当記事では、ドスパラが販売している「raytrek R6-AA 第12世代Core搭載」のレビューをまとめています。16.0インチWQXGA対応モニターを搭載していて作業に没頭できると思います。15.6インチモデルと比べると価格は上がってしまいますが、作業を効率的に行えることから投資する価値があると言えます。
Core i7-12700H×RTX 3060 Mobile搭載のクリエイター向けノートパソコンです。グラフィックス処理性能も高く多くのクリエイターの方におすすめしやすいです。メモリやストレージ容量にも余裕があってカスタマイズをしなくても完成度の高いモデルになっています。登場時から3万円の値引きが適用となって評価を上げました。
(+) 16.0インチWQXGA対応モニターを搭載している
(+) RTX 3060搭載の高パフォーマンスモデル
(+) メモリ・ストレージなど構成が充実している
(-) 15.6インチモデルに比べると価格が高め
(-) カスタマイズでHDDの追加ができない
(-) キーボードの配置に少しだけ癖がある
目次
raytrek R6-AA 第12世代Core搭載のスペック
メーカー | ドスパラ |
型番 | raytrek R6-AA 第12世代Core搭載 |
価格 | 209,980円(税込) |
モニター | 16.0インチWQXGA90Hz |
ディスプレイ色域 | sRGBカバー率約100% (sRGB比約103%) AdobeRGBカバー率約76% (AdobeRGB比約77%) |
重量 | 約2.10kg |
バッテリー駆動時間 | 約9.8時間 |
CPU | Core i7-12700H |
グラフィックボード | GeForce RTX 3060 |
メモリ | DDR5-4800 16GB |
SSD | 1TB NVMe |
HDD | 非搭載 |
光学ドライブ | 非搭載 |
Wi-Fi 6 | ○ |
Thunderbolt 4 | ○ |
おすすめ度 | ★★★★★★★☆☆☆ |
CPUにはハイクラスのCore i7-12700Hを搭載しています。グラフィックボードはミドルクラスのRTX 3060 Mobileです。メモリはDDR5-4800 16GB、SSD 1TBという構成です。Wi-Fi 6対応で快適なネット環境を構築可能です。Thunderbolt 4に対応しているのも良いですね。おすすめ度は★七つです。15.6インチモデルに比べると価格が高めなので評価を下げていますが、総じて完成度の高いノートパソコンだと思います。
raytrek R6-AA 第12世代Core搭載のおすすめ用途
デュアル | 動画視聴 | 動画編集 | 動画投稿 | RAW現像 | マンガ | ゲーム |
☆ | ☆ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◯ |
デイトレ | 実況 | デザイン | DTM | Skype | CAD | ビジネス |
☆ | ○ | ◎ | ◎ | ☆ | △ | ☆ |
3D CADについてはGeForceよりもNVIDIA Tシリーズ(Quadro含む)の方が適正が高くおすすめ用途とは言えません。デュアル環境構築・動画視聴・デイトレ・Skype(WEB会議)・ビジネスなどの用途は余裕があります。下位モデルでも対応できますね。
raytrek R6-AA 第12世代Core搭載の性能
Core i7-12700H
省電力モデルであるCore i7-1260Pとは一線を画する性能を誇ります。14コア20スレッドとマルチスレッド性能が高く動画編集・画像編集・WEBデザインなど様々な用途に通用するモデルとなっています。今世代から採用されたハイブリッドコアアーキテクチャによる恩恵です。負荷の掛かる作業をメインに考えているなら最適なCPUです。
GeForce RTX 3060
ゲームプレイならFULL SWINGHD環境で60fps以上で安定させられます。タイトルによってはWQHDモニターを活かしてゲームを楽しむことができます。もっともゲーム側で対応していなければサイズはFULL HD環境に調整されてしまいます。
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raytrek R6-AA 第12世代Core搭載を選ぶ3つの理由
16.0インチWQXGA対応モニターを搭載しているから
raytrek R7-TAが売れている理由の一つとして16.0インチWQXGA(2560×1600)対応モニターを搭載していることが挙げられます。大画面モニターを搭載していることで作業効率が格段にアップします。一般的なWQHDモニターよりも縦に10%程度広く、クリエイターノートPCとして最適です。本体重量は約2.10kgと16.0インチモデルとしては最軽量クラスです。一般的な15.6インチモデルとそれほど変わりません。
