当記事では、ドスパラの「THIRDWAVE DX-C3」についてレビューと口コミをまとめています。このモデルは2020年10月15日に発売された製品です。Core i3-10110U搭載BTOノートパソコンです。すでに発売されている「THIRDWAVE DX-C5」や「THIRDWAVE DX-T7」のCPUのランクを落としたモデルとなっています。
税込7万円台と価格が抑えられているのが魅力です。テレワークやインターネットでの動画視聴など比較的負荷の掛からない用途でのノートパソコンを探している方におすすめです。持ち運び専用のサブマシーンとしても最適だと思います。この価格帯のモデルのラインナップは希少です。すでに当該モデルは販売終了となり、後継モデルである「THIRDWAVE SA503i」がリリースされています。CPUがIntel第十一世代のCore i3-1115G4になりパフォーマンスは向上しています。デザインも良くなっています。
目次
THIRDWAVE DX-C3のスペック
価格 | 59,980円(税込) |
液晶サイズ | 15.6インチ |
重量 | 約1.55kg |
バッテリー駆動時間 | 約8.0時間 |
CPU | Core i3-10110U |
グラフィックボード | インテル UHDグラフィックス |
メモリ | DDR4 8GB |
SSD | 256GB NVMe |
HDD | 非搭載 |
おすすめ度 | ★★★★★★★★☆☆ |
低価格が特徴のCPUですが、Celeronシリーズよりも性能が高いです。メモリ8GB、SSD 256GBと構成は必要最低限に留まります。SSDがM.2からNVMeへとアップグレードされています。おすすめ度は★8つです。上位のTHIRDWAVE DX-C5との価格差を考えると選びにくいかもしれません。
THIRDWAVE DX-C3のカスタマイズ
THIRDWAVE DX-C3でカスタマイズができる項目の中で特に重要なところをピックアップしました。カスタマイズを検討中の方はぜひ参考にしてくださいね。なお、2021年5月の再販にあたってカスタマイズができなくなっています。
メモリ ★☆☆☆☆
メモリはカスタマイズしたくなる項目だと思います。Core i3シリーズ搭載モデルは価格を抑えることが大切です。性能不足が不安でメモリ容量を増やすことを考えるならワンランク上のCPUを選択するべきです。+8,000円でCore i5-10210U搭載のDX-C5を購入できるのでメモリ16GBへのアップグレードは賢明とは言えません。
SSD ★★★☆☆
+2,000円でより高性能なNVMe SSDにアップグレードすることができます。選択肢としては悪くありません。容量が増えるわけではないので注意してください。
HDD ★★★★☆
せっかく低価格が魅力のモデルなので容量を増やすにしてもコストを抑えられるHDDの方が良いでしょう。1TBを+7,000円で追加することができます。なお、ダブルSSDにすることも可能です。
THIRDWAVE DX-C3のおすすめ用途
デュアル | 動画視聴 | 動画編集 | 動画投稿 | RAW現像 | マンガ | ゲーム |
◎ | ◎ | △ | ✕ | △ | △ | ✕ |
デイトレ | 実況 | デザイン | DTM | Skype | CAD | ビジネス |
◯ | ✕ | ◯ | △ | ◎ | ✕ | ◯ |
THIRDWAVE DX-C3の性能
Core i3-10110U
Intel UHD 600
THIRDWAVE DX-C3を選ぶ3つの理由
価格が安く購入しやすいから
THIRDWAVE DX-C3は、Core i3-10110U搭載ノートパソコンの中でも最安値クラスのモデルです。Core iシリーズを搭載していて税込5万円台という絶妙な価格設定が嬉しいですね。学生や新社会人の方でも手を出しやすいです。
Celeronでは性能不足に感じてしまう方の買い替え対象としてぴったりだと思います。CeleronとCore i3シリーズとの差は価格以上に大きいです。デスクトップパソコンがメインでも外出時用のサブパソコンとして選択するのもありです。
本体重量約1.55kgと持ち運びがしやすいから
