当記事では、マウスコンピューターが販売している「DAIV Z5-MGZN」のレビューをまとめています。マウスコンピューターとBTOパソコンマガジンのコラボレーションモデルです。このコラボモデルでは、マウスコンピューターで販売されているモデルをよりお得なモデルに仕上げています。グラフィックスにはGeForce GTX 1650 GDDR6版を搭載していて3D処理にも対応可能です。
WEBデザイン・動画編集・RAW現像などのアプリケーションを使用している方におすすめです。ゲームプレイにも対応できます。CPUにはハイクラスのCore i7-12700Fを搭載しています。12コア20スレッドとマルチスレッド性能が高くクリエイターPCに最適です。メモリ16GB、SSD 512GB NVMe×2とトリプルストレージを採用しています。クリエイターモデルらしさがありますね。
目次
DAIV Z5-MGZNのスペック
価格 | 189,800円(税込) |
サイズ | ミドルタワー |
CPU | Core i7-12700F |
グラフィックボード | GeForce GTX 1650 GDDR6 |
メモリ | DDR4-3200 16GB |
SSD | 512GB NVMe |
SSD2 | 512GB NVMe |
HDD | 2TB |
電源 | 850W GOLD |
チップセット | Z690 |
光学ドライブ | オプション |
カードリーダー | オプション |
おすすめ度 | ★★★★★★★★★★ |
DAIV Z5-MGZNのおすすめカスタマイズ
当該モデルのおすすめカスタマイズについて紹介しています。このモデルは性能や構成に関しては十分だと言えますので、光学ドライブなどの増設が中心となります。
リムーバブルケース ★★★☆☆
光学ドライブ ★★★☆☆
SDカードリーダー ★★★☆☆
DAIV Z5-MGZNのおすすめ用途
デュアル | 動画視聴 | 動画編集 | 動画投稿 | RAW現像 | マンガ | ゲーム |
☆ | ☆ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | △ |
デイトレ | 実況 | デザイン | DTM | Skype | CAD | ビジネス |
◎ | △ | ◎ | ◎ | ☆ | ○ | ☆ |
3D CADについても軽めのものであれば対応可能です。GeForce GTX 1650 GDDR6は、3D CADのエントリークラスモデルと考えて良いでしょう。ゲームプレイに関しても設定を下げることに抵抗がなければ十分対応可能です。旧世代のGTX 1050と比べてもパフォーマンスは引き上げられています。
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DAIV Z5-MGZNの性能
Core i7-12700F
GeForce GTX 1650 GDDR6
3D CADなどは本格的に行うというよりもライトに使う方に適しています。WEBデザインなどの方が得意です。補助電源不要で気を使うことなくシステムを構築できます。DVI・HDMI・DisplayPort 1.4aと三つの出力端子を持っていてマルチモニター環境の構築も容易です。
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DAIV Z5-MGZNを選ぶ3つの理由
GeForce GTX 1650搭載のクリエイターPCだから
DAIV Z5-MGZNは、エントリークラスのGTX 1650 GDDR6を搭載したクリエイターPCです。エントリークラスのモデルながら3D CADにも対応できるポテンシャルの高さが人気です。マウスコンピューターのラインナップの中でもGTX 1650を搭載したクリエイターパソコンは売れ筋モデルです。クリエイター向けモデルでもGeForce製のグラフィックボードが選択されることが増えて来ています。処理性能が高くNVIDIA Tシリーズなどのプロフェッショナル向けモデルとの垣根はなくなってきているように思います。
CPUに高性能なCore i7-12700Fを搭載しているのはポイントとなります。12コア20スレッドと高いスペックを誇るCPUです。第四世代のRyzen 9 5900Xでさえも上回る高い性能を持っています。GPU性能よりもCPU性能の高いモデルです。CPU性能を重視したい方は必見です。Core i7-12700Fは、マルチスレッド性能の高いCPUで動画編集・画像編集・WEBデザイン・3D CADなどの用途でも十分なパフォーマンスを発揮します。
メモリ・ストレージ・電源と圧倒的な構成を持っているから
当該モデルの強みは充実の構成にもあります。特にストレージと電源はクリエイターモデルの中でもトップクラスです。メモリ16GBはクリエイターモデルとして十分な容量ですが、他のモデルと比べて圧倒的ということはありません。DAIV Z5-MGZNの最大の強みはストレージと電源ユニットです。ストレージはSSD 512GB NVMe×2基とHDD 2TBとトリプルストレージを実現しています。合計ストレージ容量は3TBと余裕があります。意外とこれだけの容量を持ったクリエイターモデルはありません。
システムをSSD 1に入れてもまだ512GBのSSDを活用できます。動画や画像などのメディアはHDDに保存すればオッケーです。電源ユニットにもこだわっています。850W GOLDとこの性能帯のモデルとしてはかなり高性能・高規格です。将来CPUやグラフィックボードの換装を考えている方にも適しています。
信頼性の高いマウスコンピューターのクリエイターPCだから
DAIV Z5-MGZNを販売しているマウスコンピューターは国内BTOメーカーの中でも大手で信頼性が高いのが特徴です。親会社は上場企業である株式会社MCJです。傘下にはマウスコンピューター以外にもパソコン工房などを取り扱うユニットコムグループもあります。国内でもトップクラスの企業だと考えて良いでしょう。
