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当記事では、「光学ドライブとは何か」について解説しています。CDやDVDを再生するのに必要なパーツです。最近は少し高価でBlu-rayディスクを読み込めるものもあります。パソコンで映画や音楽鑑賞を行う上で非常に便利な周辺機器だと言えます。

もちろんこれらの認識で正しいのですが、ここではパソコンとの関係も踏まえてもう少し踏み込んで解説します。実はBTOパソコン、特にゲーミングPCでは光学ドライブ非搭載モデルが増えています。これはオンラインで完結することが多くなり、光学ドライブ自体の必要性が薄くなってきたことが大きな要因です。

目次

光学ドライブの概要まとめ

光学ドライブって何?

iodataBRD-S16QX画像引用:https://www.iodata.jp/

光学ドライブとは、CD・DVD・ブルーレイディスク等の光学ディスクを読み込んだり、光学ドライブに書き込んだりすることができる物理的なドライブのことを指しています。各ディスクの読み込みや書き込みを行うためにレーザー光を利用する仕組みになっています。デスクトップパソコンでもノートパソコンでも搭載することができます。内蔵型であればケースにぴったりと収まるのでスタイリッシュかつ利便性が高いです。

イメージとしてはテレビに繋げるブルーレイプレイヤーやDVDプレイヤーと似ています。内蔵できるか外付けかという違いはあります。光学ドライブがあれば気軽に映画を観たり、音楽を聴いたりすることができます。また、プリンターのドライバやOSのインストールにも活用できます。

使い方は非常に簡単で、光学ドライブ本体の「開閉ボタン」をクリックしてディスクを入れるだけです。後は自動的にパソコンがディスクを認識しますので、指示どおり作業を行います。稀に自動的に読み込みが行われないことがあります。その場合はDVD RWドライブからプレイヤーを紐付けましょう。

光学ドライブの具体的な役割

  • 音楽CDを聴いたり、音楽CDを作成したりする
  • アーティストのCDをパソコンで聴くことができます。これが最も標準的な使い方だと思います。また、好きなアーティストの音源をまとめてCD-RやCD-RWと呼ばれるメディアに書き込むことができます。

    あなただけのCDを作成することができるというイメージです。もちろん、ファイル等のデータを書き込むことも可能です。車で好きな音楽を聞きたいという方は馴染み深いかもしれません。

  • DVDやブルーレイディスクで映画や音楽PVを視聴したり、映像ディスクを作成したりする
  • 映画や音楽PV・ライブ等を視聴することができます。また、対応しているドライブを持っていればDVDやブルーレイディスクに映像を書き込むこともできます。高画質な映像もパソコンで視聴できるというわけです。最近は車にこういったメディアが搭載されなくなっているのでパソコンを活用して閲覧するのも良いと思います。

  • ソフトウェアやドライバのインストールをする
  • 購入したソフトウェアや周辺機器・グラフィックボード等のドライバをインストールする必要があります。そのドライバのインストールにCD-Rを利用することがあります。例えば、プリンターを使用している方であれば始めて使う時にドライバを使用したと思います。

    音楽以外にもソフトウェア等のインストールもできます。ただし、最近はオンライン上でドライバを入手できるようになってきていてこの用途での使用は限定的かもしれません。こういった理由があるからこそBTOパソコンで搭載モデルが減っているということも考えられますね。

光学ドライブの種類

対応メディア

光学ドライブは、対応しているメディアに応じていくつかの種類があります。必要な機能を持つドライブを選択する必要があります。下にいく程価格が高くなります。現在はCDだけを読み込みができるドライブはなく、DVD-ROMが最低限のラインとなります。時代の流れを感じますね。現在主流になっている4つのドライブの対応表を紹介していますので参考にしてください。

CD読み込みCD書き込みDVD読み込みDVD書き込みブルーレイ読み込みブルーレイ書き込み
DVD-ROMドライブ××××
DVDハイパーマルチドライブ××
ブルーレイコンボドライブ×
ブルーレイディスクドライブ

