore i7-9700Kが候補に入りますね。ただし、初心者の方にとってオーバークロック自体身近なものではなく、故障リスクもあるためおすすめできるわけではありません。
オーバークロックに対応していないということもあってCPU単体価格及びマザーボードの価格が抑えられていることを考えるとメリットだと考えて良いでしょう。中上級者の方でなければコスパ重視で選ばれることが多いです。
Fシリーズもラインナップにある
第九世代からはオンボードGPUが非搭載となっている”F”シリーズもラインナップに入っています。外付けのグラフィックボードを選択する場合オンボードGPUは不要です。つまり、グラフィックボードを搭載しているクリエイター向けPCやゲーミングPCではメリットがある選択肢となります。オンボードGPUが搭載されていない分だけ価格が安く、少しだけベンチマークスコアが高くなる傾向にあります。BTOパソコンでもFシリーズがリリースされていますが、予算を抑えたい自作ユーザーの方にもおすすめです。
ベンチマークでわかるCore i7-9700の性能!
一般アプリケーションベンチマーク一覧
Cinebench R15
Handbrake
Core i7-9700搭載のおすすめBTOパソコン
CSシリーズおすすめ構成C(フロンティア)
価格:84,800円
CPU:Core i7-9700
GPU:非搭載
メモリ:DDR4 8GB
SSD:480GB
HDD:非搭載
LUV MACHINES iH700X3N-S2(マウスコンピューター)
価格:94,800円
CPU:Core i7-9700
GPU:UHD グラフィックス 630
メモリ:DDR4 8GB
SSD:240GB 256GB NVMe対応
HDD:非搭載
NEXTGEAR i690SA2-e-sports(G-Tune)
価格:139,800円
CPU:Core i7-9700
GPU:GeForce GTX 1660
メモリ:DDR4 8GB
SSD:256GB NVMe対応
HDD:非搭載
当記事のまとめ
当ページでは、Core i7-9700Kの性能スペックについてレビューをまとめました。第八世代で売れ筋CPUだったCore i7-8700の後継モデルとなっています。6コア12スレッドから8コア8スレッドとスレッド数は減少したものの物理コアが33%アップしたことで性能面はパワーアップしています。消費電力も同等なのは嬉しいですね。
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当ページのベンチマーク計測のテスト環境
マザーボード | ASRock Z370 |
メモリ | 16GB DDR4-3200 |
SSD | Crucial MX300 750 GB |
電源ユニット | Seasonic SS-860XP |
冷却システム | Noctua NH-U14S |
ソフトウェア | Windows 10 64-bit |