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管理人管理人

当記事では、グラフィックボードごとに最適なCPUを比較して紹介しています。ゲームを快適にプレイするには、バランスの取れたパーツ選びがキーとなります。グラフィックボードの性能は高いのに、CPUの性能が低いと足を引っ張って性能を最大限に引き出せないということです。逆もしかりです。

ゲームにおすすめのグラフィックボード」でゲーマーが選ぶべきグラフィックボードは、RTX 3080・RTX 3060 Ti・RTX 3060の三種類であることを解説しました。そこにRTX 3070・RTX 3050・GTX 1650の三つを加えて話を進めていきます。これでゲーミングPCにおける重要なパーツの1つが決まったことになります。次はCPUのことを考えなくてはいけません。

さとみさとみ

CPUも大切だったんですね。ゲームはグラフィックボードがあればなんとなると漠然と考えていました。CPUも重要だということはわかりました。ただ、CPUも種類がたくさんあってどれがいいのかわかりません。知識のない私からするとCPU選びも一苦労です。組み合わせを考えるとかなりあると思いますので、私のように悩んでいる方が多いのではないでしょうか。どのCPUがいいのか教えてください!

管理人管理人

確かにゲームだとグラフィックボード>CPUと考えがちだね。でもいわゆるボトルネック問題があるので、ある程度バランスを考えて選択する必要があるんだよ。中上級者の方ならグラフィックボードが決まれば、CPUはある程度目星が付けやすいと思います。

ただ、さとみさんのように初心者の方には難しいですよね。ここでは、どのCPUを選ぶべきかわからないという初心者の方向けにグラフィックボードを基準に最適なCPUを紹介しているよ!グラフィックボードとCPUが決まったら、ゲーミングPC購入目前。

グラフィックボード&CPUのバランスを比較

GeForce RTX 3080

RTX 3080kurouto画像引用元:https://www.zotac.com/

i9-12900Ki7-12700Ki7-12700i5-124009 5900X7 5800X5 5600X5 4500
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2023年時点で最高峰のグラフィックボードです。より上位のRTX 3090やRTX 3080 Tiもありますが、BTOパソコンではそれほど一般的ではありません。その点RTX 3080は価格も抑えられていて選びやすいです。RTX 3080の高い性能を支えるCPUとしては、トップクラスの性能を誇る「Core i9-12900K」や「Ryzen 9 5900X」がベストです。Intel第十二世代はハイブリッドコアアーキテクチャを採用したおかげで性能が高くCore i7-12700Kでもバランスを取れます。RTX 3080搭載モデルで、CPUがCore i5あるいはCore i3という組み合わせを持つモデルはないと考えて良いでしょう。選択肢が限られていることから選ぶのは簡単だと考えて良いですね。グラフィックボードにお金を掛けたら同じぐらいにCPUにもお金を掛けましょう。

イチオシモデル

GALLERIA ZA9C-R38

GALLERIA XA7C-R70S
価格:379,980円(税込)
CPU:Core i9-12900K
GPU:GeForce RTX 3080
メモリ:DDR4-3200 16GB

公式

GeForce RTX 3070

rtx3070zotac画像引用元:https://www.zotac.com/

i9-12900Ki7-12700Ki7-12700i5-124009 5900X7 5800X5 5600X5 56005 4500
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RTX 3070は、ハイクラスのグラフィックボードです。前世代のRTX 2070 Super/RTX 2070から70番台のグラフィックボードは高い人気を持っています。このRTX 3070も人気は高いですが、やや価格が高めでコストパフォーマンスがいまいちなのでネックです。下位モデルのRTX 3060 Ti搭載モデルとしっかり確認する必要がありますね。WQHD環境でのゲームプレイを考えている方におすすめです。

イチオシモデル

raytrek XF

raytrek XF
価格:224,980円(税込)
CPU:Core i7-12700
GPU:GeForce RTX 3070
メモリ:DDR4-3200 16GB

