
当記事では、マウスコンピューターが販売している「mouse K5」のレビューをまとめています「m-Book K700SN-M2SH2」の後継モデルです。グラフィックボードがGeForce MX250からGeForce MX350へとアップグレードされています。従来モデルよりも本体がすっきりとして持ち運びが行いやすくなりました。
グラフィックボード搭載モデルに興味を持っている方向けのコンテンツです。WEBデザインなどでPCを使用するクリエイターの方も必見です。マウスコンピューターでも売れ筋ランキング第3位にランクインしたこともある人気モデルとなっています。それではその人気の秘密を暴いていきましょう。
目次
mouse K5のスペック
メーカー | マウスコンピューター |
製品名 | mouse K5 |
価格 | 136,800円(税込) |
液晶サイズ | 15.6インチ |
本体重量 | 約1.95kg |
バッテリー駆動時間 | 約11.5時間 |
CPU | Core i7-10750H |
グラフィックボード | GeForce MX350 |
メモリ | DDR4-2666 16GB |
SSD | 512GB NVMe |
HDD | 非搭載 |
備考 | 光学ドライブ無し |
おすすめ度 | ★★★★★☆☆☆☆☆ |
グラフィックスには、省電力性とパフォーマンスを両立させたGeForce MX350を搭載しています。ストレージにはSSD 512GBを搭載していて使い勝手が非常に良くなっています。動画や写真の保存も行いやすいです。たくさん保存したい場合はHDDのカスタマイズを検討しましょう。そうすればスマホのバックアップも余裕です。
光学ドライブは非搭載です。最近は光学ドライブの必要性は下がってきていますので、大きな問題にはならないでしょう。必要に応じてカスタマイズで追加することが可能です。コストパフォーマンスは★五個です。旧世代のモデルを搭載している割には価格が高めなため評価は低くなっています。
おすすめカスタマイズ
ここではmouse K5におすすめのカスタマイズを紹介しています。性能面でのカスタマイズは不要ですが、それ以外の部分では余裕があればやっておきたいカスマイズがあります。ぜひ参考にしてくださいね。
SSDまたはHDD ★★★★☆
破損盗難補償サービス ★★★☆☆
mouse K5のパフォーマンス
用途別
デイトレ | 動画視聴 | 実況 | CAD | DTM | マンガ | デザイン |
![]() ☆ | ![]() ☆ | ![]() × | ![]() △ | ![]() ◯ | ![]() ◯ | ![]() ◯ |
RAW現像 | 動画編集 | Skype | 動画投稿 | ビジネス | ゲーム | デュアル |
![]() ◯ | ![]() ◯ | ![]() ☆ | ![]() ◯ | ![]() ◯ | ![]() × | ![]() ◎ |
グラフィックス性能が重要になるゲームプレイ・ゲーム実況・3D CAD以外は苦手です。ゲームプレイを考えるなら最低でもGTX 1650搭載モデルを選択する必要があります。また、大規模なCADモデリングになるとノートパソコンでは厳しいですね。
Core i7-10750H
現行のIntel第十二世代CPUになると一気に性能が高くなり、省電力モデルのCore i5-1235UでもCore i7-10750Hを20%近くも上回っています。後継モデルであるCore i7-12700Hだと80%以上も処理性能が高いです。さすがに、二世代前のモデルとなるとやや見劣りしてしまうのも事実です。価格が抑えられていない限り積極的に選ぶ理由はありません。
GeForce MX350
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mouse K5を選ぶ3つの理由
グラフィックボード「GeForce MX350」を搭載しているから
グラフィックスにGeForce MX 350を搭載しているのは強みとなっています。GeForce MX350は、デスクトップパソコンのGeForce GT1030より15%ほど性能の高いノート向けグラフィックボードと考えると良いでしょう。そもそもGeForce MX350が搭載されているパソコンが少ないので貴重です。
Photoshopや3D CADなどのアプリケーションを使用しているクリエイターの方におすすめです。グラフィックボード非搭載だと心許ないけどそれほど高性能なものは必要ないという方に当てはまります。ただし、ゲーミング用途では性能不足なのでGeForce GTX 1650以上を選択するべきです。
