
当記事では、サードウェーブが販売している「THIRDWAVE SA507i」のレビューをまとめています。2022年5月19日に新しくビジネス向けノートパソコンがラインナップに追加されました。当該モデルは、THIRDWAVE SA50xiシリーズの最上位モデルです。
CPUにIntel第十一世代のCore i7-1165G7を搭載しています。省電力モデルのフラグシップモデルで高いパフォーマンスを発揮します。通常ノートパソコンの場合変則的なキーボードが採用されますが、このモデルではできる限りデスクトップ向けの一般的なキーボードを忠実に再現しています。実用性が高くビジネス用途に最適です。
(+) サードウェーブ渾身のハイクラスノートPC
(+) こだわりのキーボード採用
(+) 長時間バッテリー駆動を実現
(-) 性能だけを見ると価格が高め
(-) カスタマイズができない完成品
(-) デザインの好みが分かれる
目次
THIRDWAVE SA507iのスペック
メーカー | ドスパラ |
型番 | THIRDWAVE SA507i |
価格 | 124,980円(税込) |
モニター | 15.6インチ FHD |
ディスプレイ色域 | - |
重量 | 約1.70kg |
バッテリー駆動時間 | 約12.0時間 |
CPU | Core i7-1165G7 |
グラフィックボード | Intel Iris Xe Graphics |
メモリ | LPDDR4x-3733 16GB |
ストレージ | SSD 512GB |
光学ドライブ | 非搭載 |
カードリーダー | ○ |
Wi-Fi 6 | ○ |
Thunderbolt 4 | ○ |
おすすめ度 | ★★★★★★★☆☆☆ |
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グラフィックスはCPU内蔵のIris Xe Graphicsです。メモリはLPDDR4x-3733 16GB、SSD 512GBを搭載しています。光学ドライブは非搭載です。カードリーダー標準搭載です。Wi-Fi 6やThunderbolt 4にも対応しています。おすすめ度は★七つです。もう少し価格が下がれば評価も上がります。
THIRDWAVE SA507iのおすすめ用途
デュアル | 動画視聴 | 動画編集 | 動画投稿 | RAW現像 | マンガ | ゲーム |
![]() ◎ | ![]() ◎ | ![]() ◯ | ![]() ◯ | ![]() ◯ | ![]() ◯ | ![]() × |
デイトレ | 実況 | デザイン | DTM | Skype | CAD | ビジネス |
![]() ◯ | ![]() × | ![]() ◯ | ![]() ◯ | ![]() ☆ | ![]() × | ![]() ◎ |
グラフィックスについてはCPU内蔵グラフィックスとしては高性能なIris Xe Graphicsを搭載しているもののゲームプレイ・ゲーム実況・3D CADなどの用途には不向きです。これらの用途をメインに考えている方はグラフィックボードを搭載したクリエイターPCを選択すると良いでしょう。一般的なWEBデザインなどでの3D処理ならIris Xe Graphicsでも十分対応できます。
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THIRDWAVE SA507iを選ぶ3つの理由
CPUに高性能なCore i7-1165G7を搭載しているから
THIRDWAVE SA507iの最大の魅力は、高性能なCPUを搭載していることでしょう。THIRDWAVE SA50xiシリーズの最上位モデルでCPUにはCore i7-1165G7を搭載しています。Core i7-1165G7は、Intel第十一世代の高パフォーマンスモデルでノート向けモデルとして高いパフォーマンスを持っています。動画編集・画像編集・WEBデザインなど負荷の高い作業にも対応できます。
当然デスクトップ向けのモデルと比べると劣りますが、ノートパソコンとしてはトップクラスの水準です。従来モデルのCore i7-1065G7よりも20%程度性能が高いです。AMD製CPUと比べても安定感が高く様々なアプリケーションにおいて高いパフォーマンスを発揮します。
こだわりのキーボードを搭載しているから
サードウェーブがユーザーの声を取り入れて実現したこだわりのキーボードも魅力の一つです。キーピッチは19.6mmと余裕があってタイピングがしやすいです。デスクトップ向けの一般的なキーボードと比べても見劣りしませんね。ノートパソコンの課題であるキーボードの弱点をある程度克服できています。
テンキーのみ少し細くなっていますが、使いづらいと感じる方はタッチパッドをテンキーに切り替えればより大きなキーでタイピングできます。リフトアップヒンジデザインでキーボードに傾斜がつくため手首を負担が少なく長時間の作業にも最適です。ノートパソコンのキーボードが苦手だという方でも安心して使用していただけると思います。
バッテリー駆動時間が長く実用性が高いから
バッテリー駆動時間が約12.0時間と長くなっていて実用性が高いです。出張や打ち合わせなどで中長時間の外出を行う機会が多い方も安心です。本体重量も約1.7kgと持ち運びも問題なく行えるでしょう。カバンに入れることも容易です。15.6インチというサイズはポータブル性と実用性のバランスが高いですね。その上で当該モデルはバッテリー駆動時間が長くより洗練されていると言えます。ビジネスモデルとして販売されていてその期待に応えられる一台です。
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THIRDWAVE SA507iの弱み
DXシリーズに比べると価格がやや高い
