当ページでは、ドスパラの「THIRDWAVE VF-AD4S」のレビューと口コミ情報を紹介しています。税込29,980円と低価格なのが特徴です。一時39,980円という価格になっていましたが、ここに来て1万円安くなり評価を上げました。14.0インチとコンパクトで持ち運びにも適しています。CPUにはエントリークラスのCeleron N4120を搭載しています。
価格からも分かる通り性能は低めで負荷の掛かる作業は苦手です。安いからと言って飛びつくと痛い目を見てしまうかもしれません。動画視聴・ブラウジングなど用途がはっきりしている方であれば検討する価値があると言えます。
(+) 税込29,980円と激安ノートパソコン
(+) 充実のインターフェイスで実用性が高い
(+) 本体の重さが約1.3kgと持ち運びがしやすいから
(-) キーボードの配置に少し癖がある
(-) 海外メーカーのモデルが強く埋もれてしまう
目次
おすすめ用途
デュアル | 動画視聴 | 動画編集 | 動画投稿 | RAW現像 | マンガ | ゲーム |
△ | ◯ | × | × | × | × | × |
デイトレ | 実況 | デザイン | DTM | Skype | CAD | ビジネス |
× | × | × | × | ◎ | × | △ |
THIRDWAVE VF-AD4Sの基本スペック
メーカー | ドスパラ |
型番 | THIRDWAVE VF-AD4S |
サイズ | 14.0インチ FHD非光沢ワイド液晶 |
重さ | 約1.30kg |
OS | Windows 11 Pro |
価格 | 29,980円(税込) |
CPU | Celeron N4120 |
グラフィックボード | UHDグラフィックス600 |
メモリ | 4GB LPDDR4 |
SSD | 非搭載 |
HDD | 64GB eMMC |
バッテリー駆動時間 | 約8.1時間 |
おすすめ度 | ★★★★★★★★☆☆ |
メモリは低省電力モデルのLPDDR4 4GBを搭載しています。パフォーマンスよりも省電力性を重視したモデルであることがわかります。ストレージにはeMMC 64GBが選択されています。基本的に構成のカスタマイズには対応していませんので、ストレージ容量を増やしたいならクラウドストレージサービスや外付けのHDDを活用しなければいけません。バッテリー駆動時間は約8.1時間です。持ち運びを考えている方でも選びやすいですね。おすすめ度は★八つです。
THIRDWAVE VF-AD4Sの性能
Celeron N4120(CPU)
UHDグラフィックス600(GPU)
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THIRDWAVE VF-AD4Sを選ぶ3つの理由
低価格帯の高コスパモデルだから
THIRDWAVE VF-AD4Sは、税込2万円台で購入できる低価格帯の高コスパBTOノートパソコンです。税込5万円以下の予算で考えている方は候補になるのではないかと思います。CPUにはCeleronシリーズの中でも上位のCeleron N4120を搭載しています。4コア4スレッドと低価格帯のモデルとして高スペックです。下位モデルのCeleron N3450よりもスペックが高いです。
Celeron N4000のリフレッシュモデルで開発コード名もGemini Lake Refreshとなっています。Celeron N4120はあくまでもリフレッシュモデルで飛躍的にパフォーマンスが向上しているわけでない点は理解しておきましょう。省電力性を重視したモデルでクロック周波数はそれほど高くありません。当然高い性能には期待できません。動画視聴・ブラウジング・オフィスソフト(軽負荷)などが想定されます。
本体がコンパクトで持ち運びがしやすいから
当該モデルは14.0インチとコンパクトなサイズが特徴となっています。カバンに入れやすくポータブル性が高いです。最近は15.6インチモデルに押されて14.0インチモデルはややラインナップが減少傾向にあります。そういう意味では希少なモデルです。本体重量も約1.3kgと軽めで持ち運ぶ機会が多い方に最適です。女性の方でも気軽に持ち運べますね。
私自身も14.0インチのノートパソコンを使用していますので実用性の高さは折り紙付きです。15.6インチモデルでは持ち運ぶにが嫌になっていましたが、14.0インチなら問題になることはありません。キーボードにやや窮屈さを感じるもののPC作業も問題なく行なえます。画面の小ささが気になる場合は別途モバイルモニターを用意しておくと良いと思います。1万円前後で購入することができて作業スペースを簡単に広げることが可能です。
充実のインターフェイスなど実用性が高いから