基本的には性能面でのカスタマイズ不要で悩まなくて良いと思います。性能面で言えばこれ以上の性能は必要がなく、カスタマイズの必要性を感じません。mouse K5はいうなれば完成されたノートパソコンです。カスタマイズせずにこのまま購入しても安心だということです。初心者の方に嬉しいですね。初めてBTOパソコンを購入するという方にぴったりだと思います。
メモリ16GB・SSD 512GBと構成が充実しているから
メモリ16GB・SSD 512GBと構成が充実しているのは魅力の一つです。この構成であればカスタマイズをしなくても問題ないでしょう。特にメモリ容量が16GBと余裕があるのは嬉しいですね。高性能なモデルなので、メモリ容量も妥協はしたくないところです。初心者の方でも選びやすいと思います。
ストレージに関しては必要な方はカスタマイズしても良いですし、Dropboxなどのクラウドストレージを活用しても良いと思います。メモリよりも柔軟に対応できます。あとから追加しやすいので購入時点でカスタマイズを検討しなくても良いでしょう。
本体がコンパクトになったから
従来モデルであるm-Book K700SN-M2SH2(m-Book K700シリーズ)と比べて本体が一回り小さくなっています。液晶サイズは15.6インチと変わらないにも関わらず横幅が1.5mm、縦幅が20mm、高さが2.1mm小さいです。特に高さが2cm小さくなったので数字以上にコンパクトに見えると思います。持ち運びを考えている方にとっては嬉しい変更点ですね。
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mouse K5の弱み
二世代前のモデルながら価格が高め
mouse K5で採用されているCore i7-10750Hは、Comet Lake世代のCPUで二世代前のモデルということになります。mouse K5はそれほど価格が抑えられておらずコストパフォーマンスの観点からはおすすめしづらいです。さすがに二世代前のモデルとなると性能的に不利な面があります。その不利な面をカバーするために価格を抑えることが重要です。
現行のCore i5-1235Uや一世代後のCore i5-11400Hなどの方が性能的には上です。世代が変わると別物になります。mouse K5は価格が高めで最新モデルの方が安い可能性もあります。セールやキャンペーンなどで大幅割引がないとかなり厳しいです。
Thunderbolt 4に非対応など本体にも古さがある
CPUだけではなく本体自体にも少し古さを感じてしまいます。Thunderbolt 4は搭載されておらず、USB 3.1 Type-Cのみで画面出力・PowerDeliveryには非対応です。本体重量も約1.94kgと平均的です。Core i7-10750Hよりも高い性能を持つ省電力モデルであるCore i5-1235U搭載モデルならより軽いモデルも選択できます。省電力性の面からも見劣りしてしまいますね。
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mouse K5-MGZNと比較
メーカー | マウスコンピューター | マウスコンピューター |
---|---|---|
型番 | mouse K5![]() | mouse K5-MGZN![]() |
価格 | 136,800円(税込) | 109,800円(税込) |
液晶サイズ | 15.6インチ | 15.6インチ |
重量 | 約1.95kg | 約1.94kg |
CPU | Core i7-10750H | Core i7-10750H |
GPU | GeForce MX350 | GeForce MX350 |
メモリ | DDR4-2666 16GB | DDR4-2666 8GB |
SSD | 512GB NVMe | 256GB NVMe |
HDD | 非搭載 | 非搭載 |
おすすめ度 | ★★★★★☆☆☆☆☆ | ★★★★★★☆☆☆☆ |
公式 | 公式 | 公式 |
レビュー | - | レビュー |
New Inspiron 15 3000 Intelと比較
メーカー | マウスコンピューター | Dell |
---|---|---|
型番 | mouse K5![]() | New Inspiron 15 3000 Intel 【即納】 プラチナ(大容量メモリー搭載) ![]() |
価格 | 136,800円(税込) | 118,580円(税込) |
送料 | 3,300円(税込) | 無料 |
液晶サイズ | 15.6インチ | 15.6インチ |
重量 | 約1.95kg | 約1.63kg |