THIRDWAVE SA507iは、同じサードウェーブのDXシリーズに比べると価格がやや高めです。プレミアム価格になっている理由は最新モデルであること以外にこだわりがあるからです。それらはすでに選ぶ理由で述べた通りでこだわりのキーボードやバッテリー駆動時間の長さなどが挙げられます。
そこに補足すると他にもアルマイト処理が施されたアルミ素材でシンプルなデザインを採用していたり、Thunderbolt 4(USB PD・モニター出力対応)に対応していたりと実用性が向上しています。これらの点に魅力を感じる方であればコストを掛ける価値があります。そうは言っても時間が経てばもう少し安くなる余地があります。待てる方は夏頃まで待ってみても良いのではないかと思います。
ほとんどカスタマイズができない
THIRDWAVE SA507iのもう一つの弱みはほとんどカスタマイズができない点が挙げられます。基本的に完成品のモデルとして見ておく必要があります。変更できる箇所はOS・オフィスソフト・セキュリティソフトなどソフトウェアのみとなっています。CPU・グラフィックス・メモリ・ストレージ・光学ドライブなどは一切カスタマイズできません。初期構成をしっかり確認してから購入するようにしましょう。
ドスパラの同性能帯のモデルと比較
ブランド | THIRDWAVE | THIRDWAVE |
---|---|---|
製品名 | SA507i | DX-T7 |
画像 | ![]() | ![]() |
価格 | 124,980円(税込) | 99,980円(税込) |
液晶サイズ | 15.6インチ FHD | 15.6インチ FHD |
リフレッシュレート | 60Hz | 60Hz |
重量 | 約1.70kg | 約1.58kg |
バッテリー駆動時間 | 約12.0時間 | 約8.8時間 |
CPU | Core i7-1165G7 | Core i7-1165G7 |
GPU | Iris Xe Graphics | Iris Xe Graphics |
メモリ | LPDDR4x-3733 16GB | DDR4-3200 16GB |
SSD | 512GB NVMe | 500GB NVMe |
HDD | 非搭載 | 非搭載 |
Wi-Fi 6 | ○ | ○ |
Thunderbolt 4 | ○ | × |
カスタマイズ | できない | できる |
公式 | 公式 | 公式 |
レビュー | - | レビュー |
バッテリー駆動時間が40%近く長く約12.0時間となっていたり、高性能なメモリを採用していたりとなっています。また、Thunderbolt 4に対応しているのもポイントです。Power Delivery対応で気軽に充電が行なえますね。ただし、カスタマイズができない点は注意しましょう。THIRDWAVE DX-T7では、メモリやストレージ(2nd)のカスタマイズが可能です。
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THIRDWAVE SA507iの口コミまとめ
現在口コミを収集中です。2022年5月19日に発売されたばかりのモデルでまだ十分な口コミが集まっていません。
THIRDWAVE SA507iのケースレビュー
正面
シンプルなノートパソコンだと言えます。狭額縁デザインを採用していてモニターの視認性が高いです。WEBカメラ搭載でWEB会議にも最適です。使用しない場合はシャッターを閉じるてセキュリティを守ることもできます。
天板
天板もシンプルでロゴもありません。場所を選ばず気兼ねなく使用できると思います。本体が薄いこともわかりますね。
キーボード
キーボードは使い勝手が考えられたものになっています。キーピッチは19.6mmと余裕があります。手の大きな男性の方でも窮屈さを感じません。テンキーについては補足なっています。使いづらいと感じる方は代わりにタッチパッドをテンキーとして使用することもできます。電源ボタンは右上に配置されていて誤動作を防げます。
側面
リフトアップヒンジデザインを採用していてキーボードに角度がつく工夫が見られます。手首の負担を軽減できます。
I/Oパネル
I/Oパネルは非常に充実しています。本体左側には、USB 3.2 Gen2 Type-A、Thunderbolt 4×2、HDMIが配置されています。Thunderbolt 4は、Power Delivery及びDisplay Port 1.2に対応しています。本体右側には指紋認証、microSDカードリーダー、USB 2.0 Type-A、USB 3.2 Gen1 Type-A、マイク入力・ヘッドフォン出力共用端子が配置されています。
サイズ
THIRDWAVE DX-T7と比べて少しだけ小さくなっています。大きめのカバンならすっぽりと収まると思います。
当記事のまとめ

当記事では、2022年5月に発売された「THIRDWAVE SA507i」のレビューをまとめました。THIRDWAVE SA50xiシリーズの三つの機種の内の最上位モデルです。CPUにはIntel第十一世代のCore i7-1165G7を搭載しています。省電力モデルとしてトップのパフォーマンスを発揮します。こだわりのキーボードを採用していてノートパソコンでも使い勝手が考えられています。広めのキーピッチとこだわりのキー配列で使いやすいです。
バッテリー駆動時間が約12.0時間と長く設定されているのも嬉しいですね。Wi-Fi 6対応やThunderbolt 4対応など最新モデルとして魅力的な特徴をたくさん持っています。価格がやや高めなのでもう少し待ってから購入するのも良いでしょう。価格重視なら同じドスパラの「THIRDWAVE DX-T7」も選択肢に入ると思います。同等の性能で価格差が2.5万円と大きいです。
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