jisaku

管理人管理人

当ページでは、BTOパソコンと自作PCの違いを解説しています。初めてのBTOパソコンの購入を考えているけど、自作PCの方が安いの?と思っている自作未経験の方をメインの対象に記事を書いています。もちろん、これまで自作を何回か経験したけど、もう自作はしたくないという中上級の方にも参考になる部分があると思います。

最近はBTOパソコンの価格も下がっていて自作PCの価格的な優位性は薄れて来ています。私も小さい頃、父親が秋葉原のパーツショップに行く時に付いていった思い出がありますね。そこで自作というものがあることを知りました。もし、こんなことも知りたいということがあればお気軽にお問い合わせいただければと思います。

目次

BTOパソコンと自作PCの比較

BTO自作
メリット(+) 初心者でも気軽に購入できる
(+) 比較的すぐに使用できる
(+) 保証が手厚い
(+) 自作をする楽しさがある
(+) お得なコストでパソコンを組める
(+) パーツ単位で自由にカスタマイズできる
デメリット(-) 少し割高になる
(-) 自分好みに組むことが難しい
(-) 使用されているパーツがわからない
(-) 手間が掛かる
(-) パーツの相性問題が発生するリスクがある
(-) 保証が手厚いわけではない
BTOパソコンと自作PCのメリット及びデメリットをそれぞれ比較しました。両者の大きな違いは気軽さです。BTOパソコンは購入すれば最短翌日には受け取ることができますが、自作PCではパーツ集めから行うため時間が掛かってしまいます。また、ハードの知識も必須です。

誰にでもBTOパソコンをおすすめするというわけではありません。確かにBTOパソコンは初心者の方におすすめですが、自作PCには自作PCにしかない強みがあります。自分でパソコンを組み立てる楽しさはかけがえのないものです。初心者の方でも時間があるのであればぜひ自作に挑戦して欲しいですね。周りに詳しい人がいれば初心者の方でも自作することができると思います。

また、今ならネットで調べれば情報はいくらでも手に入りますよね。自作をした経験を持った上でBTOパソコンを購入するとそうでないのでは大きく意味合いが異なります。自作の良さを再認識するかもしれませんし、不便さが際立ってしまうかもしれません。それから自身でどちらがベストなのかを考えると良いですね。

BTOパソコンのメリット&デメリットまとめ

desktop

メリット

  • (+) 比較的すぐに使用できる
  • BTOパソコンの場合注文をすれば最短翌日に受け取ることができます。これは非常に大きなメリットです。特に故障などで新しくパソコンが必要になった時などにありがたいです。今はBTOパソコンと言っても納期まで1週間とか2週間と時間が掛かるということはなくなりました。

    サイコムやワンズなどの玄人向けのショップの場合は自作PCと変わらないパソコンを作ることができますが、その分納期が長く傾向がある点に注意してください。ドスパラ・マウスコンピューター・パソコン工房・TSUKUMOなどの大手BTOメーカーなら総じて納期が短いです。また、春休み・ゴールデンウィーク・夏休み・冬休みなどの長期休暇中は繁忙期で納期が延びる傾向にあります。

  • (+) 保証が手厚い
  • BTOパソコンは、ショップの保証を受けられるのが特徴です。初期不良2週間程度、基本保証1年間となっています。さらに、追加で費用を支払えば延長保証として最長3年間の手厚い保証を受けられるのが魅力です。パソコン初心者の方でも安心して使用することができますね。ショップによっては自宅まで修理に来てくれるサービスもあります。

  • (+) 初心者でも気軽に購入できる
  • 届いたらすぐに利用できるのがBTOの魅力だと言えます。一部カスタマイズで知識が必要なこともありますが、自作に比べるとハードルは低いです。少しだけ知識をつければ問題ありません。ハードの知識がない初心者の方でも気軽に購入できます。

    私も友人からパソコン購入時に相談を受けることがありますが、その時にはどのような用途で使うのかを聞いてそれに合うBTOパソコンを勧めています。当サイトを参考にしていただければ初心者の方でも問題なく購入できるでしょう。

デメリット

  • (-) 少し割高になる
  • 自作に比べると少し割高になることがあります。これはショップも利益を取らないといけないので仕方ないですよね。もちろん卸値からさらにそれなりの利ざやを取っていることになりますが…これは時間を買っていると考えることもできますね。保証が手厚いことや手軽に購入できることからそれ以上の魅力があるのではないでしょうか。

    数年前に比べると明らかにBTOパソコンでも価格が下がっていることは間違いありません。これはBTOパソコンが普及したことでよりバルクでパーツを購入することができ単価を抑えられているのではないかと思います。BTOパソコン=割高という認識自体過去のものになる時代が来るかもしれません。

    また、半導体不足によってグラフィックボード価格が高騰しているため自作ユーザーは厳しい状況になっています。どうしても大量に購入できるBTOメーカーに価格で勝てないですね。これも時代の流れと言えるかもしれません。BTOパソコンの価格的な優位性はどんどん薄れていくでしょう。

  • (-) 自分好みに組むことが難しい
  • BTOでもカスタマイズをすることができますが、あらかじめ決められた枠組みの中で行うことになるので100%自分好みにするというのは難しいです。ここは妥協しないといけない部分ですね。BTOメーカーでカスタマイズができるのはCPUクーラー・CPUグリス・メモリ・ストレージ・各種ソフトウェア程度に留まります。