当該モデルについては15.6インチノートしては本体重量約1.55kgと軽いのが特徴です。ドスパラの最新モデルということもあって本体にもこだわりが見られます。最近はただ安いだけでは注目されることはありません。この重さなら女性の方でも持ち運びがしやすいと思います。
本体自体も薄くカバンにもすっぽりと収納できるでしょう。シンプルなデザインで使う場所を選ばないのもポイントです。もう少し予算を出せばさらに軽いモデルも選択肢に入りますが、価格を考えるとかなりお買い得であることに間違いありません。
翌日出荷対応ですぐに受け取ることができるから
翌日出荷に対応していることも選ぶ理由になると思います。カスタマイズをしても納期が変わらないのはドスパラ製品の強みです。ドスパラの場合力を入れているモデルあるいは売れ筋モデルの納期が早い傾向にあります。
それだけDX-C3に期待していることの証とも言えます。翌日出荷ということは最短で購入後翌々日に受け取ることができるということです。普段お仕事で使用しているパソコンが故障してしまってすぐに用意する必要があるという方に最適です。
THIRDWAVE DX-C3の弱み
上位モデルとの価格差が小さい
THIRDWAVE DX-C3の上位モデルであるDX-C5との価格差が8,000円と絶妙です。この価格差なら上位のDX-C5の方がお得感があります。CPUがCore i3-10110UからCore i5-10210Uへとワンランクアップします。2コア4スレッドから4コア8スレッドとコア/スレッドが倍増となるのは大きいですね。
Core i5シリーズになれば動画編集やRAW現像などクリエイター用途への対応力もぐっと上がります。少しでも価格を抑えたい方にとってはDX-C3の価格設定は魅力的ですが、もう少し予算に余裕があるという方はDX-C5を選択した方が満足度が高いと思います。
カスタマイズができなくなった
当該モデルはこれまでメモリやストレージのカスタマイズができていましたが、今は一切カスタマイズができなくなっています。再販に当たって変更になった部分の一つです。もう一つは価格ですね。特にストレージのカスタマイズができないのは痛いです。ストレージはSSD 256GBのみとなっています。画像や動画ファイルをたくさん保存したいという方にとっては少ないです。
OSシステムだけで30GB-40GB程度使用しますので、実質200GB程度しか残っていません。クラウドストレージで対応できる場合は問題ないですが、そうでないならストレージのカスタマイズをしたいところでした。Amazonなどで外部ストレージを購入してもOKです。
デザイン性が高いわけではない
THIRDWAVE DX-C3についてはあくまでもオーソドックスなデザインのノートパソコンという評価です。今風のオシャレなデザインというわけではありません。それでも落ち着いた印象を与えてくれますので、使用場所を気にせず作業に没頭することができるでしょう。価格の優位性がある限りデザインはそれほど気にしなくても良いと思います。
THIRDWAVE DX-C5と比較
ブランド | ドスパラ | ドスパラ |
---|---|---|
画像 | ||
製品名 | DX-C3 | DX-C5 |
価格 | 59,980円(税込) | 61,980円(税込) |
液晶サイズ | 15.6インチ | 15.6インチ |
重量 | 約1.55kg | 約1.55kg |
バッテリー駆動時間 | 約8.0時間 | 約7.7時間 |
CPU | Core i3-10110U | Core i5-10210U |
GPU | Intel UHD グラフィックス | Intel UHD グラフィックス |
メモリ | DDR4 8GB | DDR4 8GB |
SSD | 256GB NVMe | 256GB NVMe |
HDD | 非搭載 | 非搭載 |
Wi-Fi 6 | ◯ | ◯ |
光学ドライブ | 搭載不可 | 搭載不可 |
公式 | 公式 | 公式 |
+2,000円ぐらいなら出してもいいよ!という方はTHIRDWAVE DX-C5がおすすめです。Core i3とCore i5でははっきりと性能差が出るからです。動画編集や画像編集作業を中心に行いたい方は要チェックです。これぐらいの価格差であればも素直にDX-C5を購入した方が性能面で満足できる結果になるでしょう。少しでも予算を抑えたいならTHIRDWAVE DX-C3がベストな選択になります。
