当記事では、マウスコンピューターの「DAIV 6H」についてレビューをまとめています。2022年7月7日に発売されたばかりの新しいクリエイター向けノートパソコンです。16.0インチWQXGAモニターを搭載しています。高解像度モニターのおかげでより効率的にPC作業が行なえます。
DAIV 6シリーズのフラグシップモデルです。Core i9-12900H×RTX 3070 Ti Laptopの組み合わせでトップクラスのパフォーマンスを持っています。ノートパソコンでもデスクトップパソコンに近い性能を得られるのは魅力的ですね。問題は価格の高さでしょう。税込36万円台と高価で簡単に購入できる価格帯とは言えません。セール/キャンペーンで数万円単位での割引に期待できます。
目次
DAIV 6Hのスペック
メーカー | マウスコンピューター |
型番 | DAIV 6H |
価格 | 369,800円(税込) |
モニター | 16.0インチWQXGA |
重量 | 約1.65kg |
バッテリー駆動時間 | 約11.5時間 |
CPU | Core i9-12900H |
グラフィックボード | GeForce RTX 3070 Ti |
メモリ | DDR5-4800 32GB |
ストレージ | SSD 1TB Gen4 NVMe |
光学ドライブ | 非搭載 |
カードリーダー | ○ |
Wi-Fi 6 | ○ |
Thunderbolt 4 | ○ |
おすすめ度 | ★★★★☆☆☆☆☆☆ |
メモリはDDR5-4800 32GB、ストレージはSSD 1TB Gen4 NVMeを搭載しています。光学ドライブは非搭載でオプションでも搭載不可です。必要な方は外付けの光学ドライブで対応する必要があります。カードリーダーは標準搭載です。Wi-Fi 6対応・Thunderbolt 4搭載で実用性が高いです。おすすめ度は★四つです。やはり価格の高さがネックとなります。
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おすすめカスタマイズ
DAIV 6Hのおすすめカスタマイズを解説しています。すでに構成が充実したモデルということもあって本体自体へのカスタマイズの余地はほとんどありません。基本的にはあると便利な周辺機器が候補になります。
ノートオプション ★★★☆☆
ショートタイプの電源コードが手元にあると外出時などに便利です。ショートタイプならカバンにも収納しやすいですね。価格も770円とそれほど高くないため購入しておいても良いと思います。
ノートPC用クーラー ★★★☆☆
こちらもあると便利な周辺機器です。DAIV 6Hはハイクラスに属するクリエイターノートPCでどうしても発熱量が多くなります。ノートPC用のクーラーがあればパフォーマンス低下を防げます。もちろん100%防げるわけではありませんが、ないよりはあった方が良いと思います。
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DAIV 6Hのおすすめ用途
デュアル | 動画視聴 | 動画編集 | 動画投稿 | RAW現像 | マンガ | ゲーム |
☆ | ☆ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ |
デイトレ | 実況 | デザイン | DTM | Skype | CAD | ビジネス |
☆ | ◎ | ◎ | ◎ | ☆ | ◯ | ☆ |
CPU・GPUともにノートパソコンとしてはトップクラスの適正を持っています。高解像度モニターを搭載しているのも強みですね。ゲームプレイについても対応可能です。注意点としてはモニターが高リフレッシュレートに対応していないためFPSなどを本格的にプレイするには不向きです。3D CADについてはプロフェッショナル向けのNVIDIAシリーズの方が好ましいですが、軽い作業であれば対応可能です。
DAIV 6Hの性能
Core i9-12900H
これだけ性能の高いCPUですので、ノートパソコンで行う作業についてはおおよそ対応できると考えて良いですね。動画編集・画像編集・マンガ制作・ゲーム実況などの負荷の掛かる作業も得意分野です。デスクトップ向けモデルで言えばCore i5-12600KとCore i5-12400の中間でCore i5-12400寄りです。
GeForce RTX 3070 Ti Laptop
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DAIV 6Hを選ぶ3つの理由
クリエイターモデルとしてトップクラスの性能だから
