
当ページでは、ドスパラの「raytrek XV」のレビューと口コミ情報を紹介しています。raytrekはドスパラのクリエイター向けブランドです。当該モデルは、そのraytrekシリーズで最も売れている一台となっています。Core i7-12700×RTX 3060搭載で高いパフォーマンスを期待できます。
Core i7-12700は、従来モデルのCore i7-11700よりも性能が高くクリエイターモデルに最適です。ミドルクラスのグラフィックボードにハイクラスのCPUを合わせているのがクリエイターモデルらしいところです。CPU負荷の高い作業を考えている方におすすめです。8,000円の値上げが適用となって評価を落としています。
(+) ドスパラのクリエイターブランドで最も売れているモデル
(+) i7-12700×RTX 3060搭載で高い性能を持っている
(+) 光学ドライブ・カードリーダー標準搭載
(-) 8,000円の値上げで評価を落とす
(-) ストレージはSSD 500GBのみ
(-) ケースデザインに目新しさがない
目次
raytrek XVのおすすめ用途
デュアル | 動画視聴 | 動画編集 | 動画投稿 | RAW現像 | マンガ | ゲーム |
![]() ☆ | ![]() ☆ | ![]() ☆ | ![]() ☆ | ![]() ☆ | ![]() ◎ | ![]() ◎ |
デイトレ | 実況 | デザイン | DTM | Skype | CAD | ビジネス |
![]() ☆ | ![]() ◎ | ![]() ☆ | ![]() ☆ | ![]() ☆ | ![]() ○ | ![]() ☆ |
raytrek XVの概要
性能スペック
メーカー | ドスパラ |
型番 | raytrek XV |
価格 | 199,980円(税込) |
CPU | Core i7-12700 |
グラフィックボード | GeForce RTX 3060 |
メモリ | DDR4-3200 16GB |
SSD | 500GB NVMe |
HDD | 非搭載 |
電源 | 650W BRONZE |
マザーボード | H670 |
光学ドライブ | DVDスーパーマルチ |
カードリーダー | ○ |
おすすめ度 | ★★★★★★☆☆☆☆ |
メモリ16GB、SSD 500GBと構成は平均的です。電源ユニットは650W BRONZEを搭載しています。マザーボードのチップセットはH670です。光学ドライブ及びカードリーダー標準搭載です。評価は★六個です。現在の市場においてはやや価格が高めだと言えます。
サイズ(大きさ)
raytrek XVのおすすめカスタマイズ
当該モデルのおすすめカスタマイズを私なりにピックアップしてみました。カスタマイズ検討中の方はぜひ参考にしてくださいね。
電源 ★★★★☆
ハードディスク/SSD ★★★★★
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raytrek XVの性能
Core i7-12700
従来モデルのCore i9-11900Kよりも40%程度性能が高くなっています。Core i7-11700との性能差は70%以上と大きく、Ryzen 9 5900Xに近い性能を持っています。また、シングルスレッド性能が高く画像編集などの用途ではRyzen 9 5900Xを上回るパフォーマンスを発揮します。
GeForce RTX 3060
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raytrek XVを選ぶ3つの理由
クリエイター部門No.1の人気モデルだから
ドスパラのクリエイター部門おすすめランキング第一位に輝くモデルです。ドスパラは国内でも売上高の多いメーカーで、そのドスパラの人気No.1=国内No.1に近いと考えて良いのではないかと思います。それだけで安心して購入できるでしょう。
raytrek XVが売れているのは扱いやすい性能を持っているからでしょう。特にAmpere世代のRTX 3060は従来モデルのRTX 2070 Superと同程度の性能を持ち高いパフォーマンスを発揮します。最新のCore i7-12700とのバランスも良いですね。
RTX 3060搭載でパフォーマンスが高いから
グラフィックスにRTX 3060を搭載しているのも選ぶ理由となります。クリエイター作業をメインに考えているなら60番台ぐらいのモデルがちょうど良いと思います。それ以上の処理性能が必要となるアプリケーションはほとんどないからです。グラフィックボードを活用して動画編集を効率良く行うことができます。
CPUだけでアプリを使用するよりも速く処理ができます。ゲームプレイにも対応できるのも魅力です。フルHD環境なら基本的にはどのタイトルにも対応できます。CPU性能も高くクリエイターPCらしい一台です。コストパフォーマンスも高く初めてのクリエイターPCにもおすすめです。
光学ドライブ・カードリーダー標準搭載だから
raytrek XVには光学ドライブ及びカードリーダーが標準搭載となっています。カスタマイズをする必要がなく初心者の方でも選びやすいです。どちらも数千円の費用が掛かりますのでお得感がありますね。光学ドライブがあれば簡単にパソコンで映画を観たり音楽を聴いたりできます。
また、昨今カードリーダーは重要性が上がっているように思います。写真や動画を簡単に取り込むことができます。パソコンならそのまま編集作業を行うことができますね。ドライブをする方ならドラレコの動画を保存しておくにも最適です。
raytrek XVの弱み
価格高騰の影響を受けているのは確か
