当記事では、サードウェーブが販売している「raytrek R5-RL6」のレビューをまとめています。2023年4月28日に発売された最新のクリエイターノートPCです。CPUにIntel第十三世代のCore i7-13700HXを搭載したクリエイターノートPCです。国内BTOメーカーとしては最速の導入だと言えます。16コア24スレッドと高いスペックを誇ります。
グラフィックスにはミドルクラスのRTX 4060 Laptopを搭載していて動画編集や画像編集などのクリエイター作業にも最適です。従来モデルのRTX 3070 Laptopに匹敵します。予算が合う方は一度見ておいて後悔はないと思います。国内メーカーらしい手厚いサポートも安心感がありますね。翌日出荷に対応しているのも強みです。
(+) 高性能なi7-13700HX×RTX 4060 Lapto搭載モデル
(+) こだわりのWQHDディスプレイを搭載している
(+) 手厚いサポートを受けられる
(-) 税込21万円台と従来モデルより価格アップ
(-) 本体重量が約2.2kgとやや重い
目次
raytrek R5-RL6のスペック
メーカー | ドスパラ |
型番 | raytrek R5-RL6 |
価格 | 211,979円(税込) |
モニター | 15.6インチWQHD 165Hz |
ディスプレイ色域 | sRGBカバー率約99% (sRGB比約103%) / AdobeRGBカバー率約74% (AdobeRGB比約76%) |
重量 | 約2.20kg |
バッテリー駆動時間 | 約5.1時間 |
CPU | Core i7-13700HX |
グラフィックボード | GeForce RTX 4060 |
メモリ | DDR5-4800 16GB |
ストレージ | SSD 1TB Gen4 NVMe |
光学ドライブ | 非搭載 |
カードリーダー | ○ |
Wi-Fi 6 | ○ |
Thunderbolt 4 | ○ |
おすすめ度 | ★★★★★★★★☆☆ |
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CPUにはIntel第十三世代のCore i7-13700HXを、グラフィックボードにはRTX 4060が選択されています。メモリはDDR5-4800 16GBです。ストレージはSSD 1TBとなっています。Gen4接続でよりパフォーマンスが高いです。光学ドライブは非搭載です。カードリーダーは標準搭載です。Wi-Fi 6対応・Thunderbolt 4対応となっています。おすすめ度は★八個です。
raytrek R5-RL6のおすすめ用途
デュアル | 動画視聴 | 動画編集 | 動画投稿 | RAW現像 | マンガ | ゲーム |
☆ | ☆ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ |
デイトレ | 実況 | デザイン | DTM | Skype | CAD | ビジネス |
☆ | ◎ | ◎ | ◎ | ☆ | ◯ | ◎ |
raytrek R5-RL6の性能
Core i7-13700HX
トータルで16コア24スレッドと高いスペックを誇ります。HシリーズのCore i7-13700Hは6つのPコアと8つのEコア搭載でCore i7-13700HXの方が2つPコアが多いです。Core i7-13700Hよりも8%程度処理性能が高いです。動画編集やゲーム実況などの作業にも適しています。クリエイターノートパソコンとして理想的なモデルだと言えます。
GeForce RTX 4060 Laptop
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raytrek R5-RL6を選ぶ3つの理由
Core i7とRTX 4060という人気の組み合わせだから
当該モデルは、Core i7-13700HX×RTX 4060 Laptopと人気の組み合わせを採用したクリエイターノートパソコンです。手頃な価格と扱いやすい性能で人気があります。初心者の方から上級者の方まで幅広いユーザーにおすすめできます。CPUのCore i7-13700HXは、マルチスレッド性能が高くモバイル向けモデルとしてはトップクラスの性能を持っています。従来モデルではHシリーズのCore i7-12700Hが選択されていましたが、今回のモデルではより高いスペックを持つハイエンドのCore i7-13700HXを搭載しています。Hシリーズとは一線を画する性能を持っています。
グラフィックスのRTX 4060 Laptopもミドルクラスながら動画編集やWEBデザインなどの作業にも適しています。ゲームプレイにも対応できるほど高い性能を持っています。CPUとGPUもバランスも良好です。メモリ16GB、SSD 1TB Gen4 NVMeと構成が充実しているのもポイントです。クリエイターパソコンらしさがあります。
旧世代のraytrek R5-AA6はドスパラのクリエイターノートパソコン部門のNo.1モデルになったことがあります。ドスパラが最も力を入れていたモデルの一つだったと言えるでしょう。国内大手BTOメーカーのドスパラが推していたということはそれだけで選ぶ理由になります。他のBTOメーカーがベンチマークとしていることもあるほどです。