大手企業ということもあってサポートが充実しています。例えば、24時間365日の電話サポートを受けられます。平日の夜しか空いていなくてサポートが利用できないということもありません。サポートも日本人によって行われますのでスムーズにやり取りができます。安心パックサービスにアップグレードすれば即日修理(72時間以内目標)が可能になります。初めてBTOパソコンを購入するという方でも安心できると思います。
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DAIV Z5-MGZNの弱み
光学ドライブ・カードリーダーがオプション対応となる
光学ドライブとSDカードリーダーがオプション対応となるのは弱みです。クリエイターパソコンなので当然搭載されているかと思いきやいずれも非搭載です。カスタマイズで対応する場合はそれぞれ4,180円・1,980円で合計6,160円が掛かります。
オンラインでのサービスが充実しているので光学ドライブの必要性は薄れてきていますが、SDカードリーダーは需要が大きいように思います。動画・写真・ドラレコ動画などを取り込みたい方は積極的に導入しておきたいですね。外付けのSDカードリーダーだと配線が邪魔で利便性に劣ります。
翌営業日出荷サービスには非対応
納期が4営業日と少し長めになっているのはデメリットとなっています。翌営業日出荷サービスにも対応していません。半導体不足の影響もあって在庫が不安定なのかBTOメーカーもやや厳しい状況に陥っていると言えます。これでも一時よりは落ち着いています。
長い時だと出荷まで1ヶ月程度掛かっていました。今使っているパソコンが故障してしまってすぐに新しいパソコンを用意しなければならない場合などは注意が必要です。少しでも早く手に入れたいと思うのが当然でしょう。購入前に納期をチェックしておくと良いですね。
TSUKUMO WA7J-D222/ZBと比較
ブランド | DAIV | TSUKUMO |
---|---|---|
製品名 | Z5-MGZN | WA7J-D222/ZB |
画像 | ||
ケース | ミドルタワー | ミドルタワー |
価格 | 189,800円(税込) | 192,300円(税込) *カスタマイズ |
CPU | Core i7-12700F | Core i7-12700 |
GPU | GTX 1650 GDDR6 | GTX 1650 GDDR5 *カスタマイズ |
メモリ | DDR4-3200 16GB | DDR4-3200 16GB |
SSD | 512GB NVMe | 1TB NVMe |
SSD2 | 512GB NVMe | 非搭載 |
HDD | 2TB | 非搭載 |
電源 | 850W GOLD | 750W GOLD |
チップセット | Z690 | Z690 |
光学ドライブ | +4,180円 | +4,400円 |
カードリーダー | +1,980円 | × |
公式 | 公式 | 公式 |
ストレージ容量は大きな差があります。DAIV Z5-MGZNではSSD 512GB NVMe×2基+HDD 2TBという構成です。WA7J-D222/ZBはSSD 1TB NVMeのみです。ストレージを揃えると13,200円掛かります。価格差2,500円を含めると実質15,700円の差があります。電源ユニットもDAIV Z5-MGZNの方が少しだけ容量が大きいです。チップセットはZ690と変わりません。いずれのモデルも光学ドライブ及びカードリーダーは非搭載です。DAIV Z5-MGZNではカードリーダーもオプションで追加可能です。
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DAIV Z5-MGZNのケースデザイン
正面
無骨なデザインを採用しています。クリエイターらしいモデルだと言えます。本体上部には取っ手が取り付けられていて持ち運びが容易です。
右側面
右側面には”DAIV”のロゴが映えます。比較的シンプルなデザインですね。多くのPCケースでは片側は無印になっていることが多くこういったロゴが刻印されているのは魅力的ですね。オシャレさを演出してくれます。
I/Oパネル
I/Oパネルは上部に配置されています。マイク・ヘッドフォン端子、USB、電源ボタンがあります。足元などに置く場合利便性の高い位置にパネルが配置されていることになります。
リムーバブルケース
カスタマイズでリムーバブルケースを搭載することができます。HDDなどのストレージを容易に入れ替えることが可能です。
SDカードリーダー
カスタマイズでSDカードを搭載することができます。ドラレコやデジカメのファイルを簡単に取り込むことができます。リムーバブルケースと合わせてDAIVブランドならではの強みだと言えます。実用性の高さが特徴となっています。
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DAIV Z5-MGZNの口コミまとめ
現在口コミ情報を収集中です。
当記事のまとめ
当記事では、BTOパソコンマガジンとマウスコンピューターのコラボレーションモデルであるDAIV Z5-MGZNの性能レビューを行いました。グラフィックスにプロフェッショナル向けのGeForce GTX 1650 GDDR6版を搭載したモデルです。動画編集・画像編集・WEBデザイン・3D CAD・ゲームプレイなどの用途に適したモデルとなっています。
CPUにはハイクラスのCore i7-12700Fを搭載しています。コストパフォーマンスに優れていて低予算でクリエイター環境を構築したい方におすすめです。メモリ16GB、SSD 512GB+512GBの2基、HDD 2TBと構成も充実しています。トリプルストレージ採用は魅力的ですね。
一方で、光学ドライブ及びSDカードリーダーが非搭載となっているのはデメリットです。クリエイターパソコンなら搭載して欲しかったところですね。また、即納に対応していないのは弱みだと言えます。すぐにパソコンを手に入れたいと考えている方は要注意です。
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