充実のインターフェイスを採用していることも選ぶ理由となります。USB 3.2 Gen1 Type-Cポートを備えUSB Power Deliveryにも対応しています。持ち運びに適したコンパクトなType-C ACアダプターが同梱されています。ノートパソコンと一緒に持ち運ぶことも容易です。もちろんスマートフォンやタブレットの充電にも活用できます。
また、microHDMI出力端子やカードリーダーも備えています。外部モニターへの出力をすれば容易にマルチモニター環境を構築できます。ただし、性能的にそれほど適しているわけではありません。カードリーダーについては、音楽の再生などに最適です。ドラレコの動画視聴は性能的に厳しいですね。ユピテルなどの場合は専用のPCビューワソフトが必要ですが、要求スペックを満たしていないからです。
THIRDWAVE VF-AD4Sの弱み
電源ボタンを配置が不便
当該モデルではJIS配列の日本語対応キーボードを搭載しているという強みがあります。デスクトップ向けのキーボードに近いモデルだと言えます。スペース的な問題とコスト的な問題からなかなか使い勝手の良いキーボードを搭載することは難しいのですが、THIRDWAVE VF-AD4Sはかなり優れたキーボードを搭載しています。
一点だけ問題があってキーボードに配置されている電源ボタンの位置です。右上の「Back Space」ボタンの上です。Back Spaceボタン自体利用する頻度が高く間違えて押してしまう可能性が高いと言えます。お仕事などで文章を打つ機会が多い方は要注意です。動画視聴やブラウジングに限定するならばそれほど大きなデメリットにはなりませんね。
海外メーカーが強力で選びづらさがある
低価格帯のモデルは海外メーカーが強いです。THIRDWAVE VF-AD4Sよりも安価なモデルが存在しています。次の比較対象モデルでピックアップしています。THIRDWAVE VF-AD4Sは税込31,980円から税込39,980円へと値上げされてしまったのが厳しいですね。価格が上がる前であればもう少し選びやすかったと言えます。
もちろんCPU性能が高いことや国産メーカーの安心感は魅力的なポイントです。十分に比較検討して購入を決断してくださいね。その後29,980円まで価格が下がり、優位性が生まれています。ここまで下がれば国内ブランドであることが強みになります。
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他社メーカーの格安ノートとの比較
ブランド | ドスパラ | ASUS | ASUS |
---|---|---|---|
製品名 | THIRDWAVE VF-AD4S | ASUS L410MA | Chromebook C425TA |
画像 | |||
OS | Windows 11 Pro | Windows 11 Pro Education | Chrome OS |
サイズ | 14.0インチ | 14.0インチ | 14.0インチ |
重さ | 約1.30kg | 約1.37kg | 約1.44kg |
価格 | 29,980円(税込) | 29,800円(税込) | 36,800円(税込) |
送料 | 3,300円(税込) | 770円(税込) | 770円(税込) |
CPU | Celeron N4120 | Celeron N4020 | Core m3-8100Y |
GPU | UHD Graphics 600 | UHD Graphics 600 | UHD Graphics 615 |
メモリ | LPDDR4 4GB | DDR4-2400 4GB | LPDDR3-1866 8GB |
ストレージ | 64GB eMMC | 64GB eMMC | 64GB eMMC |
バッテリー駆動時間 | 約8.1時間 | 約11.8時間 | 約12.0時間 |
光学ドライブ | 非搭載 | 非搭載 | 非搭載 |
USB Power Delivery | ◯ | × | ◯ |
公式 | 公式 | 公式 | 公式 |
「ASUS L410MA」はTHIRDWAVE VF-AD4Sと同じ14.0インチのノートパソコンです。本体重量も似ていますね。価格差は180円でASUS L410MAの方が少し安いです。送料を含めると2,710円となります。この価格差だと好きな方を選んでも良いと思います。CPUはCeleron N4020でCeleron N4120よりもワンランク性能が落ちます。ただし、この性能帯のモデルの場合は動画視聴やブラウジングがメインでこれぐらいの性能差であれば気づかないことが多いかもしれません。
GPUはどちらもUHD Graphics 600を搭載していて最低限の3D処理性能を持っています。メモリはTHIRDWAVE VF-AD4Sでは省電力モデルのLPDDR4が選択されています。ストレージはeMMC 64GBと同等です。バッテリー駆動時間はASUS L410MAの方が40%以上長いです。CPU性能が落ちている分だけ消費電力も押さえられています。THIRDWAVE VF-AD4SはUSB Power Deliveryに対応しているのが強みです。
もう一台ASUSの製品である「Chromebook C425TA」と比較していきます。こちらはChrome OSを搭載しています。14.0インチで本体重量は約1.44kgです。サイズ感は同等ですね。標準価格ではTHIRDWAVE VF-AD4Sよりも14,820円高いですが、セール時は8,000円安くなります。それでもTHIRDWAVE VF-AD4Sの方が6,820円安いです。CPUはCore m3-8100Yを搭載しています。性能的にはCeleron N4120よりもわずかに劣ります。ただ、メモリが8GBと倍増なのでパフォーマンス的には上ですね。
ストレージは64GBのeMMCを搭載していて同等です。バッテリー駆動時間は約12.0時間と50%長くなります。USB Power Delivery及びモニター出力に対応しています。Chrome OSに抵抗がないのであれば十分候補に入るのではないかと思います。ASUSのセールは強力でサードウェーブ(ドスパラ)もタジタジです。
THIRDWAVE VF-AD4Sの口コミまとめ
キーボード配列が比較的まともなほうなのは評価できるか。しかし電源ボタン誤爆仕様
THIRDWAVE VF-AD4S(THIRDWAVE VF-AD4S)10232|パソコン通販のドスパラ【公式】 https://t.co/B1eArCYCv2 pic.twitter.com/DND3QISk6h
— takimura (@cv_k) June 11, 2021
その他
公式サイトのレビューを引用しています。2021年12月時点で口コミ数は1件のみです。
購入年:2022年 使用目的:記載なし
家計簿用に購入しました。エクセルを動かせることが必要で、十分な性能でした。
購入年:2021年 使用目的:記載なし
上下ボタンが少し引っかかるのが少し気になりますが、総合的に値段を考えたら満足です
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ケースレビュー
天板
非常にシンプルなデザインとなっていますね。こういったモデルとしては珍しく背面にロゴもなく使う人を選ばないと言えます。高級感があって良いと思います。ぱっとみてこれが3万円台のモデルとは思わないでしょう。
液晶
フルHD(1920×1080)液晶モニターを採用しています。解像度が大きくオフィス作業や動画視聴も快適です。
I/Oパネル
薄さ14.0mm、重さ1.28kgと薄いのがポイントです。カバンに入れておけば重さも気にならないでしょう。I/Oパネルには①USB 3.2 Gen Type-C(USB Power Delivery対応)、②microHDMI出力、③USB 3.2 Gen1ポート、④カードリーダー、⑤USB 2.0ポート、⑥マイク入力・ヘッドフォン出力と充実しています。Power Delivery対応は魅力的なポイントです。
指紋認証センサー
タッチパッドに指紋認証センサーを搭載しています。起動時などパスワードを逐一入力する手間を省けます。作業を行うときにさっと起ち上げられるのは嬉しいですね。
キーボード
キーボードはコンパクトにまとめられています。デスクトップパソコンと比べるとどうしても操作性は劣るもののノートパソコンとして考えると及第点です。キーピッチ19mm、キーストローク1.5mmと平均以上の水準です。
本体裏側
裏側はシンプルです。四隅に滑り止めが付いています。ファンレスで静音性に優れているのが特徴です。性能的にも発熱量も気にする必要がなく十分です。
THIRDWAVE VF-AD4Sに関するよくある質問
- SSDの増設は可能ですか?
- SSD(SATA)を増設することができます。M.2 2242/2260/2280 S-ATAに対応しています。保証対象外となってしまう可能性がありますので、自己責任となります。SSD増設自体難易度は高くないですね。
当記事のまとめ
当記事では、ドスパラの低価格ノートパソコンのラインナップを支える「THIRDWAVE VF-AD4」の性能レビュー及び口コミについてまとめました。税込39,980円という価格が最大の特徴です。送料を入れても43,280円で購入できます。この価格帯で購入できるモデルは希少ですね。CPUにはCeleron N4120を搭載しています。
14.0インチとコンパクトで本体重量も1.3kgと軽いのでパソコンを持ち運ぶ機会が多い方におすすめです。最近市場では14.0インチモデルのラインナップが減少傾向にあり希少性が高いです。同価格帯の競合モデルと比べてもCPU性能は高めです。動画視聴・ブラウジング・WEB会議・オフィスソフト(簡易)に対応できます。Core iシリーズなどと比べると性能は控え目ですので過信はしないようにしましょう。
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