CPU | Core i7-10750H | Core i7-1255U |
GPU | GeForce MX350 | Iris Xe Graphics |
メモリ | DDR4-2666 16GB | DDR4-2666 16GB |
SSD | 512GB NVMe | 512GB NVMe |
HDD | 非搭載 | 非搭載 |
おすすめ度 | ★★★★★☆☆☆☆☆ | ★★★★★★★★★★ |
公式 | 公式 | 公式 |
New Inspiron 15 3000 Intelは、本体重量がmouse K5よりも15%程度軽く約1.63kgです。CPUにはCore i7-1255Uを、グラフィックスにはIntel Iris Xe Graphicsを搭載しています。CPUはCore i7-1255Uの方が30%高く、グラフィックスもIntel Iris Xe Graphicsの方がわずかに高いです。グラフィックス性能の差を体感することは難しいと思います。
メモリ・ストレージは共通です。やはりコストパフォーマンスでは大きな差があっておすすめ度はNew Inspiron 15 3000 Intelの方が高いです。価格が安くその上で性能が高いのですから強力なモデルだと言えます。moues K5の強みは国産ブランドということぐらいかもしれません。
mouse K5シリーズケースレビュー
正面
狭額縁デザインを採用していて視認性が高いです。デザインも落ち着いていてオシャレですね。WEBカメラ・マイク内蔵でWEB会議にも使用することができます。
天板
マウスコンピューターのブランドロゴがやや目立ちます。
キーボード
テンキー付きのキーボードを採用しています。キーピッチは約19mm、キーストロークは約1.8mmと余裕があります。男性の方でも窮屈さを感じることはないでしょう。最近のモデルだとコンパクトさが追求されていてキーボードが小さくなっているので、これだけ大きめのキーボードを搭載していることは強みになります。
両側面
本体左側にはUSB 3.0端子 Type-A×1、USB 2.0端子 Type-A×1、マイク端子・ヘッドホン出力端子が配置されています。本体右側にはカードリーダー、USB 3.1端子 Type-C×1、USB 3.0端子Type-A×1、ネットワーク端子が配置されています。USB PowerDeliveryには対応していません。
奥側
本体奥側にはMini DisplayPort端子×1、HDMI端子×1が配置されています。最大3画面での出力が可能です。
mouse K5の口コミまとめ

購入年:2021年 使用目的:3D CAD、EXCELなど
外出先でAUTOCADを使用するために購入しました。ある程度スペックがないと不安なので、i7-9750Hは必須です。ノートでクアッドコアは初めてですが、性能的に不足はありません。また、MX250でも十分快適に操作することができます。また、EXCELのマクロも快適です。私のようにCADやEXCELなどを使いたいという方はぜひ検討してみてください。

購入年:2021年 使用目的:WEBデザイン
ノートパソコンでPhotoshopを触ったり、動画編集を行ったりしたかったのでこのモデルを購入しました。i7-9750Hはやはり高性能だと思います。i7-6500Uからの買い替えですが、性能差を体感できています。Photoshopの3D処理もストレスを感じることなく行えます。外出先でもさくさくなので満足しています。本体は少し重いので持ち運びは覚悟しておきましょう。

購入年:2021年 使用目的:仕事の資料作成
PowerPointやExcelのために使用しています。意外とCPU性能が必要になるアプリなので、妥協はしない方がよいですね。結果的に仕事の効率が上がりました。メモリが16GBなのも決め手になりました。
当記事のまとめ

当ページでは、マウスコンピューター売れ筋ランキング上位に入ったこともある「mouse K5」のレビューを行いました。一時はコストパフォーマンスが高く人気モデルでしたが、今はかつての輝きは失われています。二世代前のCore i7-10750Hを搭載しているにも関わらず価格が抑えきれていないのは厳しいです。
現行モデルならもう少し安くかつより高性能なモデルを選択できると思います。GeForce MX 350を搭載していてノートパソコンとしてはまずまずの性能を持っています。メモリ16GBと余裕があるのは強みです。ウェブデザイン・動画や画像編集などで使いたい方向けです。
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