
当記事では、ドスパラが販売している「raytrek R7-TA 32GB(以下raytrek R7-TA)」のレビューをまとめています。17.3インチWQHD対応モニターを搭載していて作業に没頭できると思います。15.6インチモデルと比べると価格は上がってしまいますが投資する価値があると言えます。
RTX 3060 Mobile×Core i7-11800H搭載のクリエイター向けノートパソコンです。グラフィックス処理性能も高く多くのクリエイターの方におすすめしやすいです。メモリやストレージ容量にも余裕があってカスタマイズをしなくても完成度の高いモデルになっています。
(+) ドスパラの売れ筋ランキングNo.2に輝く
(+) 17.3インチWQHD対応モニターを搭載している
(+) RTX 3060搭載の高パフォーマンスモデル
(+) メモリ・ストレージなど構成が充実している
(-) 15.6インチモデルに比べると価格が高め
(-) カスタマイズでHDDの追加ができない
(-) キーボードの配置にやや癖がある
目次
raytrek R7-TAのスペック
メーカー | ドスパラ |
型番 | raytrek R7-TA 32GB |
価格 | 199,980円(税込) |
モニター | 17.3インチ WQHD |
ディスプレイ色域 | sRGBカバー率約100% (sRGB比約103%) AdobeRGBカバー率約76% (AdobeRGB比約77%) |
重量 | 約2.3kg |
バッテリー駆動時間 | 約7.4時間 |
CPU | Core i7-11800H |
グラフィックボード | GeForce RTX 3060 |
メモリ | DDR4-3200 32GB |
SSD | 1TB NVMe |
HDD | 非搭載 |
光学ドライブ | 非搭載 |
Wi-Fi 6 | ○ |
Thunderbolt 4 | ○ |
おすすめ度 | ★★★★★★★★★☆ |
CPUにはハイクラスのCore i7-11800Hを搭載しています。グラフィックボードはミドルクラスのRTX 3060 Mobileです。メモリはDDR4-3200 32GB、SSD 1TBという構成です。Wi-Fi 6対応で快適なネット環境を構築可能です。Thunderbolt 4に対応しているのも良いですね。おすすめ度は★9つです。15.6インチモデルに比べると価格が高めなので★1つ減点としましたが、総じて完成度の高いノートパソコンだと思います。
raytrek R7-TAのおすすめ用途
デュアル | 動画視聴 | 動画編集 | 動画投稿 | RAW現像 | マンガ | ゲーム |
![]() ☆ | ![]() ☆ | ![]() ◎ | ![]() ◎ | ![]() ◎ | ![]() ◎ | ![]() ◎ |
デイトレ | 実況 | デザイン | DTM | Skype | CAD | ビジネス |
![]() ☆ | ![]() ○ | ![]() ◎ | ![]() ◎ | ![]() ☆ | ![]() △ | ![]() ☆ |
raytrek R7-TAの性能
Core i7-11800H
GeForce RTX 3060
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raytrek R7-TAを選ぶ3つの理由
17.3インチWQHD対応モニターを搭載しているから
raytrek R7-TAが売れている理由の一つとして17.3インチWQHD対応モニターを搭載していることが挙げられます。大画面モニターを搭載していることで作業効率が格段にアップします。クリエイターノートPCとして最適です。本体重量は約2.3kgと17.3インチモデルとしては最軽量クラスです。
また、当該モデルで採用されているWQHDモニターはFULL HDモニターよりも作業領域が広くなるというメリットがあります。4Kモニターになると文字が小さくなりすぎて反対に作業がしづらくなってしまうことを考えるとWQHDモニターは魅力的な選択肢となります。17.3インチの大型モニターのおかげでWQHDであれば文字の視認性も良好です。
バッテリー駆動時間が約7.4時間と長めなのも4KモニターではなくWQHDモニターを搭載しているからこそ実現しています。本体が大きくかさばるものの大きめのカバンを用意しておけば持ち運ぶことも可能です。デスクトップパソコンに近い環境を得られるのは強みです。
RTX 3060搭載でクリエイターPCに最適だから
raytrek R7-TAはミドルクラスで人気の高いRTX 3060を搭載しているクリエイターノートPCです。CPU内蔵グラフィックスと比べると性能差は歴然です。グラフィックボードを搭載していれば、動画編集・画像編集・ゲーム配信などの用途でより効率的に作業を行えます。
具体的にはAdobe After Effects・Adobe Illustrator・Adobe Photoshop・Adobe Premiere Pro・AUTODESK 3DS MAXなどのアプリケーションを使用する予定があればグラフィックボード搭載モデルを選択する意味があります。CPU性能も高く専門的なソフトウェアを普段から使用している方は必見です。
メモリ・ストレージなど構成が充実しているから
構成が充実しているのも選び理由になると思います。メモリ32GB、SSD 1TBと最高峰の容量を持っています。メモリ32GBがあれば動画編集やWEBデザイン・イラスト作成など負荷の掛かる用途でも不足することはないでしょう。性能の高いCPUと組み合わさることで鬼に金棒です。クリエイターノートPCとして心強い一台だと言えますね。
一般的なモデルでは512GBが採用されていることがほとんどですが、当該モデルについてはSSDが1TBと余裕があります。複数のアプリケーションをダウンロードする方でも対応しやすいです。もし1TBで足りないのであればクラウドストレージサービスを活用すればコストを抑えることが可能です。
