corei7画像引用元:https://www.amazon.co.jp/

管理人管理人

当記事では、「Celeron 3867Uの性能スペックと搭載BTOノートパソコン」を紹介しています。ノートパソコン向けのCPUとなっています。2019年3月に発売されました。税込5万円台でのノートパソコンを探している方はこのCPUについて気になっているのではないでしょうか。一言でまとめると性能よりも価格を重視したCPUということになります。それでは詳しく見ていきましょう。

なお、Celeron 3867Uを搭載したノートパソコンのラインナップはほとんどありません。TSUKUMOでも2万円台の格安モデルがリリースされています。2022年時点でも購入できるのは驚きです。低価格帯のノートパソコンを探している方は代替モデルとして、「Celeron 4205U」がおすすめです。少しだけ性能が高く、そして搭載モデルも販売中です。

目次

Celeron 3867Uの性能スペック&比較

Celeron 3867UCeleron N3350Core i3-8130U
コードネーム7th Kaby Lake-R
5th Apollo Lake8th Kaby Lake-R
コア/スレッド2/22/22/4
ベースクロック1.8GHz1.1Ghz2.2Ghz
ターボクロック-2.4Ghz3.4Ghz
内蔵GPUHD 610
HD 500UHD 620
TDP15W6W15W
価格$107$107$281
発売日Q1'19Q3'16
Q1'18
搭載PC価格49,800円~29,980円~68,980円~
Celeron 3867Uの性能について詳しく見ていきましょう。末尾の「U」は省電力モデルであることを表しています。ここではBTOメーカーのラインナップから比較対象になりやすいCPUをピックアップしています。Celeron N3350のあとにN4000がリリースされていますが、BTOノートパソコンではそれほどメジャーではありません。そのためCeleron 3867Uの実質後継モデルは、Celeron N3350やCeleron N3450といったApollo世代のCPUとなります。

Celeron 3867Uは、ターボクロックに対応していないもののベースクロックが1.8GHzと高いためそれがそのまま性能に反映されています。Celeron N3350と比較するとおよそ55%程度性能が高いです。ただし、価格が安いため搭載モデルは29,980円~という優位性があります。とにかく価格を抑えたいなら選択肢に入りますね。Celeron 3867Uは、動画視聴やオフィスソフト使用でもう少し快適になって欲しいという方向けです。

Core i3-8130Uは、Kaby Lake-Refreshです。発売日は2018年で早いもののCeleron 3867Uよりも新しい世代になります。Core i3世代は価格も跳ね上がりますが、性能的にも余裕が出てきます。2コア4スレッドでハイパースレッディングに対応しています。BTOノートパソコンとしてはCore i3シリーズの方が数が多くなります。

Celeron 3867UってどんなCPUなの?

ネットサーフィンや動画視聴を考えている方向け

Celeron 3867Ubenchmark
Celeron 3867Uの搭載モデルが、メインとなるのはネットサーフィンや動画視聴など比較的負荷の低いPC作業が中心です。エクセルなどでマクロを組むなど負荷が上がると苦しくなります。サブパソコン向けと考えると良いですね。お世辞にもそれほど性能が高いCPUとは言えません。

メインパソコンで使用するとストレスを感じてしまう可能性が高いと思います。性能的には廉価モデルのCore iシリーズであるCore i3-8130Uの40%程度の性能ということになります。前世代のCeleron N3350よりも性能は上です。後継モデル的な存在であるCeleron 4205Uとの性能差も小さいです。

グラフを見るとCeleronシリーズはかなり複雑であることがわかるでしょう。基本的に末尾Uがついたモデルよりも接頭にNがついたモデルの方が高性能になります。一部ハイパースレッディングに対応したモデルもあるほどです。ただし、UシリーズからNシリーズにアップグレードしてもできることが大きく増えることはありません。性能差を体感できるのはCore i3シリーズ以上でしょう。

2019年初めに登場した新しいCPU

2019年の第一四半期に登場したばかりのCPUです。ただし、世代的には第七世代のKaby Lake-Rなので、Core i3シリーズなどと比べるとアーキテクチャは古いままです。

Celeronシリーズはそれほど頻繁に新モデルが発売されることはありません。それはやはり上位モデルとの兼ね合いで性能向上を見込めないからです。なお、ゲーミング向けのCore i7シリーズでは第九世代のモデルが発売されています。

搭載ノートパソコンは5万円台から購入できる

各BTOメーカーで安いノートパソコンを探すとほとんどのモデルでCPUがCeleronであることに気づくでしょう。低価格帯のノートパソコン=Celeronシリーズという式が当てはまります。Celeron 3867Uを中心に、3865UやN3350などもラインナップにあります。それらの中で最も性能が高くなっています。

その分価格が高いため中途半端と言えるかもしれません。もう少し価格を落としたいならCeleron 3865UやCeleron N3350を選択肢に入れると良いと思います。2022年時点ではTSUKUMOから29,980円で購入できる搭載モデルがリリースされています。性能は高くなく動画視聴やウェブブラウジングがメインとなります。内蔵カメラ搭載でビジネスでのWEB会議にも通用します。

Celeron 3867U搭載のおすすめBTOノートパソコン

eX.computer note ALΣO TSNB14UP1BK/US/M(TSUKUMO)

TSNB14UP1BKUSM
価格:29,980円(税込)
モニター:14.1インチ
CPU:Celeron 3867U
GPU:HDグラフィックス610
メモリ:LPDDR3-15000 4GB
ストレージ:64GB SSD

公式

Celeron 3867U搭載の最安値クラスの一台となっています。14.1インチ型を採用していて作業も行いやすくかつ持ち運びも行える一台だと言えます。メモリ4GB、SSD 64GBと最低限の構成です。価格を抑えたい方必見のノートパソコンです。クラウドサービスなどで対応できると思います。Windows 10 Pro英語版を搭載しています。キーボードも英語版です。

eX.computer note ALΣO TSNB14UP1WH(TSUKUMO)

TSNB14UP1WH
価格:29,980円(税込)
モニター:14.1インチ
CPU:Celeron 3867U
GPU:HDグラフィックス610
メモリ:LPDDR3-15000 4GB
ストレージ:64GB SSD

公式

14.1インチと持ち運びのしやすが魅力の一台です。リファービッシュ品で傷がある可能性もあります。保証期間が90日間と短い点は注意が必要です。ホワイトのデザインが魅力的ですね。メモリ4GB、SSD 64GBとなっています。SSDにOSを搭載すれば快適にPC起動を行えます。ストレージ不足はクラウドあるいは外付けストレージでの対応を検討しましょう。価格の安さがうりなのでカスタマイズなどでお金を掛けないことを推奨します。

当記事のまとめ

管理人管理人

当記事では、ノートパソコン向け格安CPUである「Celeron 3867U」の性能スペックについて紹介しました。5万円以下の安いノートパソコンの多くに搭載されているCPUです。性能はそれほど高くなく、ネットサーフィンや動画視聴をメインに考えている方向けです。オフィスでのマクロやPowerPointなどになるとやや重く感じることがあります。

サブパソコンを探している方も必見です。ラインナップはTSUKUMOでだけ残っています。Celeronシリーズは新しい世代になっても大きく性能が変わることはありませんので、購入しようとしたタイミングで選べるモデルから選択すると良いですね。

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