いずれのモデルも最新モデルらしくWi-Fi 6に対応しています。ポイントを押さえているのが高評価です。光学ドライブは搭載できませんので注意してくださいね。どちらのモデルもカスタマイズができなくなっています。
THIRDWAVE DX-C3の口コミ
まだ発売されたばかりのモデルということもあってユーザーの口コミはありません。公式のつぶやきを参考としてまとめておきます。
【金沢店オススメノートPCのご紹介】
THIRDWAVE DX-C5
リモートワークや動画鑑賞にオススメのPCとなっております。
こちらすぐお渡しができるモデルがございます。
ぜひ一度ご検討くださいませ。#ドスパラ pic.twitter.com/nPsThaRp8b
— ドスパラ金沢店 (@dospara_kanaz) May 16, 2021
店舗なら即日で受け取れるのは嬉しいですね。お近くの店舗を訪れてみても良いかもしれません。なお、表記がTHIRDWAVE DX-C5となっていますが、正しくはTHIRDWAVE DX-C3ですね。
【新製品】エントリークラスノートにHDMI・Wi-Fi6・Bluetooth搭載で拡張性を高めた『THIRDWAVE DX-C3』を発売しました
🚀Core i3-10110U
🔧8GBメモリ
😄250GB M.2 SSD59,980 円(+税)https://t.co/cgoORK3j7p pic.twitter.com/Mlx8xUDiQk
— ドスパラ【公式】 (@dospara_web) October 19, 2020
登場時は税抜59,980円でした。税込みでは65,978円ということになります。SSDがM.2だったので今は規格が上がっています。より快適にPC作業を行えます。
【DX-C3】
価格重視のオススメモデルhttps://t.co/gR8oc5ul9b【DX-C7】
Intel Core i7を搭載した性能重視モデルhttps://t.co/fGywzYLmCx2モデル共WEBカメラ内蔵の為
テレワークなどにもオススメ!
店頭注文も可能です、ぜひ一度ご検討ください
詳細はURLをチェック!#テレワーク #ドスパラ pic.twitter.com/TlSLyKyHLq— ドスパラ金沢店 (@dospara_kanaz) October 16, 2020
THIRDWAVE DX-C3のケースデザイン
正面
とにかくシンプルなデザインですね。シルバーで落ち着いています。狭額縁デザインというわけでもなくやや古さを感じてしまうかもしれません。
天板
天板もシンプルです。キレイなシルバーが映えます。普通ならロゴを入れたくなる箇所だと思いますが、あえてロゴレスにしているのは通好みです。
左側面
左側面にはHDMI×1、USB3.2 Gen2 (Type-C)x1、USB 3.2 gen1 (Type-A)x1、マイク入力・ヘッドフォン出力共用端子が配置されています。HDMI端子が搭載されているのは強みだと言えます。
右側面
右側面にはカードリーダー、USB 3.2 gen1 (Type-A)x1、LANポートが配置されています。
キーボード
キーボードは価格相応です。テンキーの配置などやや癖がありますが、慣れれば問題ないレベルだと思います。
当記事のまとめ
当記事ではTHIRDWAVE DX-C3のレビュー及び口コミ情報をまとめました。Core i3-10110U搭載で税込73,980円と安価なのが魅力のノートパソコンです。15.6インチで本体重量約1.55kgと持ち運びをメインに考えている方にもおすすめしやすいです。カバンにも収納しやすいと思います。
CPU性能的には負荷の掛かる作業は苦手です。ネットサーフィン・動画視聴・オフィスソフトの使用などを想定している方向けです。サブパソコンとしても最適です。+2,000円でCore i5-10210U搭載のTHIRDWAVE DX-C5を購入できますので、財布とじっくり相談して決断してくださいね。
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