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raytrek R7-TAの弱み
15.6インチモデルに比べると価格が高い
raytrek R7-TAは非常に魅力的なクリエイターPCなのはすべて見てきた通りです。一方で、15.6インチで同等の性能を持つモデルと比べると価格が高いのも事実です。グラフィックボードとCPUを固定にして構成をもう少し落とせば4万円も安く購入できるモデルがあります。詳しくは比較対象モデルを参考にしてくださいね。
クリエイターPCとは言ってもメモリ32GBである必要性は高くありません。もちろんメモリ容量が多いに越したことはありませんが、16GBでもできることは多く価格を抑えられるメリットを考えると選択肢として悪くありません。後から増設することもできますのでまずは初期投資を抑えて後から追加していくというスタイルもおすすめです。
なお、raytrek R7-TAにもメモリ16GB、SSD 500GBのモデル「raytrek R7-TA」が用意されています。コストを抑えたい方はぜひチェックしてくださいね。
カスタマイズでHDDの追加ができない
ストレージの追加がSSDに限定されてしまうのはかなり痛いです。これは本体が薄いからこその弊害です。物理的にHDDを搭載することができなくなっています。費用も高額で最低でも18,260円からとなります。さすがにこれだけの費用がかかってしまうと手を出せませんね。
デュアルストレージにするにしても相当のコストが掛かるためおすすめできるわけではありません。ストレージ容量を増やしたいならクラウドストレージサービスや外部ストレージを活用することをおすすめします。ここにコストを掛けるべきではありません。
キーボードの配置にやや癖がある
raytrek R7-TAで採用されているキーボードはやや特殊なモデルとなっています。スペースの限られたノートパソコンではこういったことがよくあるため事前に確認しておくことが大切です。例えば、当該モデルのキーボードでは本来エンターキーの真下にあるSHIFTキーが少し左側にずれています。真下には矢印の上が配置されています。
また、テンキーが搭載されているものの通常の4列ではなく3列になっていてデスクトップ向けのキーボードとは異なります。普段からこれらのキーを利用することが多い方は注意しましょう。キーピッチは約19mmで、キーストロークは約1.6mmと平均以上だと思います。キーピッチに余裕があるため使い勝手は良好です。
他メーカーのBTOパソコンと比較
ブランド | raytrek | SENSE∞ | GALLERIA |
---|---|---|---|
製品名 | R7-TA | SENSE-17FX161-i7-RAZX | XL7C-R36 11800H搭載 |
画像 | ![]() | ![]() | ![]() |
価格 | 199,980円(税込) | 203,980円(税込) | 159,980円(税込) |
液晶サイズ | 17.3インチ WQHD | 17.3インチ FULL HD | 15.6インチ FULL HD |
リフレッシュレート | 60Hz | 144Hz | 144Hz |
ディスプレイ色域 | sRGBカバー率約100% (sRGB比約103%) AdobeRGBカバー率約76% (AdobeRGB比約77%) | 非公開 | 非公開 |
重量 | 約2.30kg | 約2.63kg | 約2.10kg |
バッテリー駆動時間 | 約7.4時間 | 約3.2時間 | 約5.0時間 |
CPU | Core i7-11800H | Core i7-11800H | Core i7-11800H |
GPU | RTX 3060 | RTX 3060 | RTX 3060 |
メモリ | DDR4-3200 32GB | DDR4-3200 32GB | DDR4-3200 16GB |
SSD | 1TB | 1TB | 512GB |
HDD | 非搭載 | 非搭載 | 非搭載 |
Wi-Fi 6 | ○ | ○ | ○ |
Thunderbolt 4 | ○ | ○ | ○ |
公式 | 公式 | 公式 | 公式 |
WQHDモニター(60Hz)を搭載しているraytrek R7-TAとは異なります。本体重量は約2.63kgとraytrek R7-TAよりも15%程度重いです。バッテリー駆動時間は約3.2時間とraytrek R7-TAの半分以下に留まります。CPU・GPU・メモリ・SSDなどはすべて同じです。Wi-Fi 6やThunderbolt 4に対応しているのも共通となっています。
最後にRTX 3060×Core i7-11800Hと同じ性能を持つGALLERIA XL7C-R36 11800Hと比較していきます。GALLERIAはドスパラのゲーミングブランドです。価格差は4万円とかなり大きいです。15.6インチFULL HDモニターを搭載しています。144Hzに対応していてゲーミングノートPCらしいですね。17.3インチWQHDモニターに必要性を感じていないなら十分候補に入るのではないかと思います。
本体重量は約2.10kgと15.6インチモデルとしては平均的です。バッテリー駆動時間は約5.0時間です。メモリ16GB、SSD 512GBとそれぞれraytrek R7-TAの半分に留まりますが、価格が安いことを考えると魅力的な選択肢になりますね。
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raytrek R7-TAの口コミまとめ
仕事用ノートPC更新‼️
会社から与えられた予算200,000円に対してドスパラさんの神値段設定199,980円☺raytrek R7-TA 32GB#ドスパラでこれ買った pic.twitter.com/pWu5lR69fB
— にゃんたろう (@nyantarow3) January 15, 2022