当該モデルについてもそのモデルを引き継ぎトップモデルとなる可能性を秘めています。最新のCore i7-13700HX搭載モデル自体少なく希少性が高いです。ミドルクラスのクリエイターノートパソコンを探していてどのモデルが良いのか決めきれない方はぜひチェックしておきましょう。
高解像度ディスプレイを搭載しているから
WQHDディスプレイを搭載しているのは選ぶ理由になるでしょう。同価格帯のモデルを見るとFULL HDディスプレイ搭載モデルが多く差別化が図られています。動画・画像などのメディアを取り扱う上で高解像度モニターを搭載しているのは強みです。メディアの編集についてもより細かい部分まで行いやすくなります。ビジネスでも有益でしょう。
165Hzと高リフレッシュレートに対応しているのも評価できます。従来モデルが60Hzに固定されていたので、大きくスペックが高くなっています。高リフレッシュレートモニターを搭載していることでゲーミングノートPCとしても通用する一台へとなっています。特にFPSなどの対人ゲームでは有利に働きます。グラフィックスにRTX 4060 Laptopを搭載していてある程度のフレームレートを出すことができます。タイトルによっては100fps以上を目指せます。
国内大手BTOメーカーのサポートを受けられるから
ドスパラでは24時間の電話サポートを受けられます。万が一購入後に不具合が生じても迅速に対応してもらえる環境があります。初めてのBTOパソコン購入でも安心できると思います。パソコン本体に印字がある製造番号を確認して電話で修理を依頼している旨を伝えます。修理依頼書を準備して集荷を依頼して受付完了です。購入時の梱包箱があれば便利です。もちろん各店舗でのサポートも受けられます。
また、有料のセーフティーサービスに加入(月額980円)していればより手厚いサポート受けられます。物損付き保証で落下や水漏れなどの故障にも対応してもらえます。持ち運ぶ機会が多いノートパソコンでは魅力的なサービスだと言えます。また、会員専用優先対応ダイヤルを24時間利用できます。パソコンの使用において困ったことがあればいつでも相談できる環境があります。
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raytrek R5-RL6の弱み
従来モデルから価格が大幅アップ
旧モデルであるraytrek R5-AA6の価格が174,980円まで下がっていましたので、raytrek R5-RL6になって一気に価格が上がりました。およそ37,000円の値上げということになります。Core i7-13700HX×RTX 4060 Laptop搭載モデルとして見れば最安値クラスです。raytrek R5-AA6の17万円台という価格はモデル末期という事情もあります。発売当初は209,980円とraytrek R5-RL6とほとんど変わらない価格設定でした。
CPUがHシリーズからHXシリーズへとアップグレードされたのはハイライトです。トータルで見ればそこまでコストパフォーマンスが悪いわけではありません。raytrek R5-RL6もしばらく時間が経てば1万円前後の値引きは期待できます。今後のキャンペーンにも期待したいですね。
本体重量がやや重い
本体重量が約2.20kgとやや重いのは弱みです。持ち運ぶ機会が多い方は注意してください。15.6インチモデルでは2.0kgが一つの基準となります。それ以上の重さになると持ち運びがしづらくなってしまいます。大きめのカバンが必要になるのもネックです。
15.6インチのクリエイターノートPCもモデルによっては2.0kgを切るモデルもありますね。今回raytrek R5-RL6ではWQHDモニターに変更されたことや高性能なCPU搭載によるエアフローの確保などで重量が増したのだと考えられます。コストカットが図られているという側面もあります。比較的価格が抑えられていることを考えると妥協すべき点だと言えるでしょう。
競合モデルと比較
ブランド | ドスパラ | パソコン工房 |
---|---|---|
製品名 | raytrek R5-RL6 | SENSE-16FX163-i7-RM2X |
画像 | ||
価格 | 211,979円(税込) | 204,800円(税込) |
送料 | 3,300円(税込) | 2,200円(税込) |
液晶サイズ | 15.6インチ WQHD (2560×1440) | 16.0インチWUXGA (1920×1200) |
リフレッシュレート | 165Hz | 165Hz |
重量 | 約2.20kg | 約2.52kg |
バッテリー駆動時間 | 約5.1時間 | 約4.5時間 |
CPU | Core i7-13700HX | Core i7-13700HX |
GPU | RTX 4060 | RTX 4060 |
メモリ | DDR5-4800 16GB | DDR5-4800 16GB |
SSD | 1TB Gen4 NVMe | 1TB NVMe |
HDD | 非搭載 | 非搭載 |
光学ドライブ | 非搭載 | 非搭載 |
カードリーダー | ○ | ○ |
Wi-Fi 6 | ○ | ○ |
Thunderbolt 4 | ○ | ○ |
公式 | 公式 | 公式 |
16.0インチWUXGAディスプレイを搭載しています。一回り大きなディスプレイで作業効率が上がります。リフレッシュレートはどちらも165Hzでゲームプレイにも適しています。
