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当記事では、「Core i7-8550Uの性能スペックとベンチマーク」を紹介しています。Core i7-7500Uの後継モデルでコア/スレッドがそれぞれ倍増となりました。省電力モデルの最上位モデルとなっています。4コア8スレッドとスペックも高いです。各ショップのノートパソコンでもラインナップが豊富で選びがいがあります。
Core i7-8550Uはノート向けのCPUとして高い性能を持ち注目されています。末尾のUは省電力であることを指しています。まさにノートパソコンのためにあるCPUだと言っても良いでしょう。それでは詳しく見ていきましょう。リフレッシュモデルである「Core i7-8565U」が発売されました。ターボクロックは引き上げられてより高いパフォーマンスを発揮します。
すでに後継モデルである「Core i7-10510U」・「Core i7-1065G7」がリリースされています。後者はIntelが初めて10nmプロセスを採用したCPUです。
Core i7-8550Uの基本スペック
世代 | 第8世代 |
開発コード | Kaby Lake R |
コア/スレッド数 | 4 / 8 |
クロック周波数 | 1.80 GHz |
ブーストクロック | 4.00 GHz |
内蔵グラフィックス | Intel UHD Graphics 620 |
TDP | 25W |
発売日 | 2017年10月頃 |
価格 | $409 |
目次
Core i7-8550Uの性能は?
Core i7-8550Uのスペックは?
i7-8550U | i7-7500U | i7-7700HQ | |
---|---|---|---|
コードネーム | Kaby Lake-R | Kaby Lake-S | Kaby Lake-S |
プロセス | 14nm | 14nm | 14nm |
ダイサイズ | 123 m㎡ | - | - |
コア/スレッド | 4/8 | 2/4 | 4/8 |
ベースクロック | 1.8Ghz | 2.7Ghz | 2.8Ghz |
ターボクロック | 4.0Ghz | 3.5Ghz | 3.8Ghz |
L3キャッシュ | 8MB | 4MB | 6MB |
対応メモリ | DDR4-2400 | DDR4-2133 | DDR4-2400 |
内蔵GPU | UHD 620 | HD 620 | HD 630 |
TDP | 15W | 15W | 45W |
搭載PC価格 | 85,800円~ | - | 85,980円~ |
発売日 | 2017年8月21日 | 2015年3月1日 | - |
前モデルであるCore i7-7500Uからの大きな進化はコア及びスレッドが倍の4/8になっていることです。ベースクロックを下げてコア数を増やすのが今の定番です。ベースクロックは33%低く、ターボクロックはCore i7-8550Uの方が15%高いです。効率良くパソコンでの作業を行うことができます。それでいて消費電力は同等なのは嬉しいですね。ただし、実測値で見るとわずかに駆動時間が短くなります。
内蔵GPUもHD620から改良されてUHD 620となっています。わずかながら性能アップを見込めます。また、L3キャッシュ容量も倍の8MBとなっています。メモリの規格もDDR4-2133からDDR4-2400へとアップグレードされています。全体的にスペックが強化されていることがわかります。
Core i7-7700HQの末尾のHQは、ハイパフォーマンスグラフィックスクアッドコアを表しています。ベースクロックはCore i7-7700HQの方が56%高く、ターボクロックはCore i7-8550Uの方が5%高いです。L3キャッシュ容量はCore i7-8550Uの方が33%多くなっています。対応メモリはDDR4-2400と共通です。
内蔵GPUはHD 630とCore i7-7700HQがワンランク上になっています。Core i7-7700HQは消費電力が45WとCore i7-8550Uの3倍です。ベースクロックを高くしていることも要因でしょう。性能に対する代償だと言えます。バッテリー駆動時間よりもパフォーマンス重視のモデルです。
バッテリーでの駆動時間が短くなります。基本的には自宅で使用するけど、たまに外出先でもゲームをしたい方向けだと言えます。それに比べてCore i7-8550Uはもっと多くの方におすすめできるモデルです。バッテリー駆動時間も長く外出先でも仕事をこなすことが可能です。
Core i7-8550UってどんなCPUなの?
省電力でノートに適したCPUの一つ
RAW現像や動画編集にも対応できる
軽めのゲームなら内蔵GPUでプレイ可能
Core i7-8550U搭載のおすすめBTOノートパソコン
NLKRシリーズ おすすめ構成B(FRONTIER)
価格:84,800円
CPU:Core i7-8550U
GPU:UHDグラフィックス620
メモリ:8GB DDR4
SSD:非搭載
HDD:1TB
m-Book F576SD-M2SH2(マウスコンピューター)
価格:109,800円
CPU:Core i7-8550U
GPU:UHDグラフィックス620
メモリ:8GB DDR4
SSD:256GB
HDD:1TB
STYLE-15FH038-i7-UHFS(パソコン工房)
価格:86,980円
CPU:Core i7-8550U
GPU:UHDグラフィックス620
メモリ:8GB
SSD:240GB
HDD:非搭載
当記事のまとめ
当記事では、Core i7-8550Uの性能スペック及び搭載パソコンを紹介しました。第八世代になりノート向けCPUも大幅な性能向上が見込めます。4コア8スレッドとスペックも高く画像編集などにも対応することができます。アーキテクチャ自体は変わっておらずパワー効率が高いわけではありません。現行のCore i3シリーズよりも性能は劣りますが、2021年時点でも使えるCPUであることの証明にもなりますね。
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