当ページでは、BTOメーカーであるEPSON(エプソン)の評判を解説しています。エプソンはコピー機やプリンターを販売している電子機器メーカーという印象が強いかもしれません。実はエプソンは、昔からBTOパソコンの販売もしている老舗のブランドです。国内生産で信頼性が高くサポートも充実しています。
法人・個人事業主の方から支持されている面もあります。カスタマイズの自由度が高く、CPU・グラフィックボード・メモリ・ストレージと豊富な選択肢があります。価格は高めですがこだわりのラインナップとなっていますので、気になる方はぜひチェックしてくださいね。
目次
EPSON(エプソン)ってどんな会社?
画像引用元:https://www.shushoku.yamagata.jp/
EPSON(エプソン)の正式名称は、セイコーエプソン株式会社です。パソコンやプリンターなどのパソコン関連の製造以外にも腕時計なども取り扱っています。日本の大手メーカーとしてBTOパソコンを取り扱う貴重な会社だと言えます。パソコン事業から撤退しているメーカーも多いので国産にこだわりのある方は必見です。
セイコーと聞くと時計メーカーのセイコーが頭に浮かびますよね。実はエプソンの創業者は、服部時計店(セイコーホールディングス)で働いていた山崎久夫氏です。このような背景と会社名からエプソンがセイコーホールディングスの子会社と誤解されがちですが、これは事実ではなく別の独立した法人です。
EPSON(エプソン)を選ぶ三つの理由
数あるBTOメーカーの中で、多くのユーザーはどうしてEPSONのパソコンを選ぶのかその理由についてまとめています。どのメーカーで購入しようか悩んでいる方はぜひ参考にしてくださいね。
日本品質&国内生産で信頼性が高い
エプソンのパソコンは全て国内生産(TN21Eを除く)で日本品質となっています。当然CPUやグラフィックボードなどのパーツは海外製となるものの、生産を国内で行っているということで品質の担保が行われていると言えます。その点において質の高いパソコンを提供することができるというわけです。
具体的には、堅牢性を担保するために振動試験や落下試験を行っていたり、パソコンのクーリングシステムにこだわり発熱のコントロールが万全だったりと徹底された管理が行われています。パソコンの梱包にもこだわっていてダンボールの形状や発泡スチロールなども厳選しています。歴史も古く長く使用できるパソコンを購入したいという方必見です。
豊富なラインナップでクリエイター向けのパソコンも充実
パソコンのラインナップが豊富で用途に合わせて選択することができます。例えば、デスクトップパソコンでは、ハイエンドミドルタワー・ミニタワー・省スペースデスクトップ・ウルトラコンパクトモデルと4種類から選べます。
ノートパソコンについては、15.6型のハイエンドノート&スタンダートノート、13.3型モバイルノートから選ぶことが可能です。それぞれのモデルについてカスタマイズができますので、自分好みのモデルに仕上げられます。CPUやグラフィックボードのカスタマイズができるのは魅力的ですね。
クリエイター向けパソコンが充実しているのも特徴です。Autodesk maya、AutoCAD、SOLIDWORKSなどのCAD向けモデルから、3DCG制作、イラスト・マンガ制作、RAW現像・レタッチ推奨モデルが揃っています。グラフィックボードもGeForceだけではなくQuadroもラインナップにあるのはさすがです。
サポートが手厚く初心者の方でも安心
サポートの手厚さはさすが国内メーカーだと言えます。最長6年の保守サービスを選択できたり、1日修理(最短翌日納品)に対応していたりと他のメーカーにはないサポートを提供。ほとんどのメーカーが3年までの保証となっている中、最長6年間と非常に長い保証期間が設定されています。一つの製品を長く使用する方が業務効率も良くなりますし、個人の方にとっても買い替えの手間を省けたりとメリットがあります。
1日修理では土日も対応していて万が一の時でもブランクができるだけ小さくなる工夫がされています。また、テクニカルサポートについても土日対応となっています。サポートがあってもなかなか電話が繋がらないということもほとんどなく安心して使用できると思います。特に仕事でパソコンを使っている方にとってはパソコンが使えない期間が多くなると損失も大きいですよね。
>>EPSON(エプソン)公式HP<<
EPSON(エプソン)のマイナス面
次の項目でまとめているデメリット(マイナス面)と合わせて読んでいただけるとより良い選択ができると思います。極端な話、メリットだけであれば公式サイトを見ればだいたい把握することができますね。
BTOメーカーとしてはかなり価格が高い
BTOパソコンのメリットとして価格が安いことが第一に挙げられるでしょう。ただ、エプソンのパソコンに関してはこれは当てはまらず非常に割高な印象を受けます。他のメーカーなら10万円以下で購入できるパソコンでも普通に15万円ぐらいの設定がされていることもあります。何に対してそのようなプレミアムが付与されているのかを考えてみました。それは国内生産であることとサポート面にコストが掛かっているからと言えます。
