mcjkessan画像引用元:http://www.mcj.jp/ir/report/briefings.html

管理人管理人

当ページでは、MCJグループの決算書を調べてそこから気付いたことについて紹介しています。ただMCJ(マウスとパソコン工房)だけについて分析するのではなく、できる限りそこから推測できるBTOパソコン業界に関する見解をまとめています。この決算書からわかる「BTOパソコン」とはどのようなものなのでしょうか。これからBTOパソコンの購入を検討中の方はぜひ参考にしてくださいね。

MCJグループを基準にBTO業界を考える

MCJグループをBTOパソコンメーカー全体に当てはまるという前提で話を進めています。現時点で決算書を公開しているのは上場しているMCJグループだけだからです。その他にもBTOメーカーと言えば、ドスパラ、ツクモ、フロンティア、サイコム、パソコンショップセブンなど多くあります。中にはレインのように突然潰れてしまったメーカーもありますが、このこと自体が業界に与えるインパクトはそれほど大きくないと考えています。

各メーカーの2018年最新売上一覧

  • マウス(366.7億円)
  • MCJグループ2018年3月期の数値です。

  • パソコン工房(303億円)
  • MCJグループ2018年3月期の数値です。

  • ドスパラ(351億円)
  • サードウェーブ全体2017年7月期の数値です。パソコン事業単体での売上はわかりませんが、もしかしたらパソコン工房よりも少ないかもしれません。

  • サイコム(20.5億円)
  • 2018年1月期の数値です。

BTOメーカーの売上をまとめています。BTOメーカー自体は10社以上あるのですが、売上を公開しているのは調べる限り4つのメーカーだけです。ただ、いずれも業界でもTOPクラスのメーカーなのでデータとして使いやすいですね。次の項目でも解説しますが、PC市場は縮小傾向にあります。その中でBTO業界は盛り上がっていると言えます。

MCJグループの決算書から思うこと

不調なPC市場に反してBTO PCの販売は好調

pasokonsyukka画像引用元:http://www.mcj.jp/ir/report/briefings.html

PC市場自体が縮小傾向にある中で、MCJのパソコン出荷台数は前期増と確実に販売台数を増やしています。パソコンの販売台数減少の要因はおそらくスマホの普及でしょう。これは誰でも予測できますね。ライトユーザーはパソコンを手放しているのだと思います。

一方、国内大手メーカーが販売台数に伸び悩む中、マウスはゲーミングブランドやクリエイター向けPCに力を入れています。ゲーミングPCブランドの「G-Tune」が大きく売上を伸ばしています。グラフィックがキレイになりより高性能なパソコンが求められることになった結果も考えられます。そして、そのようなユーザーがサブパソコンの購入を検討する時に自然とマウスのBTOパソコンを選択肢に入れるのかもしれません。

また、乃木坂46をTV CMなどに起用したのも功を奏したと言えます。パソコンのメインターゲット層は20代から40代ということをBTOメーカーの担当者が話していましたが、これまで20代~40代でBTOパソコンを知らなかった方に訴求することができたのは大きいですね。そしてそれはBTO PC業界全体の知名度向上に貢献していると考えて良いと思います。BTOパソコン自体コスパが良いので、一度知ってしまうと手に入れざるを得ません。

まだまだBTOパソコンのポテンシャルは高い

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BTOパソコンはこれからも伸び続けると楽観的です。まずは、法人向けパソコンがまだまだ伸びる余地があると考えるためです。これまでパナソニックなど国内大手メーカーの独占に近い状態でしたが、日本の経済が落ち込む中で経費削減に走る経営者の方も多いでしょう。そんな中で価格が安く国内大手メーカーよりコスパの優れたマウスなどBTOパソコンは魅力的です。そうなるとどんどんシェアを獲得することができるのではないかと思います。

さらに、スマホの普及はBTOパソコンにはプラスに働くと考えています。まず、スマホの普及で写真を保存して管理したり、RAW現像をしたい需要は高まるでしょう。そうなったときにBTOパソコンが選択肢に入ります。同様に動画を保存したり、動画の編集をしたりとなるとまたもやBTOパソコンの出番です。こうなると一般的なパソコンメーカーには不利な状況でも、価格が安いオトクなパソコンを提供できるBTOメーカーは有利です。

BTOパソコンは一般ユーザーにも普及している

私が日々生活をしていてBTOパソコンは一般ユーザーに普及しているなーと感じることがあります。マウスの乃木坂起用のCMなどによって明らかに知名度が上がってきていると考えて良いでしょう。その恩恵でパソコン工房やドスパラのことを知る方も多いと思います。つまり、秋葉原や大阪の日本橋に縁がない方やパソコン自体にそれほど興味のない方でもBTOパソコンのことを知っているのです。これは数年前までは考えられませんでした。もっと前に遡るとBTOパソコン=自作経験のある中上級者向けというイメージが強かったです。

今街でアンケートを取ればかなり多くの方が認知しているのではないでしょうか。私も様々な場面で知名度が上がったなと気付くことがあります。まずは、Facebook広告でマウスにいいね!をしている人が増えたことです。私の友人にはパソコンやITに明るくない方も多く、このような人にまで普及しているのかと驚いたことがあります。また、Twitterでも乃木坂46のCMや動画をリツイートしている方が多くなっていることに気付きます。拡散されれば何も知らなかった方にも広めることができます。最後に、仕事で企業の担当の方と打ち合わせをするとマウスのコンピューターを使っている方が多いことに築きました。確かにMCJグループで法人向け販売が好調とありますが、実際にそれを見ると実感が湧きます。

当記事のまとめ

管理人管理人

当記事では、公開されているMCJグループの決算書を元にBTOパソコン業界全体の現在について解説しました。いかがでしたでしょうか。何よりも乃木坂46のCMは大成功で、業界に良い影響を与えたと思います。

TwitterやFacebookなどSNSでも頻繁にシェアされていますし、明らかに知名度が上がっていると考えます。大手メーカーよりも圧倒的にオトクな価格が魅力のBTOパソコンは、個人だけではなく法人にもどんどん広まっていくと考えて良いと思います。今後もBTOパソコン業界の動きに注視します。