当記事では、マウスコンピューターが販売している「DAIV 4N」のレビューをまとめています。実用性の高いクリエイター向けモデルで幅広いユーザーにおすすめです。軽量・薄型とコンパクトなのが嬉しいですね。
最新の第十二世代CPUを搭載していてパフォーマンス面でもポイントが高い一台となっています。このクラスのモデルとしてみると価格は安い!とは言えませんが、デザインや構成など細かいところまで評価すれば十分選択肢に値します。従来モデルよりも40,000円も高くなっています。
(+) CPU性能が高く画像・映像編集にも対応できる
(+) GTX 1650を搭載していて3D処理も得意
(+) 本体がコンパクトで持ち運びがしやすい
(-) 価格がやや高い
(-) あまり見かけない組み合わせを採用している
目次
DAIV 4Nのおすすめ用途
デュアル | 動画視聴 | 動画編集 | 動画投稿 | RAW現像 | マンガ | ゲーム |
☆ | ☆ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
デイトレ | 実況 | デザイン | DTM | Skype | CAD | ビジネス |
☆ | △ | ◎ | ◯ | ☆ | △ | ☆ |
DAIV 4Nの概要
スペック
メーカー | マウスコンピューター |
型番 | DAIV 4N |
モニター | 14インチFULL HD |
重量 | 約1.44kg |
駆動時間 | 約10.0時間 |
価格 | 199,800円(税込) |
CPU | Core i7-1260P |
グラフィックボード | GeForce GTX 1650 |
メモリ | DDR4-3200 16GB |
SSD | 512GB NVMe |
HDD | 非搭載 |
光学ドライブ | × |
SDカードリーダー | ○ |
おすすめ度 | ★★★★★☆☆☆☆☆ |
従来モデルではCPUにCore i7-1165G7を、GPUにはGeForce GTX 1650 Tiを搭載していました。そこから考えるとCPU性能が高くなりましたが、グラフィックス性能は少しだけ低くなっています。本体重量やバッテリー駆動時間は従来モデルと同等です。おすすめ度は★5つです。価格がもう少し下がれば評価も上がると思います。セールやキャンペーンを待つのも良いかもしれません。
外観
USB Power Delivery対応で実用性の高さが伺えます。大きな電源ケーブルを持ち運ぶ必要がありません。液晶についてもウルトラベゼル(狭額縁)を採用していて見た目的にもすっきりしています。最新の技術が存分に堪能できるノートパソコンだと思います。
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DAIV 4Nの性能
Core i7-1260P
GeForce GTX 1650
DAIV 4Nを選ぶ3つの理由
クリエイター向けモデルとして評価が高いから
DAIV 4Nは、クリエイター向けモデルとして評価の高いモデルとなっています。CPUにはIntel第十二世代のCore i7-1260Pを、グラフィックスにはTuring世代のGTX 1650を搭載しています。省電力モデルのCPUにグラフィックボードを搭載したモデルはほとんど市場にありません。非常に珍しい組み合わせで希少性が高いです。
Core i7-1260Pは12コア16スレッドと省電力モデルの中ではトップクラスのマルチスレッド性能を誇ります。従来モデルのDAIV 4Nで採用されていたCore i7-1165G7と比べて70%程度パフォーマンスが高いです。CPUは世代ごとに着実にパフォーマンスが向上しています。ノート向けCPUは、デスクトップ向けのCPUと比べると性能は抑えられてしまうのでスペックが高いに越したことはありません。
また、グラフィックボードを搭載していることでPhotoshop、Illustrator、動画のエンコード、映像編集などのクリエイター作業への適性も高いです。ノート向けCPUとしては上位の性能を持っていてクリエイター向けモデルに最適です。それでいて消費電力が抑えらているのは嬉しいですね。趣味でも仕事でも使えるオールラウンドなモデルだと言えます。
実用性の高い機能を持っているから
