celerong4900画像引用元:https://www.amazon.co.jp/(Amazon.co.jp)

管理人管理人

当記事では、「Celeron G4930の性能スペックと搭載BTOパソコン」を紹介しています。発売日は2019年9月13日となっています。2018年4月3日に発売されたCeleron G4900の後継モデルです。1年半の期間を経て新モデル登場となりました。

各BTOメーカーで最安値のBTOパソコンを見るとこのCeleron G4930を搭載していることが多いです。安価なモデルを探しているユーザーの方は気になる存在だと思います。前世代のCeleron G4900からどのぐらい性能が向上したのか、Pentium Gold G5420との性能差はどのぐらいなのかに焦点を当てて検証していきましょう。後継モデルはComet Lake世代の「Celeron G5905」です。2コア2スレッドというスペックは維持されていてそれほど大きく性能が引き上げられたわけではありません。Celeronシリーズの世代ごとの伸びは小さいですね。

目次

Celeron G4930のおすすめ用途

デュアル動画視聴動画編集動画投稿RAW現像マンガ ゲーム 
dulamonitor
dougahaisin

video_hensyu
×
youtubervirtual
×


gamedeveloper
×
デイトレ実況デザインDTM SkypeCAD ビジネス
kabufx
gamejikkyouwomen
×
webdesign

tvdenwa
cad
×
businessperson
廉価モデルということもあってそれほど性能は高くありません。デュアル環境の構築や動画視聴など負荷の軽い作業がメインとなる方向けです。動画編集・動画投稿・ゲームなど負荷の高い作業は苦手です。

もっともこれらの用途ではワンランク、ツーランク上のモデルでも対応しづらいため想定していないと思います。動画編集などがメインならCore i5シリーズ以上を選択するべきです。Celeronはサブマシーンなどライトユーザーの方なら満足できるでしょう。

Celeron G4930のスペック比較

G4930G4900G5420
コードネームCoffee Lake-SCoffee Lake-SCoffee Lake-S
プロセス14nm14nm14nm
コア/スレッド2/22/22/4
ベースクロック3.2Ghz3.1Ghz3.8Ghz
ターボクロック---
L3キャッシュ2MB2MB4MB
TDP54W54W58W
単体価格$42$42$64
搭載PC価格42,980円~-46,980円~
発売日2019年9月13日2018年4月3日2019年9月6日
Celeron G4930のスペックについて比較していきましょう。比較対象は前モデルであるCeleron G4900と上位モデルであるPentium Gold G5420となっています。まず、前世代のG4900と比較するとそれほどスペックが変わっていないことがわかります。コードネーム、プロセス、コア/スレッドなど同じものを採用しています。ベースクロック周波数が3.1GHz→3.2GHzへと0.1GHz引き上げているだけに留まります。

上位のPentium Gold G5420と比較するとはっきりと性能差が出ています。コードネームやプロセスは同じですが、スレッド数が4と倍増、ベースクロックは3.2GHz→3.8GHzへと約20%高いです。より負荷の掛かる作業にも対応することができます。ただし、物理コアが増えたわけではないため過信はしないようにしましょう。

Celeron G4930ってどんなCPUなの?

前モデル「G4900」との性能差はほとんどない

Celeron G4930review

前モデルであるCeleron G4900の後継モデルという位置付けです。Celeron G4900とのスペック比較で見た通り大きく進化したわけではなく性能差はほとんどありません。数値で見ても数%の差です。実際のPC作業において性能差を体感することはできないと思います。

低価格帯のCPUではどうしても性能を引き上げることが難しく仕方がない部分です。スペックを引き上げて上位との差を詰めすぎてしまうと存在価値がなくなってしまうからです。最も安価なCPUとしての地位を確立しているCPUであることは揺るぎません。

最も安価な現行デスクトップ向けCPU

Celeron G4930は、$42と最も安価な現行デスクトップ向けCPUです。国内での販売価格は5,600円前後で推移しています。定価を考えると4,500-4,600円となるはずですが、旧世代のCPUも併売されていることもあって割高になっています。

それでも最も安価なCPUであることは間違いありません。価格を抑えて自作PCを作りたいというユーザーや少しでも安価なBTOパソコンを購入したいというユーザー向けです。これだけ価格が安ければ購入の決断も行いやすいのではないかと思います。

動画視聴や軽いアプリケーションの使用に最適

Celeron G4930は、動画視聴やオフィスソフトなど負荷の軽いアプリケーションを使う方向けです。メインパソコンを他に所有していて気軽に使えるPCをもう一台用意したいという方にもおすすめです。性能は控え目で価格面での優位性が高いモデルです。

用途を事前にしっかりと把握して購入することが大切です。比較対象としては、上位のPentium Gold G5420やCore i3シリーズが挙がります。マクロを用いたエクセルの使用、複数アプリケーションの同時使用などを考えているならこれらのモデルを検討するのも一つの手です。

Celeron G4930搭載のおすすめBTOパソコン

Knight AS(ドスパラ)

Knight AS
価格:41,980円
CPU:Celeron G4930
GPU:UHDグラフィックス610
メモリ:4GB
SSD:240GB
HDD:非搭載
電源:400W 80PLUS STANDARD

Celeron G4930搭載の最安値クラスのBTOパソコンです。税抜41,980円と予算が限られている方におすすめです。メモリ4GB、SSD 240GBと控え目な構成で価格を引き下げています。Celeron自体が低価格帯のPC購入者をターゲットとしているため構成を抑えるのは自然です。

STYLE-S0B7-C-UHS(パソコン工房)

STYLE-S022-i3-HN-K
価格:42,980円
CPU:Celeron G4930
GPU:UHDグラフィックス610
メモリ:4GB
SSD:240GB
HDD:非搭載
電源:350W 80PLUS BRONZE

スリムタワーを採用しているBTOパソコンです。基本的な構成はKnight ASと似ていますね。電源ユニットが350W 80PLUS BRONZEを搭載していて高性能なモデルが採用されています。+1,000円でスリムタワーと電源ユニットの強化が得られることからコスパは高いです。

STYLE-CAB7-C-UCS(パソコン工房)

STYLE-CAB7-C-UCS
価格:49,980円
CPU:Celeron G4930
GPU:UHDグラフィックス610
メモリ:4GB
SSD:240GB
HDD:非搭載
電源:350W 80PLUS BRONZE

キューブ型のBTOパソコンです。ケースが異なるだけで価格が高くなってしまっているためコスパは劣ってしまいますそれでもコンパクトなパソコンが欲しいというユーザーにとっては魅力的な選択肢になると思います。メモリ4GB、SSD 240GBと構成は控え目ですね。

当記事のまとめ

管理人管理人

当記事では、「Celeron G4930」の性能スペック及び搭載モデルについて紹介しました。Celeron G4930は、G4900の後継モデルとなっています。安価なPCを探している方におすすめです。各BTOメーカーで安い順にソートするとこのG4930搭載モデルが見つかると思います。性能的にはそれほど高くありません。動画視聴や軽いアプリケーションの使用が限界でしょう。複数のアプリケーションを同時に使いたいという場合はワンランクあるいはツーランク性能を上げると良いですね。

搭載モデルはドスパラとパソコン工房で販売されています。安価なCPUということもあってどのモデルでも構成は同じです。価格とケースが異なっているのが特徴です。最も安価なモデルはドスパラの「Knight AS」です。税抜41,980円で購入できます。パソコン工房の「STYLE-S0B7-C-UHS」はスリムタワー、「STYLE-CAB7-C-UCS」はキューブ型を採用しています。この当たりは好みで選択するのが良いですね。

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