
当記事では、マウスコンピューターが販売している「DAIV 5N」のレビューをまとめています。クリエイター向けのDAIVブランドにおける売れ筋No.2の人気モデルです。本体重量が軽く15.6インチモデルとしては最軽量クラスです。クリエイターモデルらしくWQHDモニターを搭載しているのも魅力です。グラフィックスにGeForce RTX 3060 Laptopを搭載しているのがポイントです。
ミドルクラスのグラフィックボードを搭載していることで負荷の掛かる作業にも対応がしやすいモデルとなっています。GPUアクセラレーションを活用すれば業務の効率化が行なえます。CPUにはハイクラスのCore i7-11800Hを搭載していて動画編集などのクリエイティワークを快適にしたいと考えている方必見です。デメリットについても詳しく解説していますので、購入検討中の方はぜひ参考にしてくださいね。
目次
DAIV 5Nのスペック
価格 | 230,780円(税込) |
液晶サイズ | 15.6インチ WQHD |
リフレッシュレート | 165Hz |
重量 | 約1.73kg |
CPU | Core i7-11800H |
グラフィックボード | GeForce RTX 3060 Laptop |
メモリ | DDR4-3200 16GB |
SSD | 512GB NVMe |
HDD | 非搭載 |
光学ドライブ | 非搭載 |
Wi-Fi 6 | ◯ |
おすすめ度 | ★★★★★☆☆☆☆☆ |
重さは約1.73kgです。2020年のモデル改良によっておすすめ度が高くなりました。元々は本体重量が2.4kgありましたが、それが約1.73kgまで軽量化されています。メモリ16GB、SSD 512GB NVMeと今主流の構成となっています。おすすめ度は★5つです。価格がネックでおすすめ度は伸び悩んでいます。
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DAIV 5Nのおすすめ用途
デイトレ | 動画視聴 | 実況 | CAD | DTM | マンガ | デザイン |
![]() ☆ | ![]() ☆ | ![]() ◎ | ![]() ◎ | ![]() ☆ | ![]() ☆ | ![]() ☆ |
RAW現像 | 動画編集 | Skype | 動画投稿 | ビジネス | ゲーム | デュアル |
![]() ☆ | ![]() ◎ | ![]() ☆ | ![]() ◎ | ![]() ☆ | ![]() ◎ | ![]() ☆ |
例えば、CAD・マンガ・RAW現像・動画編集など比較的負荷の高い作業も快適です。SSD搭載による恩恵も大きいです。もちろんゲームプレイも可です。フルHD環境であればストレスフリーだと言えます。タイトル次第ではWQHD環境を実現することも可能です。デイトレや動画視聴などもサクサクですね。
DAIV 5Nの性能
Core i7-11800H(CPU)
ゲーミングノートPCに搭載されていることも多く性能の高さがうかがい知れます。AMD Ryzen 7 5800Hとの性能差は大きく17%劣りますが、用途によっては同等以上のパフォーマンスを発揮します。画像編集やゲームプレイに強いです。
GeForce RTX 3060(GPU)
3D CADやPhotoshopなど多くのアプリケーションでは3Dグラフィックスを取り扱うことになります。負荷が掛かるとCPU内蔵グラフィックスでは処理が追いつかないことが多く外付けのグラフィックボードが必須となります。RTX 3060は価格的にも手頃なため人気の高いグラフィックボードとなっています。なお、デスクトップ向けのRTX 3060との差は25%とやや大きいです。
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DAIV 5Nを選ぶ3つの理由
ミドルクラスグラフィックボード搭載モデルだから
当該モデルの強みの一つは、GeForce RTX 3060を搭載していることです。グラフィックボードを搭載することでパソコンでできることが増えます。例えば、動画編集ではグラフィックボードがある方が効率的に作業をすすめることができます。その他にも3D CAD、Photoshop、Illustoratorなど3Dグラフィックスを扱う場合に有利です。特に仕事でこれらに関係するアプリケーションを使っている方におすすめです。
CPU性能が高いのもポイントだと言えますね。グラフィックボードの性能が高くてもCPUの性能がそれに伴っていないとCPUがボトルネックとなりパフォーマンスを発揮できません。当該モデルで採用されているCore i7-11800Hはノート向けのハイパフォーマンスCPUです。この組み合わせなら最大限性能を引き出せるでしょう。
WQHDモニターを搭載しているから
DAIV 5Nはクリエイター向けモデルらしくWQHDノングレア液晶モニターを搭載しています。意外とWQHDモニターを搭載しているモデルは少ないですね。価格が高いのはこの高性能モニターが要因だと考えて良いでしょう。フルHDモニターよりも多くの情報を表示することができるため、作業効率がアップします。