また、当該モデルで採用されているWQXGAモニターはFULL HDモニターよりも作業領域が広くなるというメリットがあります。4Kモニターになると文字が小さくなりすぎて反対に作業がしづらくなってしまうことを考えるとWQXGAモニターは魅力的な選択肢となります。17.3インチの大型モニターのおかげでWQXGAであれば文字の視認性も良好です。
バッテリー駆動時間が約9.8時間と長めなのも4KモニターではなくWQXGAモニターを搭載しているからこそ実現していると考えて良いでしょう。本体が大きくかさばるものの大きめのカバンを用意しておけば持ち運ぶことも可能です。デスクトップパソコンに近い環境を得られるのは強みです。
RTX 3060搭載でクリエイターPCに最適だから
raytrek R7-TAはミドルクラスで人気の高いRTX 3060を搭載しているクリエイターノートPCです。CPU内蔵グラフィックスと比べると性能差は歴然です。グラフィックボードを搭載していれば、動画編集・画像編集・ゲーム配信などの用途でより効率的に作業を行えます。
具体的にはAdobe After Effects・Adobe Illustrator・Adobe Photoshop・Adobe Premiere Pro・AUTODESK 3DS MAXなどのアプリケーションを使用する予定があればグラフィックボード搭載モデルを選択する意味があります。CPU性能も高く専門的なソフトウェアを普段から使用している方は必見です。
メモリ・ストレージなど構成が充実しているから
構成が充実しているのも選び理由になると思います。メモリ16GB、SSD 1TBと必要十分な容量を持っています。メモリ16GBがあれば動画編集やWEBデザイン・イラスト作成など負荷の掛かる用途でも不足することはないでしょう。性能の高いCPUと組み合わさることで鬼に金棒です。クリエイターノートPCとして心強い一台だと言えますね。
ストレージについても一般的なモデルでは512GBが採用されていることがほとんどですが、当該モデルについてはSSDが1TBと余裕があります。複数のアプリケーションをダウンロードする方でも対応しやすいです。もし1TBで足りないのであればクラウドストレージサービスを活用すればコストを抑えることが可能です。
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raytrek R6-AA 第12世代Core搭載の弱み
15.6インチモデルに比べると価格が高い
raytrek R7-TAは非常に魅力的なクリエイターノートPCであることはすべて見てきた通りです。一方で、15.6インチで同等の性能を持つモデルと比べると価格が高いのも事実です。コストパフォーマンス重視で選びたい方にはおすすめできません。
同等の性能・構成を持つ同じドスパラの15.6インチモデルである「raytrek R5-AA6」なら35,180円安く購入できます。もちろんCPUやGPUの性能は変わりません。コストを抑えたい方はぜひチェックしてくださいね。16.0インチWQXGA対応モニターに魅力を感じる方はraytrek R6-AA 第12世代Core搭載がおすすめです。今後価格差が小さくなってくるかもしれませんね。
ストレージのカスタマイズはSSDのみ
ストレージの追加がSSDに限定されてしまうのはかなり痛いです。これは本体が薄いからこその弊害です。物理的にHDDを搭載することができなくなっています。費用も高額で最低でも18,000円からとなります。さすがにこれだけの費用がかかってしまうと手を出せませんね。
デュアルストレージにするにしても相当のコストが掛かるためおすすめできるわけではありません。ストレージ容量を増やしたいならクラウドストレージサービスや外部ストレージを活用することをおすすめします。ここにコストを掛けるべきではありません。
他メーカーのBTOパソコンと比較
ブランド | raytrek | DAIV |
---|---|---|
製品名 | R6-AA | 5N |
画像 | ||
納期 | 最短翌営業日 | 最短3営業日 |
価格 | 209,980円(税込) | 239,800円(税込) |
液晶サイズ | 16.0インチWQXGA | 15.6インチFULLHD |
リフレッシュレート | 90Hz | 60Hz |
ディスプレイ色域 | sRGBカバー率約100% (sRGB比約103%) AdobeRGBカバー率約76% (AdobeRGB比約77%) | - |
重量 | 約2.10kg | 約2.07kg |
バッテリー駆動時間 | 約9.8時間 | 約7.0時間 |
CPU | Core i7-12700H | Core i7-12700H |
GPU | RTX 3060 | RTX 3060 |
メモリ | DDR5-4800 16GB | DDR4-3200 16GB |
SSD | 1TB NVMe | 512GB NVMe |
HDD | 非搭載 | 非搭載 |
Wi-Fi 6 | ○ | ○ |
Thunderbolt 4 | ○ | ○ |
公式 | 公式 | 公式 |