    PCケース・グラフィックボード・CPU・マザーボードなどのカスタマイズに対応していないことが多いです。ショップによっては自作と変わらないカスタマイズができるところもあります。例えば、サイコムやワンズがそれに当てはまります。

  • (-) 使用されているパーツがわからない
  • ショップが使用しているパーツが全て明記されているわけではありません。いわゆるホワイトボックスと呼ばれるものです。価格を抑える要です。中にはショップのオリジナルのパーツもあるので、具体的な製品名や型番を知れないことがあります。また、在庫の関係で購入する時期によって商品が異なる場合があります。

自作PCのメリット&デメリット

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メリット

  • (+) 0から組み立てる楽しさがある
  • 0から自分でものを作り上げるという体験をすることができます。まるでプラモデルを作るような感覚ですね。初めて自作をして電源を入れたときの感動はぜひ皆さんに体感して欲しいですね。時間が掛かってもその価値があると思います。そして自作をすることでハードにも詳しくなることができます。

  • (+) お得なコストでパソコンを組める
  • BTOパソコンに比べて安価でパソコンを購入することができます。同じコストを掛けるとワンランク上の性能を手に入れることができます。自作をする最大のメリットと言えるかもしれません。また、中古パーツをうまく活用することでより手頃にハイスペックなパソコンを作り上げることが可能です。

    いかに安く組めるかが楽しかった思い出があります。今は安くても高性能なものが揃うので難しいところです。ただし、価格だけを見て判断するのは得策とは言えません。デメリットも踏まえた上でおこなうことを推奨します。

    また、ここ最近はBTOパソコンの価格が下がっていて価格的な優位性は薄れて来ています。特にグラフィックボードを個人で購入するとなるとかなり割高です。

  • (+) パーツ単位で自由にカスタマイズできる
  • 自作をすると全て自分で選ぶことができます。マザーボードなどBTOではカスタマイズがほとんどできないところにもこだわることができます。また、CPUやグラフィックボードなどのメインパーツもOCを含めて選択肢が豊富です。一度自作でパーツを持っておけば今後流用することもできますね。

デメリット

  • (-) 手間が掛かる
  • 自作のデメリットの一つとして手間が掛かるということが言えます。パーツ一つずつ買い揃えて、組み立てていく必要があります。今はAmazonという便利なサイトがあるので、パーツの購入自体はそれほど手間ではないですね。

    とにかく最安値にこだわりたいという方は注意しましょう。価格コムなど様々なサイトあるいは店舗でバラバラに買わなければいけません。一つ買って終わりとはいきませんね。

  • (-) パーツの相性問題が発生するリスクがある
  • 物理的には問題がない場合でも、内部的に相性が悪く不具合が生じてしまうことがあります。サイコムやツクモでは相性を診断してくれるツールがありますが、自作の場合は自身で考えないといけません。組み立てて起動するまでわからないこともあるので、相性問題が発生する可能性があるということは知っておきましょう。

  • (-) 保証が手厚いわけではない
  • 自作PCにはパソコン全体での保証はありません。万が一不具合が生じた場合は、パーツ単体で問題となっている箇所を特定して修理依頼をしなければいけません。ある程度知識がないと苦戦してしまう可能性があります。自作のデメリットの一つですね。

BTO PCを自作した場合に必要なコストを検証

Magnate MH自作PC
価格109,980円103,800円
OSWindows 1114,280円
ケースMicroATXミニ3,980円
マザボインテル H61012,300円
CPUCore i5-1240024,900円
グラボGeForce GTX 165027,480円
メモリDDR4-3200 16GB7,300円
SSD500GB NVMe6,680円
HDD非搭載-
電源ユニット450W BRONZE4,880円
光学ドライブDVDマルチ2,000円
BTOパソコンを購入した場合と同じスペックのパソコンを自作した場合のコストを比較しました。BTOパソコンには大手BTOメーカーであるドスパラの人気モデル「Magnate MH」を選択しました。結果、自作の方が6,180円安くなりました。もっと安価なパーツを探したり、中古でパーツを探したりすれば価格をさらに価格を抑えることも可能です。なお、これにはパーツの送料は含まれていませんが無料なところが多いので問題ないでしょう。

およそ10%安く購入することができるということです。SSDやHDDなどすでにパーツがある方は流用することで予算を抑えることができます。こうしてみると自作PCの価格優位性は健在です。ただ、組み立てる手間や保証面をどのように考えるかで大きく評価が変わります。基本的には初心者=BTOパソコン、中上級者=自作PCもありという結論に至ります。

当記事のまとめ

管理人管理人

いかがでしたでしょうか。当記事ではBTOと自作PCの違いについてまとめました。初めて自作PCに挑戦したいという方や興味を持っている方は、BTOと比較をすることでより自作の魅力が表に出てきます。私は過去自作をしていましたが、今はCPUやグラフィックボードの性能が上がったのでそれほど自作をする必要はないかなと思っています。

価格以外の何か、例えば自作の楽しさやパーツを選べる楽しさなどに魅力を感じる方向けだと思います。今ならYoutubeでも自作PCを組み立てる動画もたくさんありますね。イメージしやすいのではないかと思います。ぜひ皆さんの意見もコメント欄で共有していただけると嬉しいです。

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