当ページでは、Lenovo(レノボ)の評判を解説しています。Lenovoでパソコンの購入を検討している方やどのような企業なのか興味がある方が対象です。中国発祥で最も勢いのある企業の一つだと行っても過言ではありません。IBM買収で一気に世界のトップのメーカーになりました。ThinkPadブランドを引き継いでいます。新しいモデルの投入も早く新しいCPUやグラフィックボードが登場したときは要チェックです。
ノートパソコンのThinkpad(IBMから引き継ぐ)が有名ですね。コストパフォーマンスに優れたモデルも多く人気が高いです。Eクーポンコード利用を忘れないようにしましょう。最近はゲーミングPCブランドLEGIONなど幅広いラインナップに力を入れていて国内でも人気のメーカーとなっています。ぜひ参考にしてくださいね。
目次
Lenovoってどんな会社?
画像引用元:http://www.jcquelhas.com/
企業 | 店舗数 | 人気 | コスパ | セール | ラインナップ | カスタマイズ | 返品 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
レノボ・ジャパン株式会社 | 0店舗 | ☆ | ○ | ○ | ○ | ○ | △ |
Lenovo(レノボ)は、中国発祥のパソコンメーカーです。台湾メーカーは多いですが、中国メーカーはそれほど多くありません。今や世界的に販売網を拡大してグローバル企業となっています。重要拠点はアメリカノースカロライナ州モリスビル及び中国北京にあります。国内にはレノボ・ジャパン株式会社があり、本社は千代田区となっています。
主力のThinkpadは日本国内生産モデルもあり、品質の高さに定評があります。コストパフォーマンスについてはモデル次第です。セール対象モデルになればより安く購入できます。Lenovoでは、BTOの代わりにCTO(Configuration to Order)という言葉が使われています。日本語訳だと「注文仕様生産」となりますが、意味は同じです。Dellでも使われている言葉なのでアメリカ(グローバル)を意識しているのかもしれません。
Lenovoの歴史は非常に興味深いものです。まず、2004年にIBMのPC部門を買収しました。この時に元々IBMの主力ブランドだったThinkpadを受け継ぐことになりました。2011年にNECと合併会社を設立して日本でのブランド力を高めています。消費者向けコンピューターの販売台数を伸ばしたいという思惑があります。その他、富士通との事業統合、モトローラ・モビリティの買収など色々な動きを示しています。国内での人気も確かなものになっています。
2020/21年度通期の売上高は7兆円(Business Wire, 2022)とかなりの売上を誇ります。Dellの12兆、Microsoftの20兆と比べても見劣りしません。やはりIBMのPC部門買収は大成功だっと言えるのではないでしょうか。
国内パソコン出荷台数No.1
出典:(日経クロステック Active, 2022)
2021年第2四半期の国内PC市場のシェアは、レノボ・NEC・富士通グループが36.8%と他を圧倒しています。二位のHPの16.0%、三位のDellの14.1%と大きな差がありますね。国内企業のNECや富士通を買収したのは大きいですね。
>>Lenovo公式HP<<
Lenovoを選ぶ三つの理由
ここではLenovoでパソコンを購入する理由について解説しています。各BTOメーカーと比べた時の強みだと言える部分です。購入検討中の方が気になるところだと思います。
国内(山形県米沢市)生産モデルがある
Thinkpadの一部のモデルについては、国内生産を行っています。山形県米沢市にあるNECコンピューターの製造拠点です。NECとの事業統合によって実現しました。国内生産のメリットは、高い品質を維持できることとスピード発送(1週間~2週間)ができることです。ただし、スピード発送に関してはドスパラやマウスコンピューターなどの国内BTOメーカーに比べるとまだまだです。
また、引き続き国内開発が行われているのも特徴です。神奈川県大和市にある大和研究授所でThinkpadが生まれました。今は世界中で販売されているThinkpadが日本生まれということを知っている方は少ないのではないでしょうか。ノートパソコンのキーボードの中心にある赤色のトラックポイントには日本人らしいおもてなしの心が見て取れます。
セールの割引額が大きくオトク
Lenovoは、セールでの割引額が大きいのが特徴です。購入検討中の方は必ずセール情報をチェックしてください。特にボーナス前・大型連休中は安く購入できるチャンスです。もちろん米沢生産モデルも対象となります。TOPページからセール・キャンペーン情報を確認することができます。
モデルによっては最大50%近くの割引となることもあります。40%以上の割引が適用されたモデルが多いです。基本的にはセールありきの価格設定になっていますね。対象モデルが多くて分かりづらいかもしれません。当サイトでおすすめモデルをピックアップしていますので、合わせて参考にしていただければと思います。
ノートパソコンのカスタム自由度が高い
全てのBTOメーカーで見てもノートパソコンのカスタマイズ性の高さは郡を抜いています。一部のモデルはカスタマイズ不可となっていますので、カスタマイズ可能なモデルを購入する必要があります。珍しい構成のモデルを選択することもできます。例えばCPUならCore i5-1130G4などあまり国内メーカーでは見ない型番を選択することができます。
