
当記事では、ドスパラのノートパソコン「THIRDWAVE DX-C5」についてレビューをまとめています。シンプルな型番で覚えやすいですね。やっとドスパラから本気のノートパソコンが登場しました。長らくノートパソコンのラインナップが更新されていませんでした。古いモデルばかりでこれだ!と言える製品がなく悩ましい状況が続いていました。
もはやデスクトップパソコンにしか注力しないのかと考えていたところで新モデルの登場です。このモデルは高コスパのCore i5-10210Uを搭載して6万円台という価格設定が特徴の一台です。かなり価格が抑えられていてテレワークが推奨されている今の時代に最適です。
THIRDWAVE DX-C5のスペック
価格 | 69,900円 |
液晶サイズ | 15.6インチ |
重量 | 約1.55kg |
バッテリー駆動時間 | 約7.7時間 |
CPU | Core i5-10210U |
グラフィックボード | インテル UHDグラフィックス |
メモリ | DDR4 8GB |
SSD | 256GB NVMe |
HDD | 非搭載 |
おすすめ度 | ★★★★★★★★☆☆ |
THIRDWAVE DX-C5のおすすめカスタマイズ
メモリ ★★☆☆☆
メモリ容量を増やすのはPC作業をより効率的にするために効果的です。このクラスではやや費用対効果が悪いかもしれません。費用面を考慮するべきですね。場合によってはCore i7-10510U搭載モデルを選択した方が良いでしょう。
SSD ★★★★★
+2,000円で高性能なNVMe対応SSDにアップグレードすることができます。この金額であれば選択する価値があります。SSD容量を増やすと費用が掛かりますのでお財布と相談する必要があります。このカスタマイズが標準となり価格が上がったという形です。おすすめのカスタマイズだったのでこの値上げとアップグレードは評価できます。
HDD ★★★☆☆
HDDの項目でSSDを搭載することができます。OSなどのシステムを上記のSSDに保存して、その他のファイルをこのSSDに保存するという使い方ができます。容量を重視するならHDDでも良いと思います。
THIRDWAVE DX-C5のおすすめ用途
デュアル | 動画視聴 | 動画編集 | 動画投稿 | RAW現像 | マンガ | ゲーム |
![]() ◎ | ![]() ◎ | ![]() △ | ![]() ✕ | ![]() ◯ | ![]() ◯ | ![]() ✕ |
デイトレ | 実況 | デザイン | DTM | Skype | CAD | ビジネス |
![]() ◎ | ![]() ✕ | ![]() ◎ | ![]() △ | ![]() ◎ | ![]() △ | ![]() ◎ |
THIRDWAVE DX-C5の性能
Core i5-10210U
Intel UHD 600
THIRDWAVE DX-C5を選ぶ3つの理由
Core i5-10210U搭載の中でも格安だから
Core i5-10210U搭載で税抜6万円台というのは驚異的です。この価格設定だけでドスパラにあっぱれをあげたいですね。Core i5-10210Uを搭載していてこの価格帯のモデルを見つけるのは至難の業です。ノートパソコンとしてトップクラスのコスパを誇ります。セールやキャンペーンなど特殊な環境でもなかなか難しいでしょう。
メモリ8GB・SSD 250GBと価格を考えると構成も十分だと思います。物足りないなと感じる方は必要に応じてカスタマイズで好みのモデルに仕上げてください。仕事でも趣味でも扱いやすいモデルでおすすめ度が高いです。
15.6インチノートとして非常に軽いから
当該モデルの重量はバッテリー込みで約1.55kgとかなり軽量化されています。15.6インチノートしては最軽量クラスです。さらに、本体も薄くカバンにもすっぽり収まりますね。自宅だけではなく職場や外出先でも積極的にパソコンを使用したいと考えている方は必見です。
数年前のモデルからの買い替えだとその軽さに驚くことになると思います。この重さなら持ち運びも容易です。ノートパソコンは持ち運べることがメリットなので、本体がこれだけ軽いというのは強みになります。
落ち着いたデザインで使用場所を選ばないから
本体はシルバーを基調としていて落ち着いた印象を与えてくれます。天板にはロゴもなくシンプルです。使う場所や人を選ばず使い勝手も良いですね。コワーキングスペースやカフェでも大活躍間違いなしです。狙いすぎたデザインは苦手だという方におすすめです。人によっては物足りなさを感じてしまうかもしれません。
THIRDWAVE DX-C5の弱み
ストレージ容量はSSD 256GBのみ
ストレージ容量はSSD 256GB NVMeのみとそれほど多いわけではありません。どのような環境でパソコンを使いたいのかを考えてください。OSがここに保存されることになりますので、実質保存できる領域は220GB前後になります。動画や写真などのファイルをたくさん保存する予定のある方はSSDやHDDをカスタマイズで追加しましょう。費用を抑えたいならクラウドストレージ(Dropboxなど)や外部ストレージを活用すると良いですね。クラウドストレージなら無料で利用可能です。
高級感があるデザインではない
お世辞にも高級感があるデザインではありません。価格を考えると高級感まで求めてしまうのは酷ですね。高級感のあるデザインを求めるなら10万円前後の予算が必要です。
THIRDWAVE DX-C5は、とにかくシンプルでオーソドックスなデザインです。落ち着いたデザインで使う場所を選ばないというメリットの代償が高級感の欠如と言えるかもしれません。
負荷が掛かるとファンの音が大きくなる
ノートパソコン全般に当てはまることですが、負荷が掛かるとファンの音が大きくなる傾向にあります。静かな場所だと少し耳障りに感じるぐらいです。動画編集・RAW現像など負荷の大きい作業がメインの方は注意してください。
