当ページでは、マウスコンピューターの「DAIV A3」のレビューと口コミ情報を紹介しています。DAIVは、マウスコンピューターのクリエイター向けブランドです。このDAIV A3はそのDAIVブランドにおけるRyzenシリーズ搭載のラインナップの中で最も安く購入できるモデルとなっています。最も安いとは言っても通常時229,900円という価格です。プレミアム路線を突き進んでいます。
DAIVブランドでは実用性の高いケースを採用していてリムーバブルハードディスクベイを追加すれば気軽にストレージの追加が行なえます。デザイン性も高く人気があります。CPUにはRyzen 5 4500を、GPUにはGTX 1650 GDDR6版を搭載したクリエイターPCです。動画編集やWEBデザインなどで強みを発揮します。
(+) DAIVブランドのRyzen搭載の最安値モデル
(+) 高性能なRyzen 7 7700Xを搭載している
(+) デザイン性・実用性の高いケースを採用
(-) DAIVブランドでは目立たない存在
(-) GTX 1650搭載モデルとして価格が高い
(-) 翌日出荷サービスには非対応
目次
DAIV A3のおすすめ用途
デュアル | 動画視聴 | 動画編集 | 動画投稿 | RAW現像 | マンガ | ゲーム |
☆ | ☆ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◯ |
デイトレ | 実況 | デザイン | DTM | Skype | CAD | ビジネス |
☆ | △ | ◎ | ◎ | ☆ | △ | ◎ |
ゲーム実況と3D CADについてはグラフィックス処理性能がそれほど高くないことから得意ではありません。これらの用途ではより高性能なモデルを選択するべきでしょう。3D CADではプロフェッショナル向けのNVIDIA Tシリーズ/RTX Aシリーズが最適です。GeForceでも対応できないことはありませんが、快適とは言えません。
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DAIV A3の概要
性能スペック
メーカー | マウスコンピューター |
型番 | DAIV A3 |
価格 | 204,800円(税込) |
CPU | Ryzen 7 7700X |
グラフィックボード | GeForce GTX 1650 GDDR6版 |
メモリ | DDR4-3200 16GB |
SSD | 500GB Gen4 NVMe |
HDD | 非搭載 |
チップセット | X670 |
電源 | 500W BRONZE |
光学ドライブ | オプション |
カードリーダー | × |
おすすめ度 | ★★★★☆☆☆☆☆☆ |
メモリはDDR4-3200 16GB、SSD 500GB Gen4 NVMeです。HDDは非搭載です。チップセットはX670です。電源は500W BRONZEとなっています。光学ドライブ及びカードリーダーはオプションでの対応です。おすすめ度は★四つです。やや価格が高めなのでこの評価となりました。
外観
パソコン本体はマットな質感で無骨さがあります。傷や指紋が目立たない仕上がりになっています。また、一部にアルミパーツを採用することで高級感を醸しています。BTOパソコン=無難なデザインと見られがちですが、DAIVブランドには当てはまりません。性別を問わず幅広い方から支持されているモデルとなっています。
拡張性の高さも魅力です。カードリーダー・リムーバブルハードディスクベイ・光学ドライブなどのカスタマイズを行うことも可能です。PC環境に合わせて選択できるのはBTOパソコンの醍醐味ですね。
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DAIV A3の性能
Ryzen 7 7700X
Ryzen 5 4500とは全く別物です。動画編集・画像編集などの作業への対応力が増しています。クリエイターパソコンに適したCPUだと言えます。ゲーム適正も高くオールラウンドに対応できますね。Intel第十三世代CPUと比べても見劣りしません。
GeForce GTX 1650
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DAIV A3を選ぶ3つの理由
DAIVブランドで最も安価なモデルだから
DAIV A3は、税込229,800円(セール時204,800円)とDAIVブランドにおけるRyzenシリーズで最も安価なモデルとなっています。当然性能的には一番下ということになります。Aの後の数値がGPUのランクを指します。DAIV A3・DAIV A5・DAIV A7・DAIV A9と全てCPUはRyzen 7 7700Xに統一されています。テーブルを見て上に行くほどグラフィックス性能が高くなります。
DAIV A3は、一番下に属していて性能は高くありませんがDAIVに魅力を感じていてできる限り予算を抑えたい方にとっては魅力的なモデルとなります。趣味で動画編集や画像編集をしたり、お仕事でWEBデザインなどの作業をしたりしたい方にぴったりだと思います。ゲームプレイにも対応可能です。極端に負荷の掛かる作業でなければ問題なく対応できます。
最新のRyzen 7 7700Xを搭載しているから
2022年9月に発売された高性能なRyzen 7 7700Xを搭載しているのは強みになります。従来モデルのRyzen 7 5700Xと同じ8コア16スレッドというスペックですが、アーキテクチャがZen 4へ変わりより高いパフォーマンスを発揮します。Intel第十二世代で言えばCore i7-12700Kに近いです。次世代モデルのIntel第十三世代CPUになるとCore i5-13600Kが近いです。
動画編集・動画のエンコード・画像編集などの作業への適性が上がっています。8コア16スレッドと競合モデルよりもスペックは劣りますが、そこは優れたZen 4アーキテクチャでカバーしています。ゲームプレイ時のパフォーマンスについても底上げが行われました。Intelの最新モデルと比べても十分戦えます。