その他高品質液晶・電源のカスタマイズ、メモリのアップグレードなどができるのも魅力です。より自分好みに仕上げることができるというわけです。Lenovoは、Thinkpadを中心にノートパソコンに強いメーカーと言えます。ノートパソコンを探している方は一度チェックしてみるとおもしろいと思います。
>>Lenovo公式HP<<
Lenovoのマイナス面
Lenovoのマイナスだと思える部分をまとめています。特長だけだとショップの評判を知る上では不十分です。悪い部分も全て理解してショップを決めると後悔せずに済むと思います。
納期が長め
海外メーカーということで納期が比較的長くなっています。これがLenovo最大の弱点です。つまりこれに納得ができるなら比較的購入しやすいということです。通常2週間から3週間での発送(一部短納期のものもある)となります。特に旧モデルで価格が下がりきったモデルは人気が集中しているのかかなり納期が長い傾向にあります。
国内生産の米沢モデルであればもう少し早く手に入れることができますが、それでも国内のBTOメーカーに比べて長いと言えます。今すぐパソコンが欲しいという方にとってはデメリットになってしまいます。気長に待つ必要がありますね。納期以外の部分に価値を見出だせる方におすすめです。
デスクトップのラインナップはイマイチ
デスクトップパソコンにはそれほど魅力的なモデルが多いわけではありません。Lenovo=Thinkpad(ノート)というイメージが先行してしまいます。ラインナップ的にもノートパソコンが主力となっていてデスクトップパソコンが欲しいなら他のブランドを検討すると良いですね。
最近はデスクトップパソコンのラインナップも上昇傾向にありますが、世界的にも売れ筋はノートパソコンなので仕方のない部分だと思います。デスクトップパソコンの購入を考えている方は他のメーカーをチェックすることを推奨します。
米国大手に似ている部分がある
Lenovoのホームページを見るとわかるのですが、DellやHPなどのアメリカの大手BTOメーカーと似ていることに気付きます。中国のオリジナルブランドらしさが出ているわけではないのがデメリットだと思います。これはIBMの買収によってアメリカっぽさが強く出ているのだと思います。
製品自体は全く異なる商品なので問題はないのですが、面白みに欠けます。ホームページが特殊で製品を探すのがやや難しいですね。サイト設計がそれほどちゃんと行われていないという印象を受けます。どの製品が販売中なのか、どの製品が売り切れているのかといったことを把握するのに時間が掛かります。また、どれが本当にお得なモデルなのかも慣れていないと判断しにくいでしょう。
Lenovoの不祥事
Lenovoはこれまでいくつかの不祥事を起こしてきています。気になっている方も多いと想うのでここにまとめておきます。今はこれらの問題は解決していると考えて良いでしょう。
Superfish
2015年にレノボは、ノートパソコンにマルウェアとして認識されるソフトウェア(VisualDiscovery)をプリインストールしているとして議論が巻き起こったことがあります。検索エンジン結果に価格比較をする広告を表示させるブラウザのアドオンです。
セキュリティ上の脆弱性が懸念され米連邦取引委員会と対立していました。多額の和解金を支払うことで解決しました。この問題によって、レノボはその後パソコンのプリインストールソフトの数を少なくしました。
Lenovo Service Engine
2015年にかけてLenovoの一部のモデルにおいて「Lenovo Service Engine」と呼ばれるソフトウェアがインストールされていました。ブロートウェアと言われるソフトウェア「Lenovo OneKey Optimizer program」を自動的にインストールすることが問題となり、セキュリティ上の問題もあるということで現在はインストールされていません。
LenovoのおすすめPC
Lenovoブランド
IdeaCentre 5i Gen 8-デスクトップ
価格:89,870円(税込)
CPU:Core i5-13400
GPU:UHD グラフィックス 730
メモリ:DDR4-3200 8GB
ストレージ:SSD 512GB
Lenovo IdeaPad Slim 5 Gen 8-ノートパソコン
価格:79,860円(税込)
CPU:Ryzen 5 7530U
GPU:Radeonグラフィックス
メモリ:DDR4-3200 16GB
ストレージ:SSD 512GB
Lenovo IdeaPad Flex 5i Gen 8 : スタンダード-ノートパソコン
価格:184,690円(税込) 124,795円(税込)
CPU:Core i5-1335U
GPU:インテル Iris Xeグラフィックス
メモリ: LPDDR4X-4266 8GB
ストレージ:SSD 512GB Gen4 NVMe
Legionブランド
ゲーミングブランドであるLegionのおすすめモデルを紹介しています。
Legion Tower 5i Gen 8 -デスクトップ
価格:174,790円(税込) 169,290円(税込)
CPU:Core i7-13700F
GPU:GeForce RTX 3060
メモリ:DDR5-5600 16GB
ストレージ:SSD 512GB
Lenovo Legion Pro 5 Gen 8 – オニキスグレー-ノートパソコン
価格:224,840円(税込) 219,340円(税込)
CPU:Ryzen 7 7745HX
GPU:GeForce RTX 4070
メモリ:DDR5-5200 16GB
ストレージ:SSD 1TB
Lenovo Legion Slim 5i Gen 8:スタンダード(RTX4060)-ノートパソコン