また、ノートパソコンはその特性上熱がこもりやすく本体が熱くなります。キーボードに熱を感じることもあるでしょう。ノート用のクーラーやエアコンで空調管理をしても100%防ぐことは難しいです。ある程度の音と熱は受け入れる必要がありますね。
mouse X4-i5と比較
ブランド | THIRDWAVE | mouse |
---|---|---|
画像 | ![]() | ![]() |
製品名 | DX-C5 | X4-i5 |
価格 | 69,900円 | 79,800円 |
液晶サイズ | 15.6インチ | 14.0インチ |
重量 | 約1.55kg | 約1.13kg |
バッテリー駆動時間 | 約7.7時間 | 約12.0時間 |
CPU | Core i5-10210U | Core i5-10210U |
GPU | Intel UHD グラフィックス | Intel UHD グラフィックス |
メモリ | DDR4 8GB | DDR4 8GB |
SSD | 250GB | 256GB |
HDD | 非搭載 | 非搭載 |
Wi-Fi 6 | ◯ | ◯ |
光学ドライブ | 搭載不可 | 搭載不可 |
公式 | 公式 | 公式 |
まず、mouse X4-i5は14.0インチモニターを搭載しています。最近主流のサイズですね。重量は約1.13kgとおよそ27%軽いです。さらに、バッテリー駆動時間が約12.0時間と60%近く長いです。本体自体も小さいので持ち運びがメインなら検討する価値があります。
その他メモリ容量・SSD容量などは共通しています。Wi-Fi 6対応や光学ドライブ非搭載も同じですね。つまり、mouse X4-i5との差は本体の大きさ・重量・バッテリー駆動時間となります。この3点+デザインに10,000円の価値があると思えばmouse X4-i5がベストな選択になると思います。価格を重視したいならTHIRDWAVE DX-C5がベストでしょう。
THIRDWAVE DX-C5の口コミ
結局、ドスパラでDX-C5を購入しました。BTOでカスタマイズしたのに注文から二日後に到着!送料込みで8万程度で、仕事用のサブ機としては申し分無し☺️
ドスパラというとパワーユーザーというかマニアックな人向けという印象がありますが、コスパ良いし気に入りました👌 pic.twitter.com/i7fgUu7YRA— Touchy (@touchy_3121) September 11, 2020
送料込みで8万円はお得感がありますね。メイン機としてもサブ機としてもおすすめしやすいです。カスタマイズをしなくても完成度が高い一台だと思います。
#新しいガレリアほしい なー
ドスパラでDX-C5のノートパソコン買ったけど、ゲーミングパソコンもほしいやで。
今うちにあるのi7-3770のGTX1050だからなー https://t.co/my4OVaCFas
— ニュン (@nyunsanda) July 17, 2020
ゲーミングPCも人気がありますね。趣味用でガレリア、仕事用でDX-C5と使い分けるのも賢明な選択だと思います。
オールラウンドに使える15.6型ノートPC「DX-C5」を全国のドスパラ店舗およびドスパラ通販サイトにて発売いたしました。 https://t.co/P6Y3YDW3L0 #dptw @dospara_webより
— ドスパラ名古屋・大須店 (@dospara_osu) June 5, 2020
かなり久々にドスパラの新ノートとして登場しました。古いモデルばかりで紹介したいと思えるモデルがなかったので助かりました。
最新の第10世代Core i5プロセッサーを搭載 15.6型スタンダードノート『DX-C5』を発売しました。
インテル Core i5 10210U搭載
67,980円(税抜)https://t.co/vM1188WApw pic.twitter.com/MzuEYN5TA7
— ドスパラ【公式】 (@dospara_web) June 5, 2020
こちらも公式サイトの発表です。それなりに力を入れていることがわかります。
THIRDWAVE DX-C5のケースデザイン
正面
とにかくシンプルなデザインですね。シルバーで落ち着いています。狭額縁デザインというわけでもなくやや古さを感じてしまうかもしれません。
天板
天板もシンプルです。キレイなシルバーが映えます。普通ならロゴを入れたくなる箇所だと思いますが、あえてロゴレスにしているのは通好みです。
左側面
左側面にはHDMI×1、USB3.2 Gen2 (Type-C)x1、USB 3.2 gen1 (Type-A)x1、マイク入力・ヘッドフォン出力共用端子が配置されています。
右側面
右側面にはカードリーダー、USB 3.2 gen1 (Type-A)x1、LANポートが配置されています。
キーボード
キーボードは価格相応です。テンキーの配置などやや癖がありますが、慣れれば問題ないレベルだと思います。
当記事のまとめ

当記事では、ドスパラの「THIRDWAVE DX-C5」についてレビューを行いました。旧モデルばかりになっていたドスパラのノートパソコンのラインナップに新しいモデルが投入されました。CPUには高コスパで人気の高いCore i5-10210Uを選択しています。ノートパソコンとしての完成度が高くおすすめ度も★8個と高いです。
Core i5-10210U搭載モデルの中では格安です。4コア8スレッドとノート向けモデルとしては標準的な性能を持っています。動画編集やRAW現像にも対応することができます。本体が非常にコンパクトで重量も約1.55kgと軽いので、持ち運ぶ機会の多い方におすすめです。バッテリー駆動時間は約7.7時間と及第点です。
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