たしかに国際生産でサポートも充実しているということは強みになりますが、BTOパソコンとしてのメリットが消されてしまっては本末転倒だと思います。そもそも他のBTOメーカーでも品質は高いですので、そこは理解しておきましょう。絶対に国産のものじゃないと嫌だとかサポートを重視するという方以外にはおすすめできません。
最新パーツ導入までやや時間が掛かる
CPUやグラフィックボードなどについて新しいパーツがリリースされても搭載モデルが出るまでに時間が掛かってしまうデメリットがあります。今だとIntel第十三世代CPUやRTX 40シリーズが市場にありますが、EPSONではまだIntel第十世代や十一世代のモデルがメインです。ようやく一部のモデルでIntel第十三世代CPUを搭載したモデルが追加されたぐらいです。グラフィックボードについてもRTX 30シリーズが主流です。
当然新しいパーツの方が高性能なので、できるだけ新しいパーツが採用されたモデルを選択したいですね。省電力性の観点からも新しいモデルの方が優勢です。もし待てるのであれば新モデルが出るのを待つか他のメーカーから購入しましょう。場合によっては他のBTOメーカーを検討しても良いかもしれません。
EPSON(エプソン)のラインナップ
デスクトップPC
- Pro9100
- Pro9050a
- MR8400
- MR5000
- AT997-2
- SG100E
- ST200E
- AT20
- ST50
豊富な種類を持っていて用途に合わせて選択できます。右に行けば行くほど本体が大きく拡張性が高くなります。
ノートPC
- NJ7500E
- NJ4400E-2
- NL1000E
- NA521E-2
- NA710E
ノートパソコンは全部で五種類あります。持ち運びがメインなら左の二機種がおすすめです。右側は15.6インチでオフィス内での作業に適しています。もちろんサイズ的には持ち運びにも対応できます。
EPSON(エプソン)のおすすめPC
EPSONのBTOパソコンはカスタマイズの幅が広くなっています。例えば、次に紹介している「Endeavor MR8400」の場合CPUだけではなく、グラフィックス・電源・メモリ・ストレージ(6基)・光学ドライブ・マルチカードリーダー・無線LAN機能・電源コード・拡張インターフェースなどかなり細かく変更できます。Endeavor ST50では電源ボタンの延長が行えるなどユーザーのニーズにしっかりと応えています。エプソンに言わせると4億通りのBTOが実現しているということです。
Endeavor MR8400
価格:130,900円(税込)
CPU:Core i3-12100
GPU:UHDグラフィックス730
メモリ:DDR4-3200 8GB
ストレージ:HDD 1TB
Endeavor MR5000
価格:132,660円(税込)
CPU:Core i3-12100
GPU:UHDグラフィックス730
メモリ:DDR4-3200 8GB
ストレージ:HDD 1TB
Endeavor SG100E
価格:135,190円(税込)
CPU:Core i3-10100T
GPU:UHDグラフィックス630
メモリ:DDR4-3200 8GB
ストレージ:HDD 1TB
Endeavor NA521E-2
価格:145,860円(税込)
CPU:Core i3-1115G4
GPU:UHDグラフィックス
メモリ:DDR4-3200 4GB
ストレージ:SSD 128GB
メモリ4GB、SSD 128GBと最低限必要な構成となっています。メモリのカスタマイズは必須でしょう。4GBではやや物足りないと思います。WEBブラウジングでもメモリの消費は激しく最低でも8GBは必要です。約1.1kgの軽量ボディに約10時間のバッテリー駆動で持ち運びにも適していると言えます。サポート面など総合的に判断すれば選択するメリットはあると言えます。
>>EPSON(エプソン)公式HP<<
EPSON(エプソン)の口コミ
良い口コミ
あと、EPSONのノートパソコンはメインの蓋を開けずにメモリとセカンドドライブ交換できるし、プライマリドライブも底蓋外せば簡単に到達できるし、バッテリーも独立ユニットなので本当にオススメやで。
だから2台目もマイナーチェンジ機種買ったし。— 間宮健太郎/土野魔魅 orz (@mami_tuchino) 2018年12月5日
簡単にメモリやドライブの交換ができるのはメリットですね。ただし、パーツを交換すると保証の対象外となってしまうこともあるのでそこを理解した上で実施しましょう。ユーザーからの要望を取り入れてそれをパソコン本体にどんどん取り入れる姿勢は評価できますね。
イマイチな口コミ
EPSONって印刷機メーカーなイメージあるからパソコン売ってるの知ってる人少なそうだし知名度の問題かなぁ…()
— yusan Lifebook破壊 (@yusan87872483) 2018年12月2日
当サイトを見られている方でもエプソンがBTOパソコンを販売しているということを知らないでしょう。プリンターやコピー機メーカーとしての知名度が高すぎますね。腕時計などの製造も行っていてこれはすでに書いた通り創業者がセイコーの元従業員だったということも関係しています。
各種情報まとめ
支払い方法
支払い方法は、代金引換、銀行振り込み、コンビニ振り込み、クレジットカード、ショッピングクレジットです。代金引換は手数料が無料となっています。ただし、30万円を超える場合は代金引換及びコンビニ払いができません。