動画編集・RAW現像などで重宝すると思います。また、ゲームプレイにおいてもよりキレイなグラフィックスを堪能できます。リフレッシュレートは165Hzに対応しているのもポイントです。グラフィックス性能が高いためWQHD解像度の165Hz対応モニターが無駄になりません。仕事から趣味まで幅広く活用できると思います。高解像度モニターを探している方は要チェックです。
充実の構成で様々な作業に対応しやすいから
構成の充実度も評価の対象です。DAIV 5Nではメモリ16GB、SSD 512GB NVMeと充実しています。メモリ容量が多いことで負荷の掛かる場面での適応力が大きく向上します。CPUとストレージの綱渡しとして活躍します。基本的にCPUは、ストレージのデータを読み込んで処理を行うのですが、メモリに一時的にデータを保存しておくこともあります。直接ストレージとのやり取りがなくなるのでCPUが効率的に処理を行えるということです。
SSDには高性能なNVMe対応モデルを搭載しています。より高速なPC起動やアプリケーションの使用が実現します。容量も512GBと余裕があります。ノートパソコンでこれだけの容量があれば多くの方は満足できると思います。必要に応じてカスタマイズで対応すると良いでしょう。
また、拡張性の高さも魅力です。DAIV 5Nでは最大3基までストレージを搭載することができます。カスタマイズで追加すればメインシステムとその他データの保存用に分けることができます。ファイルがごちゃごちゃになるよりは整理しやすい方が良いですね。
ノートパソコンでこれだけの拡張性があるモデルは希少です。なお、カスタマイズで対応できるのは2基までとなっていて3基目はご自身で対応しなければいけません。今後は追加されるかもしれませんね。
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DAIV 5Nの弱み
強気な価格設定
非常に魅力的なモデルであることは間違いありませんが、強気な価格設定はデメリットだと言えます。税込230,780円というのはRTX 3070搭載モデルに匹敵する価格設定です。価格重視で選びたい方にとっては手を出しにくいモデルだと言えるかもしれません。
ただし、DAIV 5Nは精度の高い色再現が可能な高品質モニター(WQHD解像度)を搭載していたり、狭額縁デザインを採用していたりと性能以外の部分が強化されています。マウスコンピューターはサポート面も優秀でそういったところまで見ればおすすめです。総合的に見れば決して高いモデルとは言えません。価格面での比較は次の項目を参考にしていただければと思います。
光学ドライブを搭載できない
大きめの本体にも関わらず光学ドライブを搭載することができません。もし、光学ドライブが必要なのであれば外付けのドライブで対応する必要があります。一つにまとめて使いたいと考えている方は要注意です。
もっとも最近は光学ドライブを搭載したノートパソコンはほとんどありません。オンライン上でドライバの入手になったり、映画や動画視聴もオンデマンドサービスが一般的になって光学ドライブの必要性がなくなってきています。これも時代の流れだと言えますね。
本体が重く持ち運びには不向き
重さ2.4kgと15.6インチノートの中ではかなり重い部類のモデルです。持ち運ぶ機会が多い方は避けた方が良いかもしれません。カバンに入れるのも大変ですし、持ち運ぶのも大変です。ノートパソコンで2.0kgを超えると実質自宅用パソコンとして考えた方が良いですね。女性の方はもう少しコンパクトなモデルを選択するべきでしょう。
2020年で改良された
2020年に本体が改良されて大幅に軽量化されました。本体が重いというデメリットはメーカー側でも理解していたのでしょう。2019年モデルと比べて約29%軽量化されて、約33%も薄くなっています。カバンに入れれば容易に持ち運ぶことができます。これだけ小さくなれば持ち運びを考えている方にもおすすめしやすいです。
他社メーカーのモデルと比較
ブランド | DAIV | raytrek |
---|---|---|
製品名 | 5N![]() | R5-TA6![]() |
価格 | 230,780円(税込) | 179,980円(税込) |
液晶サイズ | 15.6 WQHD | 15.6 フルHD |
解像度 | 165Hz | 60Hz |
重量 | 約1.73kg | 約2.10Kg |
バッテリー駆動時間 | 約6.0時間 | 約6.6時間 |
CPU | Core i7-11800H | Core i7-11800H |
GPU | RTX 3060 Laptop | RTX 3060 Laptop |
メモリ | DDR4-3200 16GB | DDR4-3200 16GB |
SSD | 512GB NVMe | 500GB NVMe |
HDD | 非搭載 | 非搭載 |
カードリーダー | ◯ | ◯ |
Wi-Fi 6 | ◯ | ◯ |
公式 | 公式 | 公式 |
