当記事では、WEBデザインをするのにおすすめのBTOパソコンを紹介しています。仕事でPhotoshop・Illustrator・Dreamweaverなどのアプリケーションを使用する方向けのコンテンツです。テレワークでの使用を考えているならノートパソコンも選択肢に入ると思います。
Photoshop・Illustrator・Dreamweaver・Museなどを使用するWEBデザイナーの方を対象としています。もちろんWordpressでの作業をメインにしている方でも問題ありません。
ブラウザで調べ物をしたり、複数のアプリを同時に起動したりすることが多いWEBデザイナーの方は、余裕を持たせたスペックのPCを用意しておくと安心です。たくさんあるパソコンの中からこれだ!と思えるモデルを厳選しています。
マンガ・イラスト制作向けモデルの目安
価格帯 | 15万円~20万円 |
負荷 | ★★★☆☆ 標準的 |
CPU | Core i5-13400 or Ryzen 5 5500以上 |
GPU | GeForce GTX 1650 or Radeon Graphics |
メモリ | 16GB |
ストレージ | SSD 256GB以上 |
目次
WEBデザイナー向けソフトウェアの必要スペック
Photoshop
CPU | GPU | メモリ | ディスク容量 | |
---|---|---|---|---|
Windows | Intel or AMDプロセッサー (2GHz以上) | 4GB以上のGPUメモリ搭載 | 16GB以上 | 4GB |
Mac | 2GHz以上のIntelプロセッサー | 4GB以上のGPUメモリ搭載 | 16GB以上 | 4GB |
一部の機能はグラフィックボード非搭載では機能しなくなっています。例えば、3D・油彩・レンダリング・スクラブズーム・フリックパンなどはGPU必須です。また、アートボード・スマートシャープ・遠近法ワープ・ぼかしギャラリー・Gamera Raw・フォーカスの選択などはGPUを搭載しているとCPUのサポートをしてくれます。NVIDIAのGeForce・Quadro、AMDのRadeonなどが対応しています。なお、OpenGL対応ということもありQuadroも選択肢に入りますが、価格が高めなので予算次第です。
Illustrator
CPU | GPU | メモリ | ディスク容量 | |
---|---|---|---|---|
Windows | Intel マルチコア/ AMD Athlon 64 | 4GB以上のGPUメモリ搭載 | 16GB以上 | 2GB |
Mac | Intel マルチコア | 2GB以上のGPUメモリ搭載 | 16GB以上 | 2GB |
WEBデザイナーに必要なスペック
パーツ | 要件 |
---|---|
OS | Winodws, MacOS |
CPU | Core i5-12400/ Ryzen 5 5500以上 |
GPU | GTX 1650以上推奨 |
メモリ | 16GB |
ストレージ | SSD 256GB以上推奨 |
WEBデザイン以外をしないのであればこれ以上のスペックはオーバースペックとなりがちです。GPUにはGTX 1650を選択しておくと安心できると思います。また、ストレージに関してはHDD 1TB以上あると安心です。アプリやデータの保存に必要だと思います。最近はSSDの搭載も一般的になっていますので、アプリケーションをSSDに保存しておくとスムーズにアプリの使用ができます。
CPU
様々なアプリケーションを起動する上でCPU性能は重要です。PhotoshopやIllustratorを使用していて重くて作業にならないというのでは仕事になりません。Photoshopのブラシなどを使っていて重く感じている方はCPUが問題になっていることが多いです。お仕事で使用するのであれば最低でもCore i5-13400やRyzen 5 5500以上のモデルを選択したいですね。Intel第十二世代以降ならCore i3シリーズでも対応可能です。
グラフィックボード
基本的には必要ないと考えて良いです。もちろん、3D処理を行うアプリケーションを使用する場合はエントリークラスのグラフィックボードがあると良いです。PhotoshopやIllustratorなどが当てはまりますね。GeForceのローエンド~ミドルクラスのグラフィックボード搭載モデルも検討すると良いですね。
Qaudro製グラフィックボードでも対応可能です。価格的にはGeForceの方が手頃なのでおすすめしやすいです。おすすめのパソコン五選で紹介している「raytrek MH」で搭載されているGTX 1650で十分です。より負荷の掛かる作業を考えているならRTX 3060やRadeon RX 6650 XTを選択しても良いと思います。
メモリ
メモリは複数のアプリを起動するときなどの快適性に関係します。メモリが不足しているともっさりとした動作になりがちです。16GB以上を基準に考えるべきです。予算に余裕があれば32GBでも良いでしょう。基本的には多ければ多いです。ソフトウェアを使用しつつブラウザの起動などを考えている方はぜひチェックしておいてください。
ストレージ
ストレージに関してはSSDを搭載しておくとスムーズにソフトウェアを起動することができるようになります。パソコン起動も速くなって効率化を図ることができます。ただ、SSDで全てをカバーしようとするとコストが掛かりますので、低価格なHDDと併用してパソコンを作るのが主流です。1TBあるいは2TBあれば十分だと思います。
WEBデザインにおすすめのパソコン五選
raytrek MV5 第13世代Core搭載(ドスパラ)
価格:149,980円(税込)
CPU:Core i5-13400F
GPU:GeForce RTX 3060
メモリ:DDR4-3200 16GB
SSD:500GB NVMe
HDD:非搭載
raytrek MH 第13世代Core搭載(ドスパラ)
価格:157,980円(税込)
CPU:Core i7-13700F
GPU:GeForce GTX 1650
メモリ:DDR4-3200 16GB
SSD:500GB NVMe
HDD:非搭載
SENSE-M06M-137-RBX(パソコン工房)
価格:164,800円(税込)
CPU:Core i7-13700
GPU:GeForce RTX 3060
メモリ:DDR4-3200 16GB
SSD:500GB NVMe対応
HDD:非搭載
mouse K5-MGZN(マウスコンピューター)
価格:124,800円(税込)
CPU:Core i7-12650H
GPU:GeForce MX550
メモリ:DDR4-3200 8GB
SSD:256GB NVMe対応
HDD:非搭載
New Inspiron 16 ノートパソコン(Dell)
価格:146,680円(税込)
液晶:16.0 WUXGA 60Hz
CPU:Core i7-1360P
GPU:Iris Xe Graphics
メモリ:LPDDR5-4800 16GB
SSD:1TB NVMe
HDD:非搭載
当記事のまとめ
当記事ではWEBデザインをするのにおすすめのBTOパソコンを紹介しました。デスクトップパソコンだけではなくノートパソコンもピックアップしています。基本的にグラフィックボードは不要です。CPU性能を最優先に考えましょう。そして複数のブラウザを閲覧しながらPhotoshopなどのアプリケーションを使用したい場合はメモリに余裕をもたせておくと快適になります。
バランスの良さを考えるとドスパラの「raytrek MV5 第13世代Core搭載」がおすすめです。CPUにCore i5シリーズを選択したことで価格が抑えられているからです。余裕を持ったモデルが欲しいならパソコン工房の「SENSE-M06M-137-RBX」が良いでしょう。ノートパソコンならマウスコンピューターの「mouse K5-MGZN」やがコスパが高くおすすめです。本体重量が軽く実用性が高いです。
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