おすすめの支払い方法はやはりクレジットカードですね。VISA/AMEX/JCBと主要な国際ブランドに対応しています。高額な買い物なので貯まるポイントも多くなります。還元率の高いカードを持っている方は積極的に活用したいですね。また、ショッピングクレジットも分割払いで購入できるのでおすすめです。手元から一気に現金をなくしたくないという方必見です。
保証
保証制度はBTOメーカートップクラスの内容となっています。基本保証は1年間で、修理代金・配送料(1年間無償お引取りサービス)・部品代が無償となります。土曜日・日曜日を含めて最短1日修理に対応していますので、修理完了から納品までがスポーディーです。パソコンを使えない期間が短いというのもエプソンならではのメリットです。なお、部品代に関しては3年間まで無償です。(修理代金+配送料は必要)
定額保守サービス(延長保証)
定額保守サービスを選択すれば最長6年間まで保証を受けられます。パソコンの償却期間が6年間と定められていることを考えると合理的です。訪問修理を選択すれば自宅まで技術者が来てその場で修理をしてくれます。
安心プラス保証
水漏れや落下などによる物理的破損も修理の対象となります。最長6年まで加入することができますので、長く使い続けることができますね。費用も800円~(デスクトップ)、2,000円(ノートパソコン)とリーズナブルです。
>>EPSON(エプソン)公式HP<<
セイコーエプソン株式会社の企業・店舗情報
ショップ名 | EPSON(エプソン) |
企業名 | セイコーエプソン株式会社 |
設立 | 1942年5月18日(昭和17年) |
本社 | 長野県諏訪市大和三丁目3番5号 |
代表取締役社長 | 小川 恭範 |
資本金 | 532億400万円 |
従業員数 | 連結79,906名/単体12,918名 |
売上高 | 連結13,303億円(2023年3月期) |
グループ会社 | 81社 |
事業内容 | オフィス・ホームプリンティング事業 商業・産業プリンティング事業 ビジュアルコミュニケーション事業 マニュファクチャリングソリューションズ事業 ウエアラブル機器事業 マイクロデバイス事業 他 PC事業 |
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CPU | グラフィックボード |
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Windows7終了により、新規で購入するWindows10の機種を検討していた。
主にWEB関係の仕事で使用するため、タワー本体だけでi3以上のもの、サポートがしっかりしているものだと、選択肢がNEC、EPSON、富士通しかなく、
Windows7ではEPSONだったので、いろいろと考えた結果、EPSON Endeavor AT994Eを購入した。
結果的には大正解だった。
一般的に何か物を購入するときに一番重視するのは当然、価格だと思うが、パソコンに関してはそれは当てはまらない。その人の考え方、使用目的などにより一概には言えないだろうが、仕事で主に使う自分としては安心して長く使えるか、が一番重視する点だと考える。
価格からいけば、DELL、Hewlett Packard、などに代表される外国メーカー品がかなり安く購入できるが、安心面、サポート面などから考えれば論外となる。
パソコンに慣れない人が安い価格につられ、その種のものを購入し、何かしらのアクシデントがあったときに対処できず、メーカーのサポートにもつながらないため、結局は高い料金を払ってフランチャイズや個人でやっているようなパソコンサービスを使う、というのはよく聞く話である。
EPSONは、以前から購入していた池袋(八重洲も含)のビックカメラのEPSONダイレクトが撤退してしまい、WEB上のダイレクトからしか購入できなくなった。
それに伴ってか、価格設定が高くなり、たとえば、4Gのメモリを8Gに増設するだけで12.000円+などという人の足元をみたような価格になってしまった。タワー本体のみの購入というのは一般的には自分のような仕事で使う場合が多く、販売しているメーカーも限られ、国内メーカーだと全体的に価格設定が高い。
前に使っていたWindows7のときに比べると、同じi3でクラスが1ランク上がってメモリが倍になったにせよ、4万円弱高くなり、大変に高い買い物をしたと思っていた。
新しいパソコンに、前と同じ環境を整えるため、新しいバージョンのソフトを購入しインストールしようとしたところ、インストール画面が表示されなく、ソフトメーカーのサポートはメールで問い合わせしても回答が送られてこなく、まして電話のサポートは電話番号すら書かれていなかった。これは結果からみてみれば、ソフトメーカーの常識外れのDATA収録方法、説明書不足によるものだった。
困ったあげく、EPSONのサポートに電話し状況を話し、多分サポート外だったと思うが、大変親切に教えていただき、無事にインストールすることができた。
前のパソコンのときにも同様の事例があり、大変に助かった記憶がある。
本当に親身になって対処してくれる気持ちの流れが、電話口から伝わってくるEPSONサポートの対応は、価格が高くても、このパソコンを購入して大正解だった、という強い気持ちにつながった。