2021年12月頃と比べるとかなり割高になっています。実は当時はワンランク上のRTX 3060 Tiを搭載したraytrek XV-Tiが169,980円で販売されていました。RTX 3060搭載モデルで税込19万円台だと相場よりやや高いです。半導体不足及び円安の影響を受けている形ですね。
当時のことを考えると少し損をした気持ちになってしまうかもしれません。かなり人気があったモデルです。同じ価格でワンランク上のモデルを購入できたというのは驚きですね。グラフィックボード価格の高騰は止まらず今後も価格は上下しそうです。特にraytrekシリーズは価格や構成の変動が大きいため注意が必要です。
2022年10月になって8,000円の値上げが適用となりました。これによってRTX 3060搭載モデルとして評価を落としていますCore i7-11700×RTX 3060搭載モデルと同等の価格まで下がったのは高評価ですが、他社メーカーのモデルと比べると見劣りしてしまいます。次世代CPUが発表されて今後価格がどのように変わるか気になるところです。
ストレージ容量がやや控え目
ストレージはSSD 500GBのみとなっています。SSDを搭載していることで快適性は高いのですが、クリエイターPCとしては容量に物足りなさがあります。動画や画像をたくさん保存したい方はカスタマイズでHDDを追加したり、Dropboxなどのクラウドストレージサービスを活用したりして対応すると良いと思います。あとからAmazonなどでHDDを購入して追加することもできます。ストレージの追加ぐらいであれば初心者の方でも簡単にできると思います。
ケースデザインに目新しさがない
raytrekシリーズ全般のデメリットとしてケースデザインの古さが挙げられます。2016年2月からリニューアルされておらずすでに6年目に突入(ドスパラ, 2016)となっています。さすがにそれだけの年月が経っていればデザイン性・利便性の観点からも見劣りしてしまうのではないかと思います。
グラフィックボードやCPUはどんどん新しくなっていますが、ケースデザインはそのままというのは残念です。好みの問題もありますし、熟成されていてあえて選びたいという方もいらっしゃるかもしれません。ゲーミングブランドのGALLERIAのケースが2020年に7年ぶりに一新された(ASCII, 2020)ことを考えると近いうちにraytrekシリーズのケースも変更されるかもしれません。それを踏まえた上で決断をする必要がありますね。
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SENSE-M05M-117F-RBXとの比較
ブランド | raytrek | SENSE∞ |
---|---|---|
製品名 | XV | SENSE-M06M-127-RBX |
画像 | ![]() | ![]() |
サイズ | ミドルタワー | ミニタワー |
納期 | 最短3営業日 | 5~10営業日 |
価格 | 199,980円(税込) | 187,800円(税込) |
送料 | 3,300円(税込) | 2,200円(税込) |
CPU | Core i7-12700 | Core i7-12700 |
GPU | RTX 3060 | RTX 3060 |
メモリ | DDR4-3200 16B | DDR4-3200 16B |
SSD | 500GB NVMe | 500GB NVMe |
HDD | × | × |
電源 | 650W BRONZE | 700W BRONZE |
マザーボード | H670 | B660 |
光学ドライブ | DVDスーパーマルチ | DVDスーパーマルチ |
カードリーダー | ○ | +1,300円 |
公式 | 公式 | 公式 |
SENSE-M06M-127-RBXでもCPUにCore i7-12700を搭載しています。12コア20スレッドの高パフォーマンスモデルです。グラフィックス・メモリ・ストレージはすべて共通です。電源容量はSENSE-M06M-127-RBXの方が50W大きいです。マザーボードのチップセットはraytrek XVの方が上位規格となっています。ミドルタワーかつH670採用で拡張性に優れています。もっとも後からパーツの増設をしないのであれば特にメリットがあるわけではありません。
raytrek XVでは光学ドライブ・カードリーダーが標準搭載なのは魅力的です。SENSE-M05M-117F-RBXでカードリーダーを搭載するのに+1,300円が掛かります。いずれにしてもSENSE-M06M-127-RBXが圧倒的な安さであることがわかります。今後も値上げされる可能性も否定できませんので、購入検討中の方は必見です。
raytrek XVのケースレビュー
正面
オーソドックスなデザインを採用しています。光学ドライブは標準搭載です。I/Oパネルは前面に配置されていて使い勝手も良好です。USB 3.0×2、カードリーダー、イヤフォン/ヘッドフォン端子が配置されています。
右側
本体右側の右上には給気口が設けられています。ハイパフォーマンスモデルを支える重要な機能です。
正面・背面
背面にはUSB 2.0×2、USB 3.2 Gen1×2、USB 3.2 Gen2 Type-A×1、USB 3.2 Gen2 Type-C×1が配置されています。
内部
本体内部はしっかりと配線がまとめられています。拡張性も高くストレージを追加することも容易です。
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raytrek XVの口コミまとめ
今はPCの負荷を考えて、raytrek XVを少しカスタムオーダーしたものを購入して使ってます
— ととやま(VR_etc) (@ketowatary_vr) April 14, 2022