価格:302,390円(税込) 252,010円(税込)
CPU:Core i7-13700H
GPU:GeForce RTX 4060
メモリ:DDR5-5200 16GB
ストレージ:SSD 512GB Gen4 NVMe
>>Lenovo公式HP<<
Lenovoの口コミ
良い口コミ
こんな時間にパソコン買ってた。surfaceと死ぬほど迷ったけど、Lenovoの「ideapad c340」にしてみた。
今回は家族みんなが使いやすい用にタッチパネルのが欲しくて2in1のモバイルノートに。コナステやりやすいかな〜(そこじゃない) pic.twitter.com/XIHYineEui
— ringo (@ringo_chkg) December 30, 2019
タッチパネルの質の高さに定評があります。確かに家族みんなで使用するのであれば様々な形になるideapadは魅力的な選択肢になると思います。2 in 1ノートは人気が高いですね。
Lenovoの新しいパソコン買ったら起動とかいろいろ早すぎてすげーってなってる。
ルンルン気分でパソコンできる
— やまぐちこのみ (@1254ymgc) 2018年7月16日
レノボでもSSD搭載モデルが一般的になってきましたので、より快適にパソコン作業を行うことができます。パソコンを買ったときはいつでもワクワクする気持ちわかります!ぜひ長く使い続けて欲しいですね。
なんだかんだ今のLenovoのラップトップ、もう4年経つな
— べの氏(Venom.VALENTINE) (@samt93_venom) 2018年7月16日
品質の高さに定評があるブランドです。耐久性が高いため多くの国内企業でも採用されていることがわかっています。国内シェアNo.1は伊達ではありません。
中立の口コミ
またパソコン買っちゃった。
Lenovo の IdeaPad Slim 550がよかったのに、売り切れみたいで結局 ThinkBook 14 Gen 2 に。一世代前のCPUになってしまったのが残念— あおじろう (@aojiro26) July 11, 2021
Lenovoの人気モデルはすぐに在庫切れになってしまうイメージです。他のメーカーと比べて明らかに割安なモデルについてはすぐに購入を決断してしまった方が良いかもしれません。
Lenovoのideapadシリーズってどうなんだろうなぁ
— りゅうくん (@ryuukuun) 2018年7月17日
ideapadブランド自体まだまだ知名度が高いわけではありません。ただ、レノボは企業としてノートパソコンに力を入れていますので、選択肢に入れても良いと思います。比較的低価格でライトユーザーにも人気があります。
Lenovoの問い合わせ先一覧
- 購入前相談:0120-610-455
- 納期窓口:0120-708-300
- 修理:0120-993-674(携帯からは0570-001-261)
- 修理オンサイト:レノボ・オンサイトセンター
平日 9:00-19:00、土・日 9:00-18:00 (祝日休業)、チャットサービスも提供しています。
月曜~金曜 9:00-18:00(祝日および年末年始休業日を除く)
月曜~日曜 9:00-18:00(レノボ月次指定休業日を除く)
月曜~日曜 9:00-18:00(レノボ月次指定休業日を除く)
各種情報まとめ
支払い方法
Lenovoで対応している支払い方法は、前払い銀行振り込み・クレジットカード・分割払い(JACCSショッピングクレジット)、法人向け後払いです。銀行振り込みはシティバンク、エヌエイへのお支払いとなります。クレジットカードはAMEX・JCB・VISA・Mastercardに対応しています。支払方法の選択肢は標準的でそれほど多いわけではありません。
保証
Lenovoは保証も充実しています。基本保証として1年間の引き取り保証を受けられます。送料無料で修理センターに配送すれば修理完了後自宅まで届けてくれます。基本保証でも十分だと思いますが、追加費用を支払えば最大5年まで保証を受けられます。ノートパソコンなど持ち運ぶ機会が多く故障リスクが高い場合は延長保証に加入しても良いと思います。また、水漏れや物理的破損もカバーされるパソコン保険(アクシデントダメージプロテクション)もおすすめです。
オンサイトでの修理を行ってもらえるサービスも提供しています。修理依頼をすると技術員が自宅まで出張訪問修理を行ってくれます。通常はユーザーが修理センターへ発送する必要があります。Lenovoではユーザーの要望に合わせて様々な保証サービスから選択することができます。
返品について
お客様都合による返品にも対応しています。商品到着後10日以内にお電話にて個人向けショッピングサイトに連絡する必要があります。ただし、一度使用した場合やお客様の責任でキズや破損が生じた場合は返品・交換の対象外となります。
>>Lenovo公式HP<<
Lenovoの企業・店舗情報
ショップ名 | Lenovo(レノボ) |
企業名 | レノボ・ジャパン株式会社 |
本社所在地 | 〒101-0021 東京都千代田区外神田四丁目14番1号 秋葉原UDX |
設立 | 2005年4月28日 |
資本金 | 1億円 |
参照外部サイト
- レノボ・グループ、2020/21年度通期の財務業績を発表(Business Wire, 2022)
- >国内PC市場は328万台、「レノボ・N・F」で約4割 – データは語る:日経クロステック Active(日経クロステック Active, 2022)
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