本体重量は同等です。バッテリー駆動時間はraytrek R6-AAの方が40%長いです。CPU・GPUは共通です。メモリについては容量は同じですが、DDR5-4800を搭載しているraytrek R6-AAの方がパフォーマンスが高いです。ストレージ容量についてもraytrek R6-AAに軍配が上がります。DAIV 5Nのストレージ1TBへのアップグレード費用は17,600円と高額です。Wi-Fi 6対応及びThunderbolt 4対応は両モデル共通です。最新モデルでは当たり前になってきていますね。トータルで見てraytrek R6-AAの圧勝です。
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raytrek R6-AA 第12世代Core搭載の口コミまとめ
raytrek R6-AAとDAIV 6Nはポート構成がPD充電の対応含めて全く一緒なのにそれ以外は全部違うのか。なかなか奇妙だな
— ぼ一あ (@vemax555) July 20, 2022
公式サイト
購入年:2023年 使用目的:非公開
デザイン関係の仕事をしています。スペックの高さと価格のバランスで選びましたが、性能の良さはもちろん、液晶の発色も良く外観も薄くスタイリッシュで作業がとても捗ります。解像度も2560×1600あり作業スペースが多く取れてありがたいです。2TBのSSDを追加し、メモリを64GBまでアップグレードしましたが、AEでがっつり作業してもかなり余裕があります。このPCで出来ない作業を探すことの方が難しいかもしれません。ファンの音だけけっこう煩い時があるのでWEB会議などがある時は若干注意しています。
購入年:2022年 使用目的:非公開
ドスパラのパソコンはデスクトップを複数台購入しましたが、ノートは初めてです。 ドスパラのノートは以前はあまり魅力的ではありませんでしたが、最近デザイン面で非常に洗練されてきたので、元々コストパフォーマンスが高く魅力的でしたから購入しました。 性能は非常に高く、今のところ何をするにも不満はありません。 充電用のACアダプターは従来品よりも小さくなっており、その点でも満足感があります。 ただし、USB-Cアダプターで充電できると持ち歩く際にもっと使いやすいので、その点の改善があると良いですね。 そういう改善点は、持ち込み修理のような形で有償アップデートできるようになるならぜひしたいと思います。 検討してみてください。 全体として、とても満足しています。
raytrek R6-AA 第12世代Core搭載のケースレビュー
正面
16.0インチノートパソコンとしてはかなりスッキリとしたデザインです。ブラックを基調としていて洗練されたデザインでクリエイターからの人気も高いです。狭額縁デザインを採用しているためモニターの視認性が高いです。モニター上部には顔認証対応IRカメラが搭載されていて気軽にWEB会議を行うことができます。
天板
天板にはロゴの天板にはraytrekのロゴが刻印されています。それほど目立つこともないので場所を選ばず使用できると思います。
キーボード
キーボードはノートパソコンとしては標準的なものですが、少し癖があるモデルとなっています。例えば、エンターキーが小さかく慣れるまでは使いづらさを感じてしまうかもしれません。電源ボタンが右上に配置されているのも気になるところです。間違えて押してしまう可能性もあるでしょう。テンキー搭載は嬉しいポイントですね。
右側
本体右側にはThunderbolt 4、USB 3.2 Gen1 Type-A、HDMI 2.1、電源端子が配置されています。
左側
本体左側にはセキュリティスロット、USB 3.2 Gen2 Type-C、USB 3.2 Gen2 Type-A、SDカードリーダー、マイク入力/ヘッドフォン出力共用端子が配置されています。
ACアダプター
ACアダプタ自体もそれほど大きくなく持ち運びも気軽に行えると思います。何世代も前の電源と比べるとそのコンパクトさは一目瞭然です。
当記事のまとめ
当記事では、raytrek R6-AA 第12世代Core搭載のレビュー&口コミをまとめました。16.0インチWQXGAモニターを搭載していてより大きな画面で作業を行えます。WQHDモニターよりも少しだけ縦に広い画面を持っています。CPUにはIntel第十二世代のCore i7-12700Hを搭載しています。14コア20スレッドとスペックが引き上げられて高い性能を発揮します。Ryzenシリーズと比べても見劣りしない水準に到達しました。
グラフィックスにはミドルクラスのRTX 3060 Mobileを搭載していて動画編集・WEBデザイン・ゲームプレイなどの作業にも最適です。メモリ16GB、SSD 1TBと構成も十分です。カスタマイズはSSDの容量を増やせるだけでHDDの増設には対応していません。15.6インチモデルよりも価格が高いためコストパフォーマンスは平凡です。それでも2万円安くなったのは評価できます。モニターに価値を見出せる方向けです。キーボードの配置については電源ボタンだけ気にしておきましょう。
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