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当記事では、「Core i5-8250Uの性能スペックとベンチマーク」を紹介しています。ついにノート向けのCore i5シリーズでもクアッドコア(4コア)搭載となり、飛躍的に性能が向上しました。まさに低価格・高性能を実現しているCPUということで注目されている方も多いのではないでしょうか。
先代のCore i5-7500Uなどとの比較をしながらどのぐらい性能が上がっているのかを詳しく見ていきましょう。また、Core i5-8250U搭載のBTOパソコンも紹介していますので、ぜひ参考にしてくださいね。後継モデルは「Core i5-8265U」です。同じWhiskey Lake世代のCPUでクロック周波数が引き上げられています。
Core i5-8250Uの基本スペック
世代 | Coffee Lake-S |
プロセス | 14nm |
コア/スレッド数 | 4 / 8 |
クロック周波数 | 1.60 GHz |
ブーストクロック | 3.40 GHz |
内蔵グラフィックス | UHD Graphics 620 |
キャッシュ | 6MB |
TDP | 15W |
発売日 | Q3'17 |
価格 | $297 |
目次
Core i5-8250Uのおすすめ用途
デュアル | 動画視聴 | 動画編集 | 動画投稿 | RAW現像 | マンガ | ゲーム |
◯ | ◎ | △ | △ | ◯ | ◯ | × |
デイトレ | 実況 | デザイン | DTM | Skype | CAD | ビジネス |
◯ | × | △ | △ | ◎ | × | ◯ |
Core i5-8250Uの性能スペック比較
i5-8250U | i7-7500U | i5-7200U | |
---|---|---|---|
コードネーム | Coffee Lake-S | Kaby Lake-S | Kaby Lake-S |
プロセス | 14nm | 14nm | 14nm |
コア/スレッド | 4/8 | 2/4 | 2/4 |
ベースクロック | 1.6Ghz | 2.7Ghz | 2.5Ghz |
ターボクロック | 3.4Ghz | 3.5Ghz | 3.1Ghz |
L3キャッシュ | 6MB | 4MB | 3MB |
メモリ規格 | DDR4-2400 | DDR4-2133 | DDR4-2133 |
内蔵GPU | UHD 620 | HD 620 | HD 620 |
TDP | 15W | 15W | 15W |
価格 | $297 | $393 | $281 |
発売日 | Q3'17 | Q3'16 | Q3'16 |
これだけでも性能面でかなり期待が持てます。ベースクロックは35%低いですが、ターボクロックは10%高くなっています。さらに、L3キャッシュは倍増の6MBと大幅にスペックが高くなっています。メモリ規格もDDR4-2133からDDR4-2400へと一つ高性能になりました。内蔵GPUについてもHD 620からUHD 620へと少しだけ変わっています。TDPは15Wと共通です。
次に実質上位モデルであるCore i7-7500Uと比較していきます。Core i7だけあって価格は$393と高いです。Core i5-8250Uよりも$96高くなっています。コア及びスレッドは2コア4スレッドとCore i5-8250Uの半分です。第七世代まではi7でもデュアルコアだったのです。少し物足りなさを感じてしまいますね。
Core i5-8250Uの方がベースクロックが40%低く、ターボクロックも3%程度低いです。クロック周波数だけみると性能が落ちているように思いますが、やはり物理コアが4コアへと倍増となったのは大きいです。コアは簡単に言うと仕事をしてくれる人のことです。2人よりも4人の方がいいですよね。
つまり3.5GHzの仕事をする人が2人よりも3.4GHzの仕事をする人が4人の方が効率が良いわけです。厳密に言うと複数コアが稼働すると記載のクロック周波数よりも下がりますが、簡略化しています。
Core i5-8250UってどんなCPUなの?
手軽にクアッドコアCPUを体験できる
デイリーユースにぴったりなモデルが生まれる
また、RAW現像や動画編集も行いたいと考える方もいるでしょう。クアッドコアの恩恵である程度負荷の高いこれらの作業も行えます。ただし、あくまでも外出先での隙間時間に作業を行うようで、自宅でバリバリやる方向けとは言えません。解像度の高い画像や動画を扱うとどうしても重く感じることがあります。Photoshopなどのアプリケーションも同様です。
BTOメーカーでのラインナップが豊富
Celeronでは物足りないという方にぴったりですね。確かにi3は第八世代でもクアッドコアなので、Celeronとの差が明確ではないと言えます。そう考えるとi5-8250Uの立場はしっかりしています。負荷の高い作業も時に行うけれど、基本的には動画視聴やネット閲覧などがメインという方には最高なCPUだと思います。
当記事のまとめ
当ページでは、クアッドコアCPUのi5-8250Uの性能スペック及びベンチマークを紹介しました。Core i5-8250Uは、前世代のCore i7シリーズよりも高いパフォーマンスを持つCPUです。2コア4スレッドから4コア8スレッドへとそれぞれ倍増となりました。低価格・高パフォーマンスが特徴のCPUで注目されています。各BTOメーカーも力を入れている商品だと言えますね。ラインナップも豊富なので選ぶ時に迷ってしまうかもしれません。
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