その他構成についても見ていきます。CPUはどちらもCore i7-11800を搭載しています。Core i7-10875Hからアップグレードされました。GPUはどちらもRTX 3060 Laptopを搭載しています。メモリ容量・ストレージ同様も同等で非常に似た構成を持つモデルであることがわかります。
総合的に見るとモニターを重視するか、構成を重視するかといったところでしょう。高解像度のモニターを取りたいならDAIV 5Nを、構成を重視したいならraytrek R5-TA6が良いでしょう。両者特徴があってうまく差別化が行われているように思います。コストパフォーマンスではraytrek R5-TA6がずば抜けています。
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DAIV 5Nのケースデザイン
正面
ウルトラベゼルモニターで視認性が高いです。見た目もすっきりしいていて良いですね。本体が薄くて重量が約1.73kgと軽いこともイメージしやすいですね。
I/Oパネル-側面
左側面にはUSB Type A×1、ヘッドフォン端子が配置されています。右側面にはカードリーダー及びUSB Type-A端子×2が搭載されています。オーソドックな配置だと思います。
I/Oパネル-背面と前面
本体背面にはUSB Type C端子(Thunderbolt 3)×1、HDMI端子×1、ネットワーク端子、電源端子が配置されています。Thunderbolt 3とHDMI端子を使用することでディスプレイを2つまで追加することができます。
キーボード
キーボードは標準的なものです。タッチパネルには指紋認証リーダーが搭載されています。ロック画面の解除も容易です。キーピッチは約18.75mm、キーストロークは約1.4mmとなっています。
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DAIV 5Nの口コミまとめ
新しいPC、DAIVの5Pか5Nでずっと悩んでる
— 骨です/Bowne🚨#StayOnDaFloor (@hone_aka_bowne) February 15, 2020
ノートPC新調 MOUSE DAIV5N
ついでに、日向坂😅 pic.twitter.com/XO8MjEoPe3— カルロス (@honda49892000) February 29, 2020
いやぁ〜、今まさに届いた
新しいパソコン💻✨
Macにしようかと思ったんですが
値段的に手が出ず😅
それに、mouseパソコン
気になっていたので購入❗️✨
これでしっかり
動画編集に挑めます❗️✊#新しいパソコン #mouseパソコン#daiv5n #動画編集のために#youtuber #初心者youtuber#頑張ろう pic.twitter.com/vDlCNen97i— まっちゃ【まっちゃの秘密基地】/Katsube Masahiro (@katsube_m) March 19, 2020
マウスコンピュータのクリエイター向けノートPC DAIV 5Nを買いたいのだけど入荷待ち、、どれくらいかかるんだろう、、
— 飛騨トマト屋 (@tomatoyasan) April 3, 2020
そういえばマウスのDAIV 5N
を買ってもう2ヶ月経った🤔今のところ何も問題なく、
PremierもAftereffectsも
スイスイ!動いてくれる。MacBook Pro 16インチをおあずけして
こっちを買って正解だったと思う。でもやっぱカッコいいよね〜。
持ってるだけでスペック高く見えるよね〜。ジョブズぅ〜。— Makito@ 映像 ク リ エ イ タ ー / 動画編集 (@makito_film) April 27, 2020
その他

購入年:2020年 使用目的:映像編集
映像編集用のパソコンとして購入しました。古いモデルからの買い替えです。これまで時間が掛かっていたエンコード処理も高速で快適です。モニターもきれいなのでついついパソコンを起動してしまいますね。

購入年:2020年 使用目的:WEBデザイン
ボーナスで思い切って購入しました。価格は高いですが、マウスコンピューターのサポートの充実度が決め手です。仕事で使っているため故障時でも安心して任せられるのは魅力的です。
当記事のまとめ

当記事では、DAIVブランドNo.2の人気モデルである「DAIV 5N」について紹介しました。WQHDモニターを搭載しているのが最大のポイントです。より効率的に作業を行えると思います。動画編集やRAW現像などを得意としています。CPUにはCore i7-11800Hを搭載しています。8コア16スレッドとノート向けモデルとしてはトップクラスの性能を誇ります。
RTX 3060 Laptopを搭載していてクリエイター向けノートPCとして評価が高いです。グラフィックス性能が高く3D CADやPhotoshopなどプロフェッショナル向けのアプリケーションにも対応可能です。拡張性の高さやI/Oパネルも充実していて使い勝手が良いです。デメリットとしては競合モデルと比べて価格が高いことが挙げられます。性能だけを見ると割高ですが、WQHDモニターを搭載していることを考えると妥当でしょう。
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