DAIV 4Nは、新しいノートパソコンということもあって実用性が高いです。例えば、液晶モニターにこだわりが見られます。ナローベゼルを採用しているため視認性が高いです。NTSC比72%液晶によって精度の高い色調確認を行うことができます。写真編集や映像編集をノートパソコンで行いたいという方にもおすすめです。細かいところだとタッチパッドのON/OFFを切り替えることが可能で、誤作動防止に役立ちますね。
その他にもUSB Power Deliveryに対応していることも挙げられます。新しいUSB規格で電源容量の大きな充電ができるのが魅力です。電源ケーブルがなくても対応しているケーブル及びACタップがあれば気軽に充電を行えます。軽量ACアダプターで対応できるので外出時にかさばることがありません。
さらに、最大約10.0時間のバッテリー駆動が可能です。CPUを始めとして各パーツについて高性能かつ省電力なものを採用していることによる恩恵です。これだけバッテリー駆動時間がながければかさばるACアダプターを持ち運ぶ必要がないかもしれません。
本体がコンパクトで持ち運びに適しているから
GTX 1650を搭載しているモデルの中ではかなり軽量化が図られていて持ち運びに適しています。本体重量約1.44kgと女性の方でも持ち運びがしやすいと思います。DAIV 4Nがリリースされた時は2.0kgを超えていました。そこから改良を重ねて30%程度の軽量化を実現しています。これだけ小さくなればカバンに入れることも容易です。バッテリー駆動時間が長いというメリットも相まって利便性の高いノートパソコンだと言えます。
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DAIV 4Nの弱み
このクラスとしては価格は高め
CPU・グラフィックス・メモリ・ストレージなど数値で計れるスペックにだけ焦点を当ててみると割高であることは否定できません。これは他のBTOメーカーのパソコンと比べるとわかりますね。DAIV 4Nの価値はバッテリー駆動時間や新しい機能(USB Power Delivery)などにあると考えると良いですね。
これらのものに価値を見出だせる方に特におすすめです。旧モデルは2万円の値引きが適用となって、サイトでのレビュー数も増えたという経緯があります。つまり、この新しいDAIV 4Nも今後値下げが適用となる可能性が高いですね。
組み合わせ的にやや中途半端
省電力モデルであるCore i7-1260Pにグラフィックボードを合わせたモデルはそれほど多くありません。ほとんどの場合ハイパフォーマンスモデルであるHシリーズが採用されます。例えばCore i7-12700HやRyzen 7 6800Hなどです。
Core i7-1260Pなどの省電力モデルは性能に対して価格が高めに設定されていることもあってノートパソコンとしてやや中途半端になってしまいます。バッテリー駆動時間を犠牲にしてでも性能を重視した方が良いこともあるでしょう。バッテリー駆動時間や本体重量を考えるなら魅力的な選択肢になることは間違いありません。この組み合わせがばっちりハマる方もいるはずです。
他メーカーのBTOパソコンと比較
ブランド | DAIV | パソコン工房 |
---|---|---|
製品名 | DAIV 4N | SENSE-15FX152-i7-NASX |
画像 | ||
価格 | 199,800円(税込) | 184,800円(税込) |
液晶サイズ | 14.0インチFULL HD | 15.6インチFULL HD |
重量 | 約1.44kg | 約2.12kg |
バッテリー駆動時間 | 約10.0時間 | 約5.6時間 |
CPU | Core i7-1260P | Core i7-12700H |
GPU | GeForce GTX 1650 | GeForce RTX 3050 |
メモリ | DDR4-3200 16GB | DDR4-3200 16GB |
SSD | 512GB NVMe | 500GB NVMe |
HDD | 非搭載 | 非搭載 |
Wi-Fi | Wi-Fi 6 | Wi-Fi 6 |
Power Delivery | ○ | × |
公式 | 公式 | 公式 |