内蔵型・ポータブル

光学ドライブには従来のパソコン内蔵型かポータブルタイプかの二種類があります。最近のPCケースではそもそも光学ドライブ用のスペースがないこともあります。それだ必要性が薄れて来ているということです。ポータブルタイプの一台用意してデスクトップやノートパソコンで使いまわしているユーザーが多いのではないかと思います。私もポータブルタイプのDVDスーパーマルチドライブを購入しています。

一台持っておけばデスクトップパソコンを買い替える度に光学ドライブを購入する必要がなくコストを抑えられます。内蔵型でそれほど利用頻度が多くない方は検討しても良いと思います。意外とポータブルタイプは軽くて持ち運びもしやすいです。ノートパソコンなら外出先でのメディア利用も簡単です。

ディスクの種類

光学ドライブに対応しているメディアディスクについて紹介します。たくさん種類がありますので、より詳しく解説しています。

CD
(CD-ROM)
最も一般的なメディアです。アーティストのアルバムやCD等すでに音源あるいは資料等のデータが保存されているディスクのことです。
再生専用のディスクのため、書き込みをしたり、データを削除することはできません。CD-ROM専用のドライブはほとんど見かけることはありません。
CD-R音楽や情報データを記録することができるディスクのことです。1枚20円程度で手に入れることができるので持っておいても良いでしょう。
保存可能なデータ容量は最大700MBとなります。一度書き込むんだ情報を削除することはできません。例えば車で聴くようのディスクをたくさん作成することができます。
CD-RW音楽や情報データを何度も書き込んだり、消したりすることができるディスクのことです。1枚30円程度から購入することができます。
保存可能なデータ容量は最大700MBとなります。後から中身を変更したいという時も気軽に行えるのが強みです。
DVD
(DVD-ROM)
店頭で販売されている音楽のライブやPVのDVDや映画が書き込まれているディスクのことです。
再生専用のディスクで、データを消したり、新たに書き込んだりすることはできなくなっています。
DVD±R映像データ等の記録を行うことができるディスクのことです。1枚20円程度で購入することができます。
保存ができる容量は4.7GBとCDに比べて約6.7倍となります。より多くのデータを保存することができます。
一度記録したデータを削除することはできません。
DVD±RW映像データ等の読み書きを行うことができるディスクです。1枚あたり50円程度で購入することができます。
保存ができる容量は4.7GBです。一度書き込んだデータを削除して何度も使用することができるので利便性が高いです。
BD
(BD-ROM)
市販されている映画や音楽の映像が保存されたディスクです。比較的新しく最新技術が盛り沢山です。
美しい映像・音質を楽しみたい方向けです。
BD-Rデータの書き込みを行うことができるブルーレイディスクのことです。1枚50円程度で購入することができます。
保存容量は25GBとなり、DVDの約5.3倍です。容量の大きい映像データの保存に向いています。
綺麗な映像を劣化させることなく保存できるので人気があります。書き込みをする場合はブルーレイディスクドライブが必要です。
BD-R DL 通常のBD-Rの2倍のデータを書き込むことができるブルーレイディスクです。記録面が2層構造になっています。
保存容量は最大50GBとなります。1枚当たり200円程度で購入することができます。データの削除をすることはできません。
BD-R XL記録面が多重構造になっているブルーレイディスクのことです。1枚当たり500円と安くはない金額です。
保存容量は、3層構造なら100GB、4層構造なら128GBとなります。BD-R DL同様書き込んだデータの削除をすることはできません。
BD-RE映像データ等の読み書きを行うことができるブルーレイディスクです。1枚当たり500円程度となります。
保存容量は最大25GB、BD-RE DLなら50GBとなります。