DAIV 6Hは、クリエイターノートPCとして高い性能を持つモデルです。Core i9-12900H×RTX 3070 Ti Laptopの組み合わせは現行モデルの中でもトップクラスです。予算が豊富にある方であれば候補に入れても良いでしょう。国内BTOメーカーではこれ以上のモデルは数が少ないです。RTX 3070 Ti Laptopの上位にはRTX 3080 Ti LaptopやRTX 3080 Laptopがありますが、海外メーカーを中心に少し取り扱いがある程度です。
ノートパソコンでも性能面で妥協したくないと考えているユーザーの方は必見です。Core i9-12900Hはハイブリッドコアアーキテクチャを採用していて14コア20スレッドとスペックが高いです。メニーコアによって動画編集などの高負荷の作業への対応力が高いです。旧世代のモデルからの買い替えなら性能差を体感できるでしょう。グラフィックス処理性能も高くゲームプレイに対応できるほどです。
16.0インチWQXGAモニターを搭載しているから
16.0インチWQXGAモニターを搭載しているのもポイントとなります。クリエイターノートPCとして一般的なサイズである15.6インチや14.0インチモデルよりも一回り大きくPC作業が行いやすいモデルだと言えます。WQXGAは2,560×1,600ドットで、WQHDの2,560×1,440ドットよりも縦に11%程度広いです。このわずかな差がパフォーマンスに与える影響は大きいです。動画や写真を取り扱うクリエイターの方におすすめです。
また、DAIV 6Hは16.0インチWQXGAとやや大きめのモニターを搭載しているにも関わらず本体が軽いという特徴があります。本体重量は約1.65kgと軽量化されています。モデルによっては15.6インチのノートパソコンよりも軽いです。コストが掛かっていてノートパソコンとして理想的な形です。女性の方でも持ち運びがしやすいのではないかと思います。
構成がかなり充実しているから
当該モデルは、メモリDDR5-4800 32GB・SSD 1TB Gen4 NVMeと優れた構成を持っています。クリエイターノートパソコンらしさが垣間見えますね。メモリ規格も従来モデルのDDR4-3200よりもパフォーマンスが高く有利に働きます。メモリ容量が32GBと大容量なのも心強いです。動画編集・画像編集・ゲーム開発・WEBデザインなど負荷の掛かる作業を考えている方は必見です。
ストレージについてもSSD 1TBと大容量です。これならカスタマイズをしなくても十分な容量ではないかと思います。複数のアプリケーションを保存したり、動画や画像などのメディアを保存したりと使い勝手が良いです。Gen4 NVMeなどで高性能です。より高速なパソコン作業が実現します。
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DAIV 6Hの弱み
RTX 3070 Ti Laptop搭載モデルとして高価
DAIV 6Hの最大のデメリットはRTX 3070 Ti Laptop搭載モデルとして価格が高いことです。Core i9-12900H×RTX 3070 Ti Laptopの組み合わせで税込369,800円はかなり高価ですね。モデル次第ではRTX 3080 Laptop搭載モデルが選択肢に入るほどです。コストパフォーマンス重視で考えている方はセール/キャンペーンを待つのも良いでしょう。
16.0インチモデルとして本体が軽いという強みに魅力を感じる方であれば納得できるかもしれません。WQXGAモニターを搭載しているのも希少です。高解像度でのPC作業にこだわりたい方におすすめです。マウスコンピューターの24時間365日のサポートも嬉しいポイントとなります。弱みと強みを知った上で購入を検討してくださいね。
SSD追加で512GBを選択できない
当該モデルについては、カスタマイズ項目が制限されているのが残念です。2基目のストレージを追加する際には最低でも+25,190円とかなり高いです。さすがにカスタマイズで2.5万円は手を出しづらいです。下位モデルである「DAIV 6N」なら+13,090円で512GBのSSDが追加できます。1万円台ならまだカスタマイズを検討する余地があるのではないかと思います。できればDAIV 6Hでも512GBのカスタマイズの余地を残して欲しいところです。
スピード出荷サービスに対応していない
翌営業日出荷には対応していませんので、その点は押さえておきましょう。通常配送では決済完了後最短3営業日での出荷となります。購入してから受け取るまで1週間程度見ておく必要がありますね。パソコンが故障して今すぐ用意しなければいけないと考えている方は要注意です。場合によってはマウスコンピューターの店舗を訪れた方が早いです。ノートパソコンならまだ持って帰りやすいと思います。
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raytrek R7-ZF 32GBモデルと比較