デザイン性・実用性に優れたケースを採用しているから
DAIVシリーズでは特徴的なPCケースを採用していてここに魅力を感じる方も多いのではないかと思います。クリエイターの方の意見を取り入れて生まれたモデルです。ブラックを基調とした無骨のデザインがおしゃれです。本体右側にはDAIVのロゴがかっこよく刻印されています。I/Oパネルは前面上部にまとめられていて使い勝手が良いです。電源スイッチはダイヤル式を採用しています。
拡張性も高くカスタマイズで光学ドライブ・カードリーダー・リムーバブルハードディスクベイなどを搭載できます。本体前面下部には水洗いができる防塵フィルターが標準搭載でメンテナンス性も考慮されています。ヘビーな使い方でも安心して使用できますね。
DAIV A3の弱み
DAIVブランドの中でも目立たない存在
DAIV A3が輝くのはセール時です。通常時だと価格が高く見向きもされない状況となります。価格の高さが薄れるセールの時期が買い時だと言えます。通常時はDAIV A3はDAIVブランドの中でそれほど目立つ存在ではありません。上位モデルであるDAIV A5やDAIV 7の方が人気が高いです。その要因としてよりクリエイターパソコンを探している方は性能の高いモデルを選ぶ傾向があるからでしょう。確かにCPU性能は高いですが、グラフィックスがGTX 1650では物足りなさがあるかもしれません。
また、コスト面もネックとなります。GTX 1650搭載モデルで税込20万円オーバーはかなり厳しいです。競合モデルならミドルクラスのクリエイターPCが購入できる価格帯です。プラットフォームコストが掛かり、競合モデルと比べてもかなり不利な状況です。単体のCPUとしてみればコストパフォーマンスは悪くありませんが、高価なメモリやマザーボードが必要となることから搭載モデルはかなり割高感があります。
翌営業日出荷サービスには非対応
DAIV A3は、マウスコンピューターのウリである翌営業日出荷サービスには対応していません。最短でも決済完了後4営業日での出荷となっています。納期が4営業日と少し長めなのは競合モデルと比べて見劣りしてしまう部分です。パソコンを購入したら一日でも早く手に入れたいと考えるのが普通ではないかと思います。
DAIVブランドやマウスコンピューターのサポートなどに魅力を感じる方向けです。特にDAIVブランドは、クリエイターブランドとして他のBTOメーカーにはない存在感を示しています。プレミアムブランドとして評価されているように思います。24時間365日の電話サポートは初心者の方でも安心ですね。
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raytrek XVi 第13世代Core搭載との比較
ブランド | DAIV | raytrek |
---|---|---|
製品名 | DAIV A3 | raytrek XVi 第13世代Core搭載 |
画像 | ||
価格 | 204,800円(税込) | 199,980円(税込) |
CPU | Ryzen 7 7700X (8コア16スレッド) | Core i7-13700F (16コア24スレッド) |
GPU | GTX 1650 GDDR6版 | RTX 3060 Ti |
メモリ | DDR4-3200 16GB | DDR4-3200 16B |
SSD | 500GB Gen4 NVMe | 1TB NVMe |
HDD | 非搭載 | × |
電源 | 500W BRONZE | 650W BRONZE |
マザーボード | チップセットX670 | チップセットH770 |
光学ドライブ | +4,180円 | +9,500円 |
カードリーダー | × | ○ |
公式 | 公式 | 公式 |
レビュー | - | レビュー |
グラフィックボードについてもスリーランク以上性能が高くなります。できることの幅が大きく異なりますね。動画編集・動画エンコード・WEBデザイン・ゲームプレイ・ゲーム実況などGTX 1650よりもかなり余裕を持って対応できます。メモリ16GB、SSD 1TBと構成も充実しています。特にストレージ容量が倍増なのは大きいですね。電源ユニットも650W BRONZEが採用されています。
光学ドライブのカスタマイズ費用が高額なのが弱みです。これはDVDスーパーマルチドライブではなく、Blu-rayドライブしか選択肢がないためです。カードリーダーは標準搭載です。DAIV A3にはかなり厳しい比較だと言えます。ストレージがGen4 NVMe対応であることは強みですが、さすがにこれだけCPU・GPU性能の差があると選びづらいです。
DAIV A3の口コミまとめ
購入年:2022年 使用目的:映像編集
DAIVのケースに魅力を感じて興味を持ち検討しました。趣味で映像編集をするだけなので性能よりも価格を重視してDAIV A3を選びましたが、満足しています。
当記事のまとめ
当記事では、DAIV A3のレビュー&口コミについて紹介しました。DAIV A3は、DAIVブランドのRyzenシリーズ搭載モデルの中で最も安価な一台となっています。CPUにはRyzen 7 7700Xを、グラフィックスにはGTX 1650を搭載していてクリエイター作業にも対応可能です。Ryzen 7 7700Xは、Ryzen 7 5700Xの後継モデルで性能が引き上げられています。動画編集・画像編集などの用途にも通用します。
グラフィックボードを活かして動画編集を効率的に行うこともできます。マルチモニター環境の構築も容易です。GTX 1650搭載モデルとしては価格が高いため、基本的にはDAIVブランドのケースやマウスコンピューターのサポートに魅力を感じる方向けだと言えます。価格を重視するならドスパラの「raytrek XVi」がおすすめです。セール時でも5,000円安く、スリーランク以上高い性能を得られます。
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