カスタマイズができるのも魅力ですね。raytrek XVはVR開発などのクリエイター作業を考えている方におすすめです。グラフィックボードを搭載しているのは強みになります。
私もそろそろお絵描き用PC新調しようかしら。コンパクトなのを考えてたけど、クリスタで3Dのパーツ使うならGPUもオンボードじゃない方がいいよね。raytrek XV辺りをガツンと分割払かな…
— むぎ (@mugi_t) June 8, 2022

分割払いで手数料が掛からないのもドスパラというショップの強みです。
す、スペック…
とりあえず、raytrekXVというのを買いました!
メモリや、SSDとかカスタマイズして、少し増やしました!— シンゲツ (@ShinGtu8Saku) February 6, 2022

ミドルクラスのクリエイターPCとして評価は高いです。メモリやSSDのカスタマイズすればより自分好みの仕様になるでしょう。
キターーーー🖥
10年ぶりにMy PC買い替え✨
職場PCの下位互換モデル
最悪自宅でも編集出来るスペック
、、、けどしたくはない😂笑#raytrek xv#ドスパラ pic.twitter.com/pW7lB0EO8u— 新 拓也 (@ShinTakuya4) January 22, 2022

10年ぶりの買い替えだと性能差に驚くことになるのではないかと思います。それだけパソコンの進化は速いです。
公式サイト
9年前に買ったGALLERIAからraytrekへ買い替え。CPUのスペックも上がり、グラボのメモリも増加、メモリも増やして組んでもらいました。 PhotoshopやPremiereなどで孫の動画編集などをやってますが、以前に比べると早い!断然早い! 現在2ndのHDDは3TBでしたが、チョイスに2TB、4TBと同じ容量がなかったので2TBにしたのですが4TBにしとけば良かったかなぁとそこだけは少し後悔してます。

ミドルクラスのRTX 3060を搭載していることは強みになりますね。また、Core i7-12700もスペックが高く動画編集向きのCPUだと言えます。
面倒な初期設定をお願いしていたおかげで、届いてから快適に作業出来ています! イラストや漫画を描く為に購入しましたが処理速度も早くて大満足。 PCに詳しくないので不安でしたが、対応もよくてドスパラさんでお買い物して本当に良かったです。

クリエイターPCとしての評価の高い一台です。人気が出るのも納得です。
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当記事のまとめ

当記事では、ドスパラのクリエイター部門No.1のモデルである「raytrek XV」のレビューと口コミを紹介しました。Core i7-12700×RTX 3060搭載でミドルクラスのモデルとなっています。グラフィックボードを搭載していることで動画編集やWEBデザインなどでの効率がアップします。もちろんゲームプレイにも対応できます。
ケースデザインについてはやや古さを感じてしまうかもしれませんが、成熟していると考えることもできます。価格が引き上げられて評価を落としたモデルとなっています。比較対象モデルと立場が逆転してややおすすめしづらい状況になりました。ミドルクラスのクリエイターパソコンを探している方は比較対象モデルを確認しておきましょう。ミニタワーケースにデメリットを感じない方ならそちらの方が満足度が高いと思います。
参照外部サイト
- エアフローによる冷却性能、拡張・メンテナンス性に配慮した新ケース採用creationの高みを目指して。クリエイター向けPCブランド「raytrek」タワー型ケースのデザインを一新(ドスパラ, 2016)
- ゲーミングPC「GALLERIA」が7年振りにケースを刷新したのは、ゲーマーに寄り添う“相棒”になるため(ASCII, 2020)
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