SENSE-15FX152-i7-NASXはCPUにハイパフォーマンスなCore i7-12700Hを、グラフィックスには現行のエントリークラスであるRTX 3050 Mobileを搭載しています。メモリ・SSD容量は同等です。SENSE-15FX152-i7-NASXもWi-Fi 6に対応していますが、Power Deliveryに非対応です。性能が高いモデルであることを考えると仕方ないですね。
コストパフォーマンスや性能を重視するならSENSE-15FX152-i7-NASXの方が良いでしょう。1.5万円安いにも関わらずツーランク以上高い性能を得られます。DAIV 4Nの魅力は本体重量の軽さのバッテリー駆動時間にあります。また、省電力モデルながらCore i7-1260Pはマルチスレッド性能が高く旧世代のモデルからの買い替えならメリットが大きいです。
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DAIV 4Nの口コミまとめ
旧世代のモデルの口コミも含みます。
DAIV 4Nの新モデルってかなり重たくなったんですね。これはナシだなぁ。。オンボードじゃないGPUなのはいいけどそれはあくまで前作の1kg程度の質量だからの話で…
— 旅人R (@tabibito_r) July 10, 2021
ノートだったらmouseのDAIV 4NかX4シリーズ辺りがコスパいい感じですねー
— 固定ツイート見て (@pika_doll) March 12, 2021
ちなみにパソコンはDaiv4N(マウスコンピュータ)にしました。
参考までにどうぞ
あと國學院生は無料でOffice(WordやExcel等)を使えるらしいのでオプションで入れる必要は無いです。
(國學院の公式ホームページにも記載されています)— (゚⊿゚)/S (@v1in1tPQQbmrL6U) March 11, 2021
私のPCはDAIV4N
クリエイター用PCなのでスペック高め、その割には値段低め。
勉強以外にも絵とかでPC使うよって人にオススメです!— 馬 (@e_U_ma) March 7, 2021
①VAIO SX14
②Let's note LV
③ThinkPad X13
④dynabook VZ/HP
⑤マウス DAIV 4N-H
この辺りオススメとよく聞きますね! #Peing #質問箱 https://t.co/kPN3rrVajM— 🌸東洋大学新入生相談所🌸 (@Toyo_question) March 4, 2021
その他
購入年:2021年 使用目的:WEBデザイン
フリーランスでWEBデザインの仕事をしています。グラフィックボードが必要かどうかはわかりませんでしたが、Photoshopなどのアプリケーションでグラフィックボード搭載が推奨されていたので選択しました。現時点では性能に満足しています。グラフィックボードによって変わっているのかは判断できませんが…ないよりはある方が良いのかもしれません。
DAIV 4Nケースレビュー
正面
デザイン性の高さが光ります。狭額縁デザインですっきりとしています。グラフィックボードを搭載していて排熱のために従来モデルよりも大きくなっています。
天板
DAIVブランドのロゴが刻印されています。
キーボード
キーピッチは約19mm、キーストロークは約1.2mmとなっています。ノートパソコンとしては一般的なサイズで手が大きい方でも使い勝手が良いです。
当記事のまとめ
当記事では、マウスコンピューターの売れ筋モデルである「DAIV 4N」について紹介しました。CPUにはCore i7-1260Pを、グラフィックスにはGeForce GTX 1650を搭載したクリエイター向けノートパソコンです。意外と珍しい組み合わせです。省電力モデルのPシリーズにグラフィックボードを搭載したモデルはほとんどありません。従来モデルよりも大幅にスペックが引き上げられてクリエイター作業に最適です。
グラフィックスについては少しだけダウングレードとなりました。それでもPhotoshop、Illustratorなどの3Dアプリケーションの使用においてメリットがあるでしょう。バッテリー駆動時間の長さや本体のコンパクトさから持ち運びを前提としている方におすすめです。ハイパフォーマンスCPUを搭載している比較対象モデルについても確認しておきましょう。どのような点に重点を置くかで評価が変わります。
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