当記事では、マウスコンピューターが販売する「DAIV S4-I7G1BCB-A」についてレビューと口コミをまとめています。2023年4月に発売された新しいクリエイターノートPCです。14.0インチFHDディスプレイを搭載しています。15.6インチモデルよりも一回り小さく持ち運びがしやすいです。ポータブル性を重視したい方は必見です。
CPUにはCore i7-1260Pを、GPUにはGeForce GTX 1650 Laptopを搭載しています。モバイル向けモデルとしては高い性能を有するモデルだと言えます。動画編集・画像編集・WEBデザインなどの用途に最適です。グラフィックボードを搭載していることで3Dグラフィックス処理にも対応できます。メモリ16GB、SSD 512GB NVMeと構成も十分です。
目次
DAIV S4-I7G1BCB-Aのスペック
ブランド | マウスコンピューター |
製品名 | DAIV S4-I7G1BCB-A |
価格 | 159,800円(税込) |
液晶サイズ | 14.0インチFHD |
リフレッシュレート | 60Hz |
重量 | 約1.44kg |
バッテリー駆動時間 | 約10.0時間 |
CPU | Core i7-1260P |
グラフィックボード | GeForce GTX 1650 |
メモリ | DDR4-3200 16GB |
SSD | 512GB NVMe |
HDD | × |
カードリーダー | SDカードリーダー |
光学ドライブ | × |
保証 | 3年間 |
サポート | 24時間365日 |
おすすめ度 | ★★★★★★☆☆☆☆ |
CPUにはPシリーズ上位のCore i7-1260Pを搭載しています。GPUはTuring世代のエントリークラスであるGTX 1650 Laptopです。メモリDDR4-3200 16GB、SSD 512GB NVMeと構成も平均以上です。カードリーダーはSDカードリーダーが標準搭載です。標準保証は3年間です。おすすめ度は★六個です。サポートは充実していますが、価格が少し高めで評価を落としています。
DAIV S4-I7G1BCB-Aのカスタマイズ
DAIV S4-I7G1BCB-Aのおすすめカスタマイズを紹介しています。メモリやストレージなどハード面のカスタマイズよりもサポート面を中心に選ぶのが良いと思います。ハードのカスタマイズを考えている方は初めから性能に合ったモデルを購入する方が安上がりです。
ノートオプション ★★★☆☆
出荷日調整サービス ★★★★★
サポート ★★★★☆
破損盗難保証サービス ★★★☆☆
DAIV S4-I7G1BCB-Aのおすすめ用途
デュアル | 動画視聴 | ビジネス | Skype | 動画編集 | RAW現像 | デイトレ |
◎ | ☆ | 〇 | ☆ | 〇 | 〇 | 〇 |
ゲーム | ゲーム実況 | マンガ | デザイン | DTM | CAD | ゲーム開発 |
△ | × | 〇 | 〇 | ◎ | △ | △ |
DAIV S4-I7G1BCB-Aの性能
Core i7-1260P
GeForce GTX 1650 Laptop
DAIV S4-I7G1BCB-Aを選ぶ3つの理由
i7-1260P搭載で性能と省電力性のバランスが良いから
DAIV S4-I7G1BCB-Aは、CPUにCore i7-1260Pを搭載したクリエイターノートパソコンです。12コア16スレッドとマルチコア性能が高くクリエイター作業にも最適です。従来のコア相当のPコア自体は4コアと変わりませんが、8つのEコアが追加されました。バックグラウンドでの作業を効率的に行なえます。PシリーズはIntel第十二世代になって追加されました。これまでのシリーズとHシリーズの間に収まります。
Pシリーズは、性能と省電力性のバランスを取ったCPUで扱いやすさが特徴です。Pシリーズのおかげでノートパソコンに新たなラインナップが追加されることになります。Intel第十一世代CPU搭載モデルを持っている方でも買い替えのメリットがあります。また、グラフィックボードを搭載していることでWEBデザインなどでの3Dグラフィックス処理にも対応しやすいです。できることの幅が広がりますね。
本体が軽くて持ち運びがしやすい
DAIV S4-I7G1BCB-Aは本体重量が約1.44kgと非常に軽く持ち運ぶ機会が多い方におすすめしやすいです。当サイトとしては持ち運びがしやすいかどうかの判断は2.0kgを基準に考えています。2.0kgのモデルであればカバンに入れて持ち運びが行なえます。その基準から見て30%程度軽くよりポータブル性が高いです。1.5kgを切る価格は重宝します。
液晶サイズは最近人気のある14.0インチディスプレイとなっています。13.3インチよりも一回り大きいので視認性が良くなります。15.6インチを基準とすればややポータブル性重視のモデルだと言えますね。バッテリー駆動時間も約10.0時間と長めです。外出先に電源を取る環境がなくても問題ないでしょう。
標準で3年保証など手厚いサービスを受けられるから
マウスコンピューターでは2023年4月以降登場したモデルについては標準で3年間保証が付くようになりました。DAIV S4-I7G1BCB-Aも3年間の保証が付いています。ほとんどのBTOメーカーでは1年保証が一般的なので、保証期間が長いというのは強みになります。BTOパソコンに慣れていない方も安心して購入できるのではないかと思います。また、24時間365日の電話サポートも標準で付いてくるのは嬉しいですね。パソコンのトラブルがあってもすぐに相談できる環境があります。
DAIV S4-I7G1BCB-Aの弱み
性能に対して価格が高めになっている
DAIV S4-I7G1BCB-Aの弱みの一つは価格の高さです。Core i7-1260P搭載モデルとしては割高です。他社BTOメーカーでならグラフィックボード非搭載で20%程度安く購入できます。価格を高めにしているのはマウスコンピューターの販売戦略によるものでしょう。価格競争を行うとPC一台の利益率が下がり上場企業の子会社としては動きづらくなりそうです。