仕事用に最適なモデルだと思います。税込20万円以下という価格設定は絶妙ですね。
「驚愕ベゼル」…🤔
「狭額ベゼル」ですね…。
驚愕かはさておき、raytrek R7-TAは数年前の同クラス15インチノートとほぼ同じサイズなのです。
左が18年の15インチモデルRKF1060TGK
右が現在の17インチR7となります。
15インチノートユーザーも違和感なく移行できる17インチモデルとなっています◎ https://t.co/4L1ILi5N6f pic.twitter.com/dHLGufQuJP— raytrek │ レイトレック 【公式】 (@raytrek_pc) November 5, 2021

確かにraytrek R7-TAは17.3インチモデルとしてはかなり軽くて持ち運びにも対応できます。狭額縁デザインの恩恵です。
公式サイト
公式サイトにも多数の口コミが集まっています。事前に確認しておくと良いですね。ドスパラの場合は悪い口コミもちゃんと掲載されていますので、参考になるのではないかと思います。

購入年:2022年 使用目的:非公開
サイズが大きすぎるかと思いましたがそんなこともなくとても快適です! このサイズにして正解でした!!

購入年:2022年 使用目的:非公開
性能に関しては満足です。 一点、キーボードのEnterKeyが小さく使いづらいです。

購入年:2022年 使用目的:動画編集など
17インチノートパソコンとしては小型軽量です。 これまではマウスコンピューターの17インチを10年以上(3台)使ってまいりました。 全機種はクリエイター向けDAIV(Ci7の8世代、グラフィックは1070)で薄型でしたが、これよりも薄くて軽量です。印象的には15インチの感覚です。CPUは11世代で32GBのメモリ、グラフィックボードも3060で高性能。 4K編集も非常に快適です。 2時間越えの編集は厳しそうです。 問題は2点あります。 1点はキーボード、もう1点はHDD電源切り替え。電源のパフォーマンス設定ができない。これはどうにかしてほしい。
raytrek R7-TAのケースレビュー
正面
17.3インチノートパソコンとしてはかなりスッキリとしたデザインです。ブラックを基調としていて洗練されたデザインでクリエイターからの人気も高いです。狭額縁デザインを採用しているためモニターの視認性が高いです。モニター上部にはカメラが搭載されていて気軽にWEB会議を行うことができます。
天板
天板にはロゴの刻印もなくドスパラのこだわりが見えます。ロゴがないことで製品に対する自信の高さが伺えます。
キーボード
キーボードはノートパソコンとしては標準的なものですが、少し癖があるモデルとなっています。例えば、SHIFTキーが少し左にずれていたり、エンターキーが小さかったりと慣れるまでは使いづらさを感じてしまうかもしれません。テンキー搭載は嬉しいポイントですね。
背面
背面にはThunderbolt 4、HDMI 2.1、LAN端子、電源入力が配置されています。背面にモニター出力がまとまっていると使い勝手が良いですね。
右側
本体右側にはmicroSDカードリーダーとUSB 3.2 Gen1 Type-A×2が配置されています。
左側
本体左側にはUSB 3.2 Gen2 Type-Aとマイク/オーディオ端子が配置されています。
当記事のまとめ

当記事では、ドスパラのクリエイター部門No.2にランクインしている「raytrek R7-TA」の性能レビュー及び口コミ情報をまとめました。17.3インチWQHDモニターを搭載していて作業を行うのに最適です。作業領域が広いというのは強みになります。本体重量は約2.3kgと比較的軽いですね。
グラフィックスにはミドルクラスのRTX 3060を、CPUにはハイクラスのCore i7-11800Hを搭載しています。高性能なグラフィックボードを搭載しているので様々なアプリケーション使用時に活躍します。メモリ32GB、SSD 1TBと構成も充実していますね。15.6インチモデルと比べると価格は高くなりますが、視認性に優れ価格以上の価値があると思います。
HDDの追加ができないためストレージの追加は難しいです。また、キーボードの配置に少し癖がありますので事前に確認しておきましょう。デスクトップ向けのキーボードとは全く異なるものです。
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CPU | グラフィックボード |
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