ブランド | マウスコンピューター | ドスパラ |
---|---|---|
製品名 | DAIV 6H | raytrek R7-ZF |
画像 | ||
価格 | 369,800円(税込) | 299,979円(税込) |
送料 | 3,300円(税込) | 3,300円(税込) |
液晶サイズ | 16.0インチWQXGA (2,560×1,600ドット) | 17.3 WQHD (2,560×1,440ドット) |
リフレッシュレート | 60Hz | 165Hz |
重量 | 約1.65kg | 約2.30kg |
バッテリー駆動時間 | 約11.5時間 | 約6.6時間 |
CPU | Core i9-12900H | Core i9-12900H |
GPU | RTX 3070 Ti | RTX 3070 Ti |
メモリ | DDR5-4800 32GB | DDR5-4800 32GB |
SSD | 1TB Gen4 NVMe | 1TB Gen4 NVMe |
HDD | 非搭載 | 非搭載 |
Wi-Fi 6 | ○ | ○ |
Thunderbolt 4 | ○ | ○ |
公式 | 公式 | 公式 |
レビュー | - | レビュー |
raytrek R7-ZFのモニターは165Hzに対応していてゲームプレイにも対応できます。コストの掛かったディスプレイだと言えます。一方で、DAIV 6Hは60Hz対応でゲームプレイよりもクリエイター作業に特化したモデルとなっています。raytrek R7-ZF 32GBモデルは本体重量が約2.30kgとDAIV 6Hよりも40%重いです。17.3インチディスプレイを搭載していることを考えると仕方ないですね。
バッテリー駆動時間はDAIV 6Hの方が70%以上長く11.5時間となります。CPU・GPU・メモリ・ストレージは全て共通です。Wi-Fi 6対応・Thunderbolt 4搭載も同じですね。DAIV 6Hにも優れた部分はたくさんありますが、7万円近い価格差があることを考えると選びづらいのが現状です。セールなどで安くなるのを待ちたいところです。
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DAIV 6Hの口コミ
現在クチコミを収集中です。
DAIV 6Hのケースデザイン
正面
デザイン性の優れたノートパソコンです。16.0インチモニターを搭載しているにも関わらずすっきりとした印象を受けます。狭額縁デザインを採用しているのは魅力的です。
天板
シルバーのデザインが高級感を演出しています。DAIVのロゴが刻印されていますね。それほど目立つわけではありませんので使用する場所を選びません。
キーボード
キーボードの配列は少し癖があります。例えば、エンターキーがやや小さいです。Shiftキーが左側にずれているのも気になりますね。ノートパソコンでは妥協するべき点です。キーボードのキーピッチは約19mm、キーストロークは約1.2mmとデスクトップパソコン用のキーボードと変わらない質感です。
左側面
左側面にはUSB 3.1端子Type-C、USB 3.0端子×Type-A、カードリーダー、ヘッドホン出力/マイク入力端子が配置されています。
右側面
右側面にはThunderbolt 4端子、USB 3.0端子Type-A、HDMI端子、電源端子が配置されてます。Thunderbolt 4はPower Delivery及びモニター出力に対応しています。
ACアダプター
コンパクトなACアダプターが同梱となっています。従来モデルの半分以下の重量になりより持ち運びがしやすくなっています。オプションでより短いショートタイプ電源コードを選択できます。
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当記事のまとめ
当記事では、DAIV 6H [ Windows 11 ]のレビュー&口コミについて紹介しました。2022年7月に発売されたばかりの最新モデルです。16.0インチWQXGAモニター(2,560×1,600ドット)を搭載しているのがポイントです。15.6インチモデルよりも一回り大きいディスプレイです。WQHDよりも縦に少し広くなっていて作業効率アップに繋がります。動画や画像の編集などに最適です。
高リフレッシュレートには対応していないためゲームプレイをメインに考えている方は注意してください。メモリDDR5-4800 32GB、SSD 1TB Gen4 NVMeと構成も抜群ですね。現行トップクラスのこのモデルで対応できないなら諦めがつくのではないかと思います。
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