事業としての利益率を上げるためにプレミアム価格での販売を行っているということです。3年間の無償保証や24時間365日の電話サポートなどで付加価値を付けています。Pシリーズ×グラフィックボード搭載モデルは希少ですので、そこに魅力を感じる方ならおすすめです。性能を重視するならCore i7-12700H×RTX 3050搭載モデルなどを選択する方が良いと思います。
旧世代のCPU・GPUを搭載している
当該モデルで採用されているのは旧世代のCPUとGPUです。CPUについては一世代前、GPUについては二世代前となります。当然現行モデルと比べるとパフォーマンス面で見劣りしてしまいます。せめて旧世代に合わせた価格設定になっていれば良かったのですが、現在の価格だと魅力半減です。セール・キャンペーン期間中で安くなっていれば旧世代のCPU・GPUを搭載していることが強みになる可能性があります。購入のタイミングには注意してください。
TUF Gaming F15 FX507ZEと比較
ブランド | マウスコンピューター | ASUS |
---|---|---|
画像 | ||
製品名 | DAIV S4-I7G1BCB-A | TUF Gaming F15 FX507ZE |
価格 | 159,800円(税込) | 139,800円(税込) |
送料 | 無料 | 770円(税込) |
納期 | 最短翌営業日 | 最短翌営業日 |
保証 | 3年間 | 1年間 |
サポート | 24時間365日 電話サポート | 9:00-19:00 電話サポート |
液晶サイズ | 14.0インチ FHD | 15.6インチ FHD |
リフレッシュレート | 60Hz | 144Hz |
重量 | 約1.44kg | 約2.20kg |
バッテリー駆動時間 | 約10.0時間 | 約6.8時間 |
CPU | Core i7-1260P (12コア16スレッド) | Core i7-12700H (14コア20スレッド) |
GPU | GTX 1650 | RTX 3050 Ti |
メモリ | DDR4-3200 16GB | DDR5-4800 16GB |
SSD | 512GB NVMe | 512GB NVMe |
HDD | 非搭載 | 非搭載 |
光学ドライブ | × | × |
カードリーダー | SDメモリーカード | × |
ACアダプタ | 120W | - |
公式 | 公式 | 公式 |
TUF Gaming F15 FX507ZEは15.6インチFHDディスプレイを搭載しています。144Hz対応でゲームプレイにも対応可能です。DAIV S4-I7G1BCB-Aは14.0インチFHDディスプレイを搭載しています。対応リフレッシュレートは60Hzと標準的です。本体重量は14.0インチディスプレイを搭載しているDAIV S4-I7G1BCB-Aの方が35%軽く約1.44kgです。バッテリー駆動時間もDAIV S4-I7G1BCB-Aはの方が50%程度長くなっています。
性能面ではTUF Gaming F15 FX507ZEが上です。CPUにはハイパフォーマンスモデルのCore i7-12700Hを、GPUにはGeFore RTX 3050 Ti Laptopを搭載しています。DAIV S4-I7G1BCB-Aよりもそれぞれおよそ60%・50%も高いです。セール期間中ならおよそ2万円安く魅力的ですね。メモリも高クロックなDDR5-4800 16GBを搭載しています。ポータブル性やマウスブランドを重視したい方でなければTUF Gaming F15 FX507ZEがおすすめです。
DAIV S4-I7G1BCB-Aの口コミ
発売間もない製品のため口コミがありません。
DAIV S4-I7G1BCB-Aのケースデザイン
正面
当該モデルでは14.0インチFHDディスプレイを搭載しています。狭額縁デザインを採用していて視認性が高いです。ディスプレイの上部にはWEBカメラ・デュアルアレイマイクが搭載されていてWEB会議などに使用可能です。Windows Hello対応カメラでログインも容易に行なえます。タッチパッドも使い勝手が良いですね。
天板
天板にはDAIVブランドのロゴが刻印されています。シンプルなデザインで使用場所を選びません。
キーボード
キーボードはテンキーレスです。ノートパソコンとしては標準的なサイズ・キー配列だと言えます。手が大きな男性だと窮屈さを感じてしまうかもしれませんが、ノートパソコンなら妥協すべきポイントだと言えます。
前後
本体の前と後ろはシンプルです。モデルによってはI/Oインターフェースが搭載されていることもありますが、DAIV Sシリーズでは背面の通気口のみです。
インターフェース
左側面にはセキュリティスロット、ネットワーク端子、USB 3.0 Type-A、カードリーダー、Thunderbolt 4が配置されています。右側面にはヘッドセット端子、USB 3.1 Type-C、USB 3.0 Type-A、HDMI、電源ボタン、電源端子が配置されています。
当記事のまとめ
当記事では、DAIV S4-I7G1BCB-Aのレビュー&口コミについて紹介しました。新しいモデルということもあってまだ口コミについては収集中です。DAIV S4-I7G1BCB-Aは、Core i7-1260P×GTX 1650 Laptop搭載のクリエイターノートパソコンです。14.0インチFHDディスプレイを搭載しています。本体重量約1.44kgと軽くて持ち運びもしやすいです。バッテリー駆動時間も約10時間と余裕があって外出先での作業にも対応できます。
Core i7-1260PはIntel第十二世代の上位モデルで高いパフォーマンスを発揮します。12コア16スレッドとハイブリッドアーキテクチャを採用していて動画編集・画像編集などの作業への適性が高いです。また、エントリークラスながらグラフィックボードを搭載していて3Dグラフィックス処理にも対応できます。GPGPU対応アプリケーションの使用を考えている方におすすめです。価格が高めなのがネックですが、マウスコンピューターのブランドやサポートに魅力を感じる方であれば選ぶ価値があります。
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