BTOパソコンと光学ドライブ

BTOパソコンと光学ドライブの関係について解説しています。一般的に採用されているのは、DVDスーパーマルチドライブです。DVDの読み込みや書き込みまで対応しているモデルです。

アップグレードなどのカスタマイズができる

カスタマイズでワンランク上のブルーレイコンボドライブやブルーレイディスクドライブを搭載することもできます。もちろん非搭載モデルならDVD-ROMドライブを搭載することも可能です。ブルーレイを視聴する予定がある方は、カスタマイズすると良いでしょう。10,000円程度追加することでブルーレイコンボドライブを搭載できます。一般ユーザーはDVDスーパーマルチドライブで十分でしょう。そこにお金を掛けるよりも性能に投資する方が効率的です。

私は、過去ブルーレイで映画を観たいと思ったので1万円を掛けてカスタマイズしましたが、結果的に一度も使用していません。今は映画もAmazonプライム動画やNetflixなどで観ることができるので、そもそもディスク自体も買わなくなりましたね。光学ドライブにお金を掛けるのであればCPU・グラフィックボード・メモリ・ストレージのカスタマイズをする方が実用性が高くおすすめです。

光学ドライブ非搭載モデルが増えている

BTOパソコンの中には光学ドライブが非搭載のものもあります。特にゲーミングノートPCやミニタワーモデルは非搭載モデルが多いです。価格を抑えられるというのはメリットですね。また、14.0インチ以下のモバイルノートパソコンも増えて物理的に搭載できなくなっています。通常のデスクトップパソコンでも省スペース性を重視したモデルの場合非搭載としていることがあります。

少し前までは光学ドライブがないというのは考えられませんでした。しかし、今は時代が変わりインターネット上であらゆるソフトウェアやデータを取得することができるようになりましたので、光学ドライブがなくてもそこまで困ることはありません。多くの方にとって不要なものになって来ています。不要であれば非搭載にしてコストカットを図ることができます。

例えば、ソフトウェアに関しては全てオンライン上でインストールをすることができます。オンラインゲームに関してもパッケージを購入してディスクが届くのを待つということはありません。Steam等で全てインストールすることが可能です。音楽に関してもYoutubeでアーティストの公式チャンネルがあってそれを視聴できますし、iTunesのような音楽ダウンロードサイトもあります。また、映画やドラマに関してもNetflix・Hulu・U-Next等の動画配信サービスを活用すれば定額で見放題となります。

外付けタイプで対応できる

buffalo-DVSM-PTV8U3-BKB参照外部サイト:https://www.buffalo.jp/

このように実は普段のパソコン生活の中で光学ドライブを使う機会はそこまでありません。光学ドライブは技術が進化してもサイズをこれ以上小さくすることは物理的に難しいです。よりコンパクトなパソコンが必要になれば当然光学ドライブがない方が都合が良いでしょう。

本体も小さくなる上に、コストが掛からないため価格が下がるというメリットもあります。状況に合わせて光学ドライブ非搭載モデルを選択するというのも賢明かもしれません。その後必要になったとしても外部の光学ドライブを購入すれば解決します。私も光学ドライブをオプションで付けましたが、全く使っていません。無駄なコストを掛けてしまったと少し後悔しています。

当記事のまとめ

管理人管理人

当記事では光学ドライブとは何かについて解説しました。光学ドライブは、ディスクの読み込みや書き込みを行うことができるハードのことを指しています。CDを聴いたり、DVD・ブルーレイディスクで動画を視聴したりすることができます。また、ソフトウェアのインストールでも使用されます。プリンターを正常に起動させるドライバーのインストールなどが該当します。

元々はほとんどのBTOパソコンに光学ドライブが搭載されていることが一般的でしたが、ドライバのオンライン入手やメディアのクラウド化(Amazon Prime動画など)によって非搭載モデルが増えてきています。コスト削減にもなりますし、なくても問題ないよという方であればメリットが大きいですね。非搭載の場合外付けのドライブで対応することができます。

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