公式詳細

GeForce RTX 3060 Ti

rtx3060tikurouto画像引用元:https://www.kuroutoshikou.com/

i9-12900Ki7-12700Ki7-12700i5-124009 5900X7 5800X5 5600X5 55005 4500
RTX 3060 Tiはハイクラスのグラフィックボードです。RTX 3070よりも価格が安くコストパフォーマンスに優れているため人気が出てきました。一時売り切れが続いていましたが、ここ最近は供給が安定しています。ふさわしいCPUは最低でもCore i5-12400以上となります。Intel第十二世代Core iシリーズならCore i5でも対応できます。AMDならRyzen 7 5800XやRyzen 5 5600Xが好ましいです。RTX 2080 Superを超える性能に合わせてCPUも優秀である方が良いですね。せっかくの性能を引き出せるように妥協しないことが大切です。

イチオシモデル

G-Tune HL-B-3060Ti-MGZN

littlegear
価格:204,800円(税込)
CPU:Core i5-12400
GPU:GeForce RTX 3060 Ti
メモリ:DDR4-3200 16GB
SSD:512GB NVMe
HDD:非搭載

公式詳細

GeForce RTX 3060

rtx3060palit画像引用元:https://www.palit.com/

i9-12900Ki7-12700Ki7-12700i5-124009 5900X7 5800X5 5600X5 56005 4500
RTX 3060は、価格も手頃で人気のあるグラフィックボードです。RTX 2060 Superよりも高い性能を得られます。レイトレーシング・DLSS機能も搭載しています。さて、このミドルクラスのグラフィックボードに最適なCPUはCore i5-12400以上となります。価格を抑えることを重視した選択が良いと思います。RAW現像や動画配信なども行いたいという場合はi7シリーズにしておく方が安心です。

イチオシモデル

LEVEL-M06M-124-RBX-D

LEVEL-M046-iX4-RJS
価格:159,800円(税込)
CPU:Core i5-12400
GPU:GeForce RTX 3060
メモリ:DDR4-3200 16GB
SSD:500GB NVMe
HDD:非搭載

公式

GeForce RTX 3050

elsartx3050画像引用元:https://www.zotac.com/

i9-12900Ki7-12700Ki7-12700i5-124009 5900X7 5800X5 5600X5 56005 4500
GeForce RTX 3050は、Ampere世代のエントリークラスモデルです。GTX 1650の後継モデルとなっています。レイトレーシングにも対応していますが、適正は低く期待はできません。ゲーミング性能は標準的でGTX 1660 Tiに近い性能を持っています。GTX 1650と比べると性能の底上げが行われています。価格帯的にもGTX 1660 Tiに似ていることもあってGTX 1650の併売が続きます。

イチオシモデル

FRGXB660/WS14/NTK

FRGXB460WS10
価格:135,800円(税込)
CPU:Core i5-12400F
GPU:GeForce RTX 3050
メモリ:DDR4-3200 16GB

公式

GeForce GTX 1650

gtx1650画像引用元:https://jp.msi.com/

i9-12900Ki7-12700Ki7-12700i5-124009 5900X7 5800X5 5600X5 56005 4500
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GeForce GTX 1650は、Turing世代のエントリークラスのグラフィックボードです。2019年4月に発売されてすでに三年の月日が流れていますが、今でも購入することができます。後継モデルであるRTX 3050が登場していても併売されているのは驚きですね。GTX 1650は性能の高いグラフィックボードではありません。FULL HD環境で設定を下げることである程度ゲームプレイに対応できます。予算を抑えたゲーミングPC選びをしたい方におすすめです。

イチオシモデル

Magnate MH

Magnate MT
価格:114,980円(税込)
CPU:Core i5-12400
GPU:GeForce GTX 1650
メモリ:DDR4-3200 16GB
SSD:500GB NVMe
HDD:非搭載

公式

CPUのボトルネックについて

ボトルネックとは?

CPUのボトルネックとは、負荷の高い作業をするときにCPUが足を引っ張ってしまう現象のことです。ハイエンドクラスのグラフィックボードとエントリークラスのCPUを使用しているときに実感しやすいと言えます。ボトルネックかどうかは負荷の見ることである程度判断できます。ゲームプレイ中でCPU負荷が70%を超えて、かつGPU負荷よりも大きいならボトルネックと考えられます。

イメージとしては、仕事のできる現場の作業員(グラフィックボード)と作業員に指示をする監督(CPU)の関係だと考えていると良いかもしれません。作業員がグラフィック処理を素早く行ったとしても、監督の指示が遅いので一部の作業が進まないということです。

ゲームプレイにおいては3Dグラフィック処理だけではなく、各種当たり判定などCPU依存のものもあります。どちらかが極端に遅いと、片方は作業を待つことになるので遅延が発生したり、カクカクしてしまったりと不具合が生じます。本来はもっと高いパフォーマンスを出せるのに、最大限に発揮できなくなるもどかしい状況です。

CPUの進化は鈍化傾向にあった!

第八世代が出るまではCPUの性能については頭打ちの状態でした。一方、グラフィックボードは登場ごとに明らかな性能アップを実現しています。このときにボトルネックという考えが生まれ世界中で議論されることになりました。特に第四世代から第六世代にかけてはほとんど性能が変わっていません。

メモリの規格が変わったことで実質性能が上がっていますが、CPUだけの性能を見るとほとんど変わっていないと言えます。また、CPU内臓のグラフィックス性能は向上しています。CPU本体以外のことで進化はしていたのです。そして、ついに2017年の第八世代の登場によってCPU自体も向上する結果となりました。やっとグラフィックボード性能の進化に付いていけるレベルまで引き上げられたのかもしれません。

第九世代になってさらに進化しています。その後第十・第十一と着実に進化を続け、Intel第十二世代ではハイブリッドコアアーキテクチャを採用していてより高いパフォーマンスを発揮します。AMD製CPUもプロセスの微細化を進めていて、第五世代(Zen 4)Ryzenシリーズでは、Intel第十二世代に匹敵する性能を持っています。

ベンチマークから見るCPUの重要さ

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GeForce RTX 3080を基準に各CPUを搭載したときのFar Cry 5プレイ時のフレームレートを表しています。さて、このフレームレートを見るとグラフィックボードが同じでもCPU性能の高さがスコアに反映されていることがわかります。フルHD環境においてRyzen 9 5950X以下のモデルでは150fps以下となっていますが、Core i7-12700からは160fpsを超えています。明らかな壁があることがわかりますね。

同じRTX 3080であってもここまでフレームレートが変わるということはやはりCPUがボトルネックになるというのは十分あり得るということです。高リフレッシュレートでのゲームプレイを考えているならCPU性能は高い方が好ましいです。高解像度になるほどフレームレートの差が小さくなるのはボトルネックがCPUからGPUに移るからです。ゲーム用途ではRyzen 7 5800X3Dがトップで他はIntel製CPUが優勢です。Ryzen 7 5800X3Dについてはゲーム以外の用途に弱いというデメリットがありますので、ゲームプレイとその他PC作業のバランスを考えるとやや見劣りしてしまいます。

当記事のまとめ

管理人管理人

当記事では、グラフィックボードを基準としてCPUを比較して紹介しました。基準となるグラフィックボードは、「RTX 3080」、「RTX 3070」、「RTX 3060 Ti」、「RTX 3060」、「RTX 3050」の五種類です。ゲーミングPCの主軸と言えるグラボだからです。CPUを選ぶ際にはグラフィックボードとの相性を考えるのが効果的です。CPUがボトルネックとなって性能を最大限に発揮できないと非効率です。ぜひ最適な一台を見つけてくださいね!

最後に当サイトが厳選したおすすめゲーミングPCランキングを紹介しています。難しいことはあまり考えたくないという方はランキングを参考にしてくださいね。今本当におすすめのゲーミングPCを知ることができます。

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