SENSE-16FX163-i7-RM2Xは16.0インチディスプレイを搭載していることもあって本体重量が約2.52kgとやや重いです。持ち運びを考えている方は注意しましょう。バッテリー駆動時間はraytrek R5-RL6の方が14%長く約5.1時間となります。半日程度であれば問題なく使用できるでしょう。電源を使わないとパフォーマンスが低下してしまうことがあります。
CPU・GPU・メモリは共通です。ストレージについてはGen4 NVMe接続に対応しているraytrek R5-RL6の方が高性能です。HDD及び光学ドライブはどちらも非搭載です。カードリーダー搭載・Wi-Fi 6対応・Thunderbolt 4対応も同じです。両者を比較するとどちらがずば抜けておすすめできるというわけではありません。ブランドやモニターサイズなどで好みのモデルを選択すると良いでしょう。
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raytrek R5-RL6のケースレビュー
正面
sRGBカバー率約99%のノングレア液晶を搭載しています。長時間の作業でも目が疲れにくいモニターです。狭額縁デザインを採用していて視認性に優れています。オーソドックスなデザインで使い勝手も良好です。
天板
天板にはraytrekのロゴが刻印されています。ブラックを基調としたデザインです。
キーボード
日本語キーボードを採用しています。右側のSHIFTキーがやや特殊ですが、ノートパソコンのキーボードとしては及第点です。テンキー付きで数字入力などの作業に最適です。
背面
背面にはThunderbolt 4、HDMI 2.1、LANポート、電源入力が配置されています。Thunderbolt 4は、DisplayPort Altモード対応でモニター出力が行なえます。大きめの排気口が二つ設けられていて熱対策もしっかりと行われています。
右側
本体右側にはSDカードリーダー及びUSB 3.2 Gen1×2が配置されています。
左側
本体左側にはセキュリティスロット、USB 3.2 Gen2、マイク入力端子、ヘッドフォン出力端子が設けられています。
raytrek R5-RL6の口コミまとめ
旧モデルのraytrek R5-RL6の口コミも含みます。
新型PC届いた!💻
raytrek R5-AA6をメモリ36GBにした!
高え買い物だな… pic.twitter.com/5Z2l4H1hnu— 熊谷貴弘(熊吾郎) (@kumaosp) June 4, 2022
予算に余裕がある方はメモリの増設は有効な手段だと言えます。動画編集などの作業において有利になります。
『VOCALOID』が好きな方には『もってこい』のパソコン(💻)#サードウェーブ #第12世代Corei7搭載 #ノートPC #raytrekR5AA6 #DTM向けモデル https://t.co/ryZoyy5GkY
— アッツ (@atsushi_katou) June 6, 2022
CPU・GPU性能が高くVOCALOID(ボーカロイド)やDTMなどの作業にもおすすめのモデルです。
公式サイト
公式サイトにも多数の口コミが集まっています。
購入年:2022年 使用目的:画像編集
Adobe CC関係のソフト、特にイラストレーターとフォトショップのスムーズな利用を考えて、この機種を選択したが、32GBへのメモリ増設の効果もあり、非常に快適です。今後のプレミアの利用も楽しみになりました。
購入年:2022年 使用目的:動画編集
動画編集を覚えるために購入しました。発送はとても早く驚きました。動画関連はまだ少し触った程度ですが問題なくこなせます。GISソフトも使ってみましたがサクサク動いてストレスなしです。使用して間もないころ一度ブルースクリーンが起き電話で問い合わせましたが大変丁寧に対応してくださりその後は順調に使用できています。
アダプタはまあまあ大きく負荷をかけるとファンがそれなりの音を出すので図書館はもちろん喫茶店などでも使いにくいかもしれません。
キーボードを光らせることができ小さいお子様たちにはうけが良かったです。
当記事のまとめ
raytrek R5-RL6は、ドスパラ(サードウェーブ)が販売するミドルクラスのクリエイターノートパソコンです。Core i7-13700HX×RTX 4060 Laptop搭載で高いパフォーマンスを持っています。Core i7-13700HXは、16コア24スレッドとマルチスレッド性能が高く幅広い用途に対応できます。グラフィックスにはミドルクラスのRTX 4060 Laptopを搭載していて動画編集・WEBデザイン・ゲーム実況などの作業にも最適です。
メモリ16GB、SSD 1TBと構成も充実しています。過去のRTX 3060 Laptop搭載モデルと比べるともう少し価格が下がる余地があるのではないかと思いますが、現時点でもRTX 4060 Laptop搭載モデルとして最安値クラスで評価は高いです。構成が充実しているのも高評価です。ノートパソコンは全体的に円安の影響を受けていて価格は上昇傾向にあります。そのような状況を考えると魅力的なモデルだと言えます。
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