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当記事では、AMD Ryzen搭載のBTOパソコン及びBTOノートパソコンについて紹介しています。2020年になってかつてない程にAMD製CPUを搭載したモデルが増えてきました。
マルチスレッド性能が高いことコスパが高いことがその要因でしょう。AMD自体は株価も順調に推移していて好調さが伺えます。Ryzen第四世代(ノートは第三世代)の発売も控えていて今年も盛り上がること間違いなしですね。
BTOメーカーのAMD取り扱い状況について
現在国内外を問わず多くのBTOメーカーでAMD Ryzenシリーズ搭載のBTOパソコンを販売しています。ユーザーからするとIntel以外の選択肢があるのは魅力的ですね。国内メーカーの場合マウスコンピューター、TSUKUMO、パソコンショップセブンなどから販売されています。
ドスパラはゲーミングPCブランドのガレリアではラインナップが多いものの、一般モデルではそれほどラインナップがありません。パソコンショップセブンなどでもグラフィックボード標準搭載のモデルが多く実質ゲーミングPCといえます。RyzenシリーズはゲーミングPCの方が需要があるのかもしれません。
ノートパソコンになると海外メーカーが中心となります。LenovoやHPから販売されています。過去にはASUSなどからも販売されていましたが、現在は品切れ中です。ラインナップが追加されるのは第三世代になってからになると思います。国内メーカーではマウスコンピューターから一台だけ販売されているぐらいです。
AMD Ryzen搭載モデルが人気の理由
マルチスレッド性能が高い
Ryzenシリーズの特徴としてコア数/スレッド数がIntel製CPUよりも多い傾向にあります。そのため、マルチスレッド性能が高く動画編集、RAW現像、3D CADなどのアプリケーションの適正が高くなっています。
また、ゲームプレイでは最適化の問題などからやや不利と思われていましたが、第三世代Ryzenになって大きくパフォーマンスは向上しています。これまで以上にAMDが選ばれやすい環境となっていると言えます。
コスパが高い
性能の高さと関連してコスパの高さも光ります。Intelと比較して同じ価格を出してもよりコア数/スレッド数の高いモデルを選択することができます。クロック周波数も引き上げられていてポテンシャルが高いです。
コストパフォーマンスの高いパソコンが欲しいと考えている方は是非チェックしてくださいね。満足度のCPUであることは間違いありません。
一定数のAMDファンがいる
AMDは昔から多くのファンがいる企業です。海外の掲示板でも新しい製品が発売されると盛り上がっています。性能の高さはもちろんAMDが新しい技術を追い求めることを重視しているところに魅力を感じるのかもしれません。
それはCPUの重要なアーキテクチャであるプロセスの縮小化に注力していてすでに7nmプロセスの実用化に成功しました。プロセスが小さくなるとより性能が高くなるためメリットが大きいです。Intelがまだ10nmであることを考えると一歩先をいっていることがわかります。
AMD Ryzenシリーズの性能比較
AMD Ryzenの性能についてデスクトップ向けとモバイル向けに分けて比較していきます。比較対象として競合であるIntel製のCPUを選んでいます。
デスクトップ向け
ただし、注意点としてゲームプレイにおいてはIntelの方が有利なことが多いです。これはゲーム側の最適化の問題もあります。それでも特に人気タイトルについてはドライバの更新などで対応されるので、それほど心配する必要はありません。
モバイル向け
Ryzen搭載のおすすめBTOパソコン&ノートパソコン
LUV MACHINES AR420SN-M2S2(マウスコンピューター)
価格:54,800円
CPU:Ryzen 5 3400G
GPU:Radeon RX Vega 11 グラフィックス
メモリ:DDR4 8GB
SSD:256GB M.2
HDD:非搭載
LUV MACHINES AG400BN-M2S2(マウスコンピューター)
価格:82,800円
CPU:Ryen 5 3600
GPU:GeForce GTX 1650
メモリ:DDR4 8GB
SSD:256GB M.2
HDD:非搭載
AeroStream RM7A-D194/T(TSUKUMO)
価格:99,800円
CPU:Ryzen 7 3700X
GPU:GeForce GTX 1050 Ti
メモリ:DDR4 8GB
SSD:240GB
HDD:非搭載
Ryzen搭載のおすすめBTOノートパソコン
ThinkPad E595:スタンダード(Lenovo)
価格:50,600円
CPU:Ryzen 3 3300U
GPU:Radeon Vega 6 Graphics
メモリ:DDR4 4GB
SSD:128GB M.2
HDD:非搭載
mouse X5-B(マウスコンピューター)
価格:89,800円
CPU:Ryzen 5 3500U
GPU:Radeon Vega 8 Graphics
メモリ:DDR4 8GB
SSD:256GB M.2
HDD:非搭載
ENVY x360 13 パフォーマンスモデル(HP)
価格:94,500円
CPU:Ryzen 7 3700U
GPU:Radeon RX Vega 10 Graphics
メモリ:DDR4 16GB
SSD:512GB NVMe対応
HDD:非搭載
当記事のまとめ

当記事ではAMD製のCPU「Ryzen」を搭載したBTOパソコンの紹介をしました。Ryzenシリーズの登場でAMDの知名度が高くなっています。アーキテクチャの進化の早さとマルチスレッド性能の高さに多くのユーザーが注目しています。これまでIntel製のCPUしか使っていなかった方でも興味を持っている方が増えているように思います。特にデスクトップ向けCPUはコストパフォーマンスが高く人気が出ています。
各BTOメーカーからも搭載モデルが増えてきていることからもわかりますね。マウスコンピューター、TUSKUMO、パソコンショップセブンなど国内のBTOメーカーでも取り扱いがあります。ノートパソコンについては海外のBTOメーカーが中心です。今後モバイル向け第三世代Ryzenが登場すれば流れも変わってくるかもしれません。
ユーザーからするとやはり業界が盛り上がるのは嬉しいことですね。価格競争も起きますしユーザーは安くより高性能な製品を手に入れやすくなるからです。今後もAMD Ryzenの動きから目を離せません。Intelとの関係については、「IntelとAMDの長いライバル関係を解説【2020年】どっちが良いのかも検証」で詳しくまとめていますので、合わせて読んでくださいね。
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