当記事では、ゲーム開発を利用するのにおすすめのBTOパソコンを紹介しています。主にEpic Gamesが開発したゲームエンジンである「Unreal Engine 4」を快適に使用できるパソコンを探している方向けのコンテンツです。アニメーション・プロジェクトマッピング・VRコンテンツ制作などより快適な開発環境を構築したいと考えている開発者の方は必見です。
ゲーム開発では一般的に高いスペックが要求されます。最近は4K解像度の3Dが普及していますので不思議ではありません。これから開発用のパソコンを購入しようと考えている方は十分に検討する必要があります。
予算的には最低でも15万円前後は見ておきたいですね。パソコンの性能が低くて開発がまともにできないというのが好ましくないでしょう。思い通りに開発ができるように余裕を持ったパソコン選びが必須です。
ゲーム開発向けモデルの目安
価格帯 | 149,980円~329,800円 |
負荷 | ★★★★★ 高い |
CPU | Core i5-13400 Ryzen 5 5600X以上 |
GPU | RTX 3060 RX 6600 XT以上 |
メモリ | 16GB以上 |
ストレージ | SSD 256GB以上 |
目次
Unreal Engine 4の必要スペック
パーツ | 要求スペック |
---|---|
CPU | Quad-coreで2.5 GHz以上のプロセッサ |
グラフィックボード | DirectX 11/DirectX 12対応のグラフィックカード |
メモリ | 8GB RAM |
SSD | 搭載推奨 |
CPU
Unreal Engine4を使用する上でCPUは非常に大切なパーツの一つです。公式の推奨環境ではクアッドコアかつ2.5GHz以上のプロセッサとなっています。これだとCore i3シリーズでも対応できることになります。実際は最低でもCore i5シリーズ以上を選択するべきです。
物理演算が複雑になるとCPU負荷が高くなりますので、余裕を持たせておく必要があります。第十世代以降のIntel製CPUになるとCore i5でも6コアとなるので、快適に作業を行えると思います。余裕があればCore i7-13700/Core i7-12700以上を選択しておきましょう。AMD製ならRyzen 7 5700XあるいはRyzen 5 5600X以上を推奨します。
グラフィックボード
GeForce GTX 1650以上あれば問題ないと思います。ただし、BTOパソコンの場合GTX 1650 SuperモデルになるとCPU性能が低くなったり、構成が低くなったりするので注意してください。トータルで考えるとGTX 1660 Super以上を選択するとコスパが良くなります。現行モデルならRTX 3050がぴったりだと思います。なお、4K環境やVRの開発環境をメインに考えているならRTX 3060以上を選択しましょう。より効率的に作業を行うことができます。
メモリ
メモリ容量は十分にしておきましょう。BTOパソコンの構成でメモリが不足しているときは、最低16GB以上できれば32GB以上に増設しておくと良いと思います。より大規模な開発環境を構築する時にメモリ消費量が多くなります。作業の効率性を高めるためにメモリ容量は必須です。ゲーム開発での妥協は致命傷になってしまうことがあります。
SSD
開発環境を構築する上でSSD搭載を推奨します。様々なアセットを読み込む際にSSDの方が高速で処理されます。作業効率が格段に上がりますので、256GB以上のSSDを搭載してUE4をインストールすると良いですね。当然ストレージ容量も余裕を持たせておくに越したことはありません。動画ファイルなどはHDDに保存すればコストを抑えることができます。
ゲーム開発(Unreal Engine 4)におすすめのパソコン四選
raytrek MV5 第13世代Core搭載(サードウェーブ)
価格:149,980円(税込)
CPU:Core i5-13400F
GPU:GeForce RTX 3060
メモリ:DDR4-3200 16GB
SSD:500GB NVMe
HDD:非搭載
G-GEAR Unreal Engine 4 動作確認済 GA5A-A210T/UE1(TSUKUMO)
価格:184,800円(税込)
CPU:Ryzen 5 5600X
GPU:GeForce RTX 3060
メモリ:DDR4-3200 16GB
SSD:1TB NVMe
HDD:非搭載
GALLERIA XA7C-R47T(ドスパラ)
価格:279,980円(税込)
CPU:Core i7-13700F
GPU:GeForce RTX 4070 Ti
メモリ:DDR4-3200 16GB
SSD:1TB NVMe
HDD:非搭載
GPUにはRTX 3070 Tiを搭載していますので、Unreal Engine 4でも問題なく作業できるスペックを持っています。Turing世代のハイエンドに匹敵するパフォーマンスがあります。SSD容量も1TBと余裕があるのも高評価です。様々な開発環境に対応できます。
DAIV FX-I7G70(マウスコンピューター)
価格:359,800円(税込)
CPU:Core i7-13700KF
GPU:GeForce RTX 4070
メモリ:DDR5-4800 32GB
SSD:1TB Gen4 NVMe
HDD:非搭載
LEVEL-R779-LC137KF-VL6X(パソコン工房)
価格:369,800円(税込)
CPU:Core i7-13700KF
GPU:GeForce RTX 4080
メモリ:DDR5-4800 32GB
SSD:1TB Gen4 NVMe
HDD:非搭載
当記事のまとめ
当記事ではゲーム開発者向けにおすすめのBTOパソコンをご紹介しました。ゲーム開発で使用されるソフトである「Unreal Engine 4」で快適な環境を構築するには高スペックなパソコンが必要になります。ゲーム開発者や学生で使用する方など十分にスペックを検討して選択する必要があると言えます。
理想的な構成としてはドスパラの「GALLERIA XA7C-R47T」です。税込25万円以上となりますが、高い性能を持っています。ハイエンドクラスのモデルをお探しならパソコン工房の「LEVEL-R779-LC137KF-VL6X」がおすすめです。グラフィックスにRTX 4080を搭載していて4K環境での開発もお手の物です。予算を抑えたい方はTSUKUMOの「G-GEAR Unreal Engine 4 動作確認済 